雪景色の撮影方法「そのポイントと撮影時の注意点」

撮影術
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雪景色の撮影

雪景色冬の風物詩です。

特に雪が多い地域に住んでいると、綺麗な雪景色を見る機会は多いと思います。

あまり雪が降らない地域に住んでいたとしても、数年に一度ぐらいは沢山降ることがあると思います。

 

通勤や仕事のうえでは「勘弁して下さい」と言いたくなる雪ですが、積もると普段とは違う景色が広がるため写真を撮影したくなるでしょう。

そんな、雪景色を綺麗に撮影するにはちょっとしたコツが必要です。

今回はそんな雪景色撮影のコツについて解説します。

 



 

露出補正は+

雪景色は白が多い被写体です。

白っぽい被写体=露出プラス補正

と覚えておきましょう。

<雪景色は露出補正を+側に:ニコン公式サイトより引用>

ですから雪景色は撮影時にカメラの露出補正を+EV側に設定します。

これを設定しないと雪の白が上手く表現されず、くすんだ雪景色になってしまいます。

雪景色に露出補正は必須

まずは+1.0EVから始め、撮影したものを確認しながら様子を見ましょう。

 

ホワイトバランスを調整しよう

雪景色は白が多い被写体です。

ですから、周りの色に影響を受けやすいです。

例えば、天候や光の方向によっては雪に色が付いたりします。 

こういった場合、ホワイトバランスの調整が有効です。

 

また、ホワイトバランスの調整は雪の冷たさを表現したい場合などにも有効です。

撮影時に迷ったらとりあえずAUTOで撮影し、自宅に帰ってからホワイトバランスを調整するという方法もアリです。

沢山調整すると、雪景色にどういったホワイトバランスが良いか分かってきます。

もちろんRAWでの撮影は必須となります。

 

 

汚れた地面は写さない

雪景色の撮影では、地面にも注意を払って下さい。

誰も踏み入れていない朝一の雪景色なら問題ないでしょう。

雪が降った後に車の轍があったり、足跡だらけの地面が見えていると風景としての魅力が半減します。

<車の轍や足跡が写って残念な仕上がりに・・・>

こういった場合は構図やアングルを変えてみましょう。

アングルを低くするだけでも良いです。

ちょっとした工夫で雪景色の見栄えは随分変わります。

<低い位置から撮影して車の轍や足跡を隠す>

 

撮影機材の取り扱いにも注意

雪の日は寒いです。

気温の高い屋内から気温の低い屋外へ撮影機材を持ち出すと、レンズ等が結露を起こす場合があります。

寒い日に注意したい!カメラをダメにする使い方
日本の冬は寒いです。 そんな冬にやってはいけないカメラやレンズの取り扱い。 間違った取り扱いは機材の寿命を縮めます。 具体的に見ていきましょう。

結露させてプラスになることはありません。 

その場での撮影に影響する事はもちろん、後々レンズのカビやカメラの不調につながる可能性があります。

 

こういった気温差の激しい状況では撮影機材をカメラバッグ等に入れたうえで移動させ、現地でもゆっくり時間を掛けて気温に慣らすようにしましょう。

寒い所でいきなりカメラバッグから撮影機材を取り出してはいけません。

 

注意事項を守って安全に撮影

雪景色における撮影での注意事項をまとめましたが、最低限の防寒、安全対策も実施してください。

寒いので防寒対策は必須ですし、雪が積もっている場所なら滑らない靴や長靴等も必要です。

当然のことながら、撮影しに行ったけれど帰れなくなって、消防や警察の世話になるということがないようにして下さい。

安全第一で撮影してください。

 

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