接写リング、エクステンションチューブの選び方「初心者が注意するポイント」

機材の情報

接写リング

接写リングとは、デジタル一眼カメラで接写をするための機材です。

接写リングはカメラのボディと交換レンズの間に装着し、強制的に焦点を変更することで通常より近い位置にピントを合わせようとするものです。

<接写リング>

 

同様に接写をするための機材として、マクロレンズというものがあります。

マクロレンズはもともと接写が出来るように設計されているレンズのことです。

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接写リングマクロレンズに比べて、安価ですがレンズを選ぶという特徴があります。

お手軽に楽しめるけど、使えないレンズがあるということですね。

 

では、実際に接写リングを選ぶ際にどういった点に注意すれば良いか解説します。

 



 

【注意点1】マウント形状

デジタル一眼カメラにはマウントという規格が存在ます。

これはボディとレンズを装着する部分の形状で、メーカーシリーズによって違います。

ニコンFマウントにソニーEマウントのレンズは装着できませんし、キャノンEFマウントにRFマウントのレンズは装着できません。

 

同様に接写リングにもマウントがあります。

ソニーEマウントのカメラならEマウント用の接写リングを、ニコンFマウントのカメラならFマウント用の接写リングを選んでください。

変換アダプターを介して装着できない事は無いのですが、思わぬ不具合が発生することがあります。

 

【注意点2】電子接点

デジタル一眼カメラはボディ~レンズ間情報のやり取りをしています。

そのためボディ、レンズの双方に電子接点があります。

<電子接点の例>

これが無かったり汚れていると、情報の伝達が上手くいかず、露出の異常AFの誤動作レンズ情報の欠落など撮影に支障が出る場合があります。

ですから接写リングを選ぶ際は、電子接点がある物を選んでください。

 

注意すべきは同じマウント形状接点が違うものがあることです。

ニコンFマウントは5接点と8接点が存在します。

こういった場合は接写リングが接点数に対応しているか事前に確認しましょう。

 

【注意点3】強度

接写リングはカメラのボディとレンズの間に装着します。

ですから、ボディやレンズの荷重をそのまま受けます。

 

このとき本体強度が足りないマウントの破損接写リング本体の湾曲光軸が曲がるなど不具合が発生します。

ボディのマウントに装着した時にしっかりとした製品を選びましょう。

重めのレンズを装着すると、明らかに重力の影響を受けているのが分かります。

 

特に中華製は要注意です。

マウントのガタつきがある製品が多く、当たり外れもあるため口コミやレビュー等でよく確認しましょう。

良い評価と悪い評価が極端な製品は、当たり外れの多い製品なので要注意です。

安いからといって安易に手を出すと痛い目を見るかもしれません。

 

【注意点4】セット品がお勧め

接写リングには単体のものとセットになったものが存在ます。

購入する際は、セット品がお勧めです。

 

接写リング1本では焦点を変更できる距離が決まってきますし、使えるレンズの種類も狭くなります。

場合によっては手持ちのレンズで使えないということもあり得るでしょう。

 

こういった時、厚みの違う3本セットなどが良いです。

それぞれ単体でも厚みが変わりますし、組み合わせるとより厚みのある接写リングとして使えます。

細かいことが分からない人はセット品を選びましょう。

<12mm、20mm、36mm、3本セット接写リングの例>

 

安くて手軽だけど注意点が多い

接写リングはマクロレンズに比べて手軽に接写を楽しめます。

価格も安いですし、今持っているレンズを使えるのは大きいです。

 

しかし、接写リングには特有の注意点もあります。

マウント形状を合わせるのは当然のこと接点強度など、思わぬ落とし穴も存在ます。

ただ、どんな製品にも利点と欠点が存在します。

接写リングを選ぶ際は、こういった点を理解すれば大きな間違いは無いと考えます。

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