【麻雀?】小三元レンズってどういう意味?

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小三元

大三元があれば小三元もある。

小三元も麻雀の役のひとつです。

白、発、中、三元牌のいずれかを雀頭とし、残り2つを刻子もしくは槓子にすることで成立します。

 

小三元レンズ

レンズにも小三元と呼ばれるものがあります。

大三元レンズが開放値f2.8通しの広角ズーム標準ズーム望遠ズームを指すのに対し、小三元レンズは 開放値f4通しの広角ズーム標準ズーム望遠ズームを指します 。

麻雀の大三元に対して、同じようで少し低い役である小三元になぞらえ、大三元レンズより少し性能の落ちる同じような焦点距離のレンズを小三元レンズと名付けました。

  

小三元・広角ズームレンズ

小三元の広角ズームレンズとはワイド側が12~16mm、テレ側が20~35mmのズームレンズです。

焦点距離はメーカーにより若干の差がありますが、絞りの開放値はf4で統一されています。

 

小三元レンズはメーカーによりポジションが違うため、あまり力を入れていないメーカーと力を入れているメーカーに分かれます。

特に広角ズームレンズは小三元という分類から少し外れているものもあり、メーカーによっては標準ズームと焦点距離のつながりが無い場合もあります。

  

小三元・標準ズームレンズ

小三元の標準ズームレンズとはワイド側が24~35mm、テレ側が60~135mmのズームレンズです 。

同じく絞りの開放値はf4に統一されていますが、大三元の標準ズームに比べてメーカーの積極度は低いようです。

利点としては大三元より軽く、コンパクトで値段も安いという事でしょう。

  

小三元・望遠ズームレンズ

小三元の望遠ズームレンズとはワイド側が50~80mm、テレ側が180~210mmのズームレンズです。

絞りの開放値はf4とおしで、こちらも大三元に比べると作っているメーカーは少なく、売れ筋で無いことがよく分かります。

特に望遠側ではボケ味の良さでf2.8より劣るためあまり人気が無いと言えます。

利点は標準ズームと同じく軽く、コンパクトで値段も安いという事ぐらいでしょう。

  

小三元レンズは中途半端だけど個性的

小三元レンズは大三元レンズに比べると性能は中途半端です。

広角、標準ズームまでは使えますが望遠ズームはあまりメリットを感じません。

 

全体的にコストは抑えられているので、安く通しレンズをそろえるという意味では良いでしょう。

しかし大三元のf2.8を経験してしまうとf4は物足りなく感じてしまうでしょう。

それに安いといってもそこまで差が無いのも確かです。

 

ただ大三元に無くて、小三元にあるという面白いレンズもいくつかあります。

例えばニコンのAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

大三元の標準ズームはテレ側が70mmまでというのが多いのですが、このレンズは120mmまで使えます。

望遠側50mmの差ですが用途によっては使えると思います。

 

あとはソニーのFE 12-24mm F4 G Eマウント

こちらの最大の魅力はワイド側が12mmまで使えるという事です。

大三元の広角ズームは多くが14mmまでですので、2mm短いというのは大きいです。

小三元レンズらしからぬ値段ですが、お勧めの1本でもあります。

 

このように小三元レンズの中にも大三元レンズに負けない魅力的な製品があります。

ただ、小三元レンズは大三元レンズの廉価版となっているものが多いことも確かですので、そういったものには手を出さない方が良いと考えます。

買うときは一気に大三元レンズまで行ってしまうことをお勧めします。 

 



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