TOSHIBA FlashAir
TOSHIBA FlashAirは無線LAN式のSDカードです。
無線LANが搭載されいていないデジタルカメラ等でも、パソコンやスマホに無線LANを通じてデータを転送できます。
もちろん、通常のSDカードとして使用することも可能です。

製品化されているのは、16GB、32GB、64GBの3種類。
無線通信御能が無いデジタルカメラから、スマホに無線でデータが飛ばせる便利な製品です。
FlashAirはなかなか繋がらない?
FlashAirがなかなか繋がらないというコメントを見かけます。
所詮、電波ですので有線よりは接続が不安定になるのは仕方がありません。
ただ、一つ一つ問題を潰せばほぼ問題なく繋がります。
それでは確認していきましょう。
専用のアプリケーションが必要
FlashAirで無線LAN通信する際は、専用のアプリケーションが必要です。
これが無いと無線LANで接続することができません。
まずは、アプリケーションをダウンロードし、インストールしましょう。
動作環境はダウンロードページをご確認ください。
デジタルカメラ等の電源を入れる
まず、大前提としてFlashAirの挿入されたデジタルカメラ等の電源が入っていないと動きません。
通電することによって、初めてFlashAirは動作するのです。
電源が入っているか確認しましょう。

カードを読み込みの状態にする
デジタルカメラ等の電源が入っていても、スリープ状態になっている場合があります。
特に、最近のデジタルカメラ等は省電力化のため、電源が入っていてもしばらくするとスリープ状態になるものがあります。
スリープ状態になるとSDカードに通電しません。
ですから、シャッターボタンを半押ししたり、再生ボタンを押してSDカードを通電状態にしてください。
カメラの電源設定で、スリープしないようにしておくのも有効です。
2スロットの注意点
デジタルカメラによっては記録メディアが2枚入るものがあります。
こういった2スロットの製品は、上手く通電しない事があります。
なかなかFlashAirから電波が飛ばない時は、記録メディアをFlashAir1枚だけにすると上手くいく場合がります。

スマートフォンのGPSはONに
FlashAirアプリはスマートフォンのGPS機能を使います。
ですから、スマートフォンのGPS機能はONにしておいてください。
FlashAirアプリ起動時に確認画面が立ち上がったら、GPSはONにして下さい。
スマートフォンのWifiを確認
スマートフォンのWifi設定を確認してください。
「設定」
↓
「無線とネットワーク」
↓
「Wifi」
で確認できます。
FlashAirアプリを起動した時点で、スマートフォンが他のWifiに接続されている場合、FlashAirの電波と接続できません。
この場合は、既に接続済みのWifiを切って下さい。
自動接続にしていると何度も接続してしまうので自動接続も切っておくと良いです。
Wifiの設定画面で「flashair_2000」(機種によって違う)という電波を見つけて強制的に接続するのも有効です。
また、Wifiを強制的に使うようなアプリは停止させるか、Wifiが動かないように設定変更してください。
また、都会などWifiが込み合っているような場所ですと接続し辛いことがあります。
カメラマンが多く集まる場所でFlashAir同士の混線なんていうのもあります。
パスワードの確認
FlashAirの接続にはパスワードが必要です。
初期パスワードは12345678。
変更していなければ、このパスワードで繋がります。
「パスワードが間違っています」と表示される場合は。パスワードが変更されている可能性が高いです。

認識まで10秒ぐらいかかる
FlashAirアプリが、FlashAirを認識するまで10秒ぐらいかかります。
ですから、アプリの接続をタップしたらしばらく待って下さい。
遅いからといって直ぐに電源を落としたり、FlashAirアプリを終了させてはいけません。

パソコンのカードリーダーで同じ操作をしてみる
どうしてもカメラに入れた状態で電波が飛ばない時は、パソコンでテストすることが出来ます。
パソコンの電源を入れ、カードリーダーにFlashAirを挿入してさい。
FlashAirをパソコン上で認識出来たら、この状態でスマートフォンでWifiの状態を確認します。
しばらくしてもFlashAirの電波が飛んでいなければ、メディアの通信機能自体が壊れている可能性があります。
別のスマートフォンやタブレットで確認したり、FlashAirの挿し直しでも変わらないようなら、破損を疑って下さい。
破損の場合は東芝サポートセンターへ。
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