魚眼レンズ
魚眼レンズとはカメラなどに用いられるレンズの一種で、意図的に歪ませた像を表現するものです。
別名フィッシュアイレンズとも呼ばれ、デフォルメした描写が楽しめます。
よく似たものに超広角レンズ(または広角レンズ)というものがあります。
どちらも焦点距離は短いのですが写りには決定的な違いがあります。
ということで、両者を比較しながらその特徴を見てみましょう。
魚眼レンズと超広角レンズの違い
魚眼レンズと超広角レンズの特徴を比較してみましょう。
項目 | 魚眼レンズ | 超広角レンズ |
---|---|---|
焦点距離 | 8~15mm前後 | 10~20mm前後 |
画角 | 180度前後 | 94~135度前後 |
描写 | 湾曲 | 直線 |
被写界深度 | 深い | 深い |
一番の違いは描写で、魚眼レンズが湾曲しているのに対し超広角レンズは直線的です。
このあたりが混同しやすいポイント。
また、画角は魚眼レンズの方が大きい傾向にあります。
魚眼レンズの使い方
魚眼レンズは中心から離れるほど湾曲する特徴があります。
ですから、出来る限り中心に主体となる被写体を持ってきましょう。
構図としては「日の丸構図」や「額縁構図」、「二分割構図」といったものが使いやすいです。
使い道が独特だけど面白いレンズ
魚眼レンズは使い道が独特です。
わざと湾曲させた写真は作品としても使い道が限られるかもしれません。
しかし、魚眼レンズは他にないデフォルメ感が味わえます。
いつもの写真に一工夫欲しい方へ。
この機会に一台いかがでしょうか?
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