三脚があれば出来る4つのこと(コツを知り便利に使う)

撮影術
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三脚

三脚はカメラ等を3本の脚で支える撮影機材のひとつです。

 

一般的には、自撮りなどカメラをのせて撮るだけのものと思われがちですが、それだけにしてしまうのは勿体ないです。

三脚には、「ただカメラをのせて撮る」以外に出来ることがあります。

 

ちょっと、見方を変えただけなのですが覚えておくと、表現の幅は大きく広がります。

それでは代表的なものを紹介しましょう。

 



スローシャッターが切れる

スローシャッターとは、長いシャッター速度のことです。

具体的な基準は曖昧ですが、シャッター速度1秒や10秒などを指します。

 

ただ、カメラのシャッター速度は1/レンズの焦点距離以下となると、手ブレを起こしやすくなります。

ですから50mmレンズ(フルサイズ)を使っているなら1/50秒以下にすると手ブレのリスクが増えるということですね。

もちろん,1秒や10秒なんて手ブレ写真にならないわけがありません。

 

こんな時は、三脚の出番です。

三脚でしっかり固定することで、手ブレのリスクを減らすことが出来ます。

 

同じ構図での多重撮影が出来る

三脚はカメラを固定できます。

 

固定できるということは、1枚目と2枚目で同じ写真が撮れるということです。

これを踏まえると、1枚目の写真に2枚目の写真を重ねる「多重撮影」も可能です。

 

以前紹介した、「被写界深度合成」も多重撮影の一種です。

被写界深度合成(フォーカスシフト)の実力「プラモデル、模型の撮影に最適」
模型を撮影すると、被写界深度の関係で後ろの方がボケてしまう事はよくあります。 特にフルサイズデジタル一眼などイメージセンサーの大きなカメラはボケやすいです。 そんな時に便利なのが被写界深度合成。 その効果について検証します。

そう考えると、多重撮影には応用が出来るということです。

 

応用を覚えると、表現は広がります。

三脚を使って多重撮影を覚えると良いですね。

 

構図の微調整が出来る

三脚を使うと構図の微調整がしやすいです。

 

手持ちで撮影すると、しっかり構図を決めたと思っていても、微妙にズレたりすることはよくあります。

人の体は、想像しているより動いてしまうのです。

ズレたり傾いたりしたからといって、撮影する度に構図を確認していては効率が悪いです。

 

こんな時は三脚の出番です。

三脚でしっかり固定して、構図を決めれば指の動きや体の動きで構図が変わることはありません。

微調整もしやすいです。

風景写真や集合写真、模型写真などはカメラを三脚に固定して構図を決める方が良いと考えます。

  

重い機材が安定して使える

重いカメラやレンズを使うと、思った以上にカメラが動きます。

 

特に超望遠レンズは画角が小さいので、手元の微妙な動きが構図の大きな変化になってしまいます。

また、長いレンズですと重心が体から離れる為、腕への負担が大きいです。

 

こんな時は三脚が役に立ちます。

カメラやレンズの荷重を支えてくれますので、撮影に集中できます。

同様のもので、軽くてとり回しの良い一脚なんかも考慮したいところです。

 

カメラを買ったら三脚を買おう

カメラを買ったら最初に買う機材(外部部品)三脚がお勧めです。

 

三脚は、固定して撮る以外にも有効な使い方があります。

基本が分かれば、今回紹介した以外にも使い方を思いつくはずです。

 

価格のわりに色々使え、撮影の幅も広がるのが三脚です。

今、カメラを持っていて三脚を持っていない人は、三脚を買う計画を立ててみると良いかもしれません。

 

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