ゼロから始める花火の撮影・準備と撮影の基本

撮影術

花火

夏になると、市町村やテーマパークで花火大会が多く開催されます。

花火は、簡単に撮影できるようで奥が深いです。

 

こういったちょっと特殊な被写体は、デジタル一眼カメラが得意としています。

この夏は、デジタル一眼カメラを持って、花火の撮影をしてみましょう。

  

必要な物

花火の撮影に必要な物は以下のとおりです。

 デジタル一眼カメラ

 レンズ

 三脚

それぞれ説明しましょう。

 

デジタル一眼カメラ

デジタル一眼カメラは、最新のものでなくても問題ありません。

15年以上前の製品でも、壊れていなければ大丈夫です。

闇夜の中で操作しますので、最低限の操作方法は覚えておきましょう。

 

レンズ

レンズは1本だけでも問題ありません。

いくつもあっても、闇夜で交換するのは危険なので、自宅から着けっぱなしで良いでしょう。

 

最初は距離感がつかめないので、ズームレンズの方が便利です。

本来、ズームで切り取るのはあまり良くないのですが、最初は写すことに専念しましょう。

 

三脚

花火の撮影に三脚は必須です。

 

花火は「星」という火薬が、空中で光る様子を写します。

ですから、瞬間を切り取ると花火によっては点しか写りません。

 

花火を線状に写すためには、三脚に固定してスローシャッターを切るのが基本です。

 

あったらいいもの

花火の撮影にあったらいいものも紹介します。

 ケーブルレリーズ

 懐中電灯

 花火のプログラム

それぞれ説明しましょう。

 

ケーブルレリーズ

ケーブルレリーズは、主にカメラのボディに装着してシャッターボタンを操作する機材です。

カメラから紐のように伸びており、シャッター操作の際にボディを触る必要がありませんので、ブレの軽減に役立ちます

絶対に必要とは言いませんが、シャッターボタンを押した際のブレを少しでも軽減できます。

 

懐中電灯

花火の撮影場所は暗いことが多いです。

ですから、機材の操作は手探りで行う事となります。

特にカメラのボディは小さなスイッチが多いので、暗い中での操作にモタつくかもしれません。

 

こういった時は小さなLEDライトがあれば便利です。

無ければスマホでも十分に事足りるかもしれません。

  

花火のプログラム

事前に花火のプログラムを手に入れておくと良いでしょう。

どういった花火がどのくらい打ちあがるとか、全体の数量、時間など手に入る情報は多いです。

スマホで撮影して、デジタル化しておくと闇夜でも見やすいですし邪魔になりません。

  

撮影場所は重要

花火撮影成功の半分は場所で決まります。

どんなに撮影テクニックがあっても、花火がうまく見えない場所では、綺麗に撮影できません。

 

ですから、有名な花火大会や大きな花火大会の場所取りは熾烈です。

まずは、地元の小さな花火大会で撮影してみる方がいいでしょう。

 

具体的な目安としては、

 花火がよく見えること

 地面がしっかりしていること

 人が少ないこと

 できれば風下は避ける

というのがあります。

それぞれ説明しましょう。

 

花火がよく見えること

花火がよく見えることは重要です。

建物や木などの障害物があると、花火が切れてしまします。

また、人工照明などの強い光も無い方が良いでしょう。

 

よく見えるには距離も含まれます。

遠すぎても近すぎてもいけません。

これは、実際に現地でファインダーを覗いて確認すると良いでしょう。

 

地面がしっかりしていること

花火は三脚を立てて撮影することが基本です。

ですから、土手のように斜めであったり、橋上のように揺れる場所は撮影に向きません。

草むらのように、草の弾力で三脚が揺れる場所も避けてください。

 

三脚を立てても揺れない場所を探しましょう。

 

人が少ないこと

三脚を立てる場合、人通りが多いところや、車両が通行する場所などは邪魔になります。

ですから、人が少ない場所を探しましょう。

 

とはいえ、花火大会ともなると多くの人出となるため、そういった場所はほとんどありません。

そういった意味でも、なるべく人が少ない小さな花火大会で練習するのが良いのです。

 

出来れば風下は避ける

花火は火薬を爆発させるため、多くの煙が発生します。

打ち上げ地点の風下に陣取ると、たまに煙で痛い目を見ます。

 

煙いというのもありますが、花火の写真にも煙が多く写り込んでしまします。

絶対ではないのですが、できれば風下は避けたいです。

 

明るいうちに現地を確認

花火大会当日は、明るいうちに現地に行って状況を確認すると良いです。

 

暗くなると、足元が見えにくくなりますし、人も増えます。

ですから、現地の確認は明るいうちにしておきましょう。

 

事前に目星をつけていても、現地に行くと思わぬ邪魔があってダメになる事もあります。

そういった場合でも別の候補が探しやすいです。

 

また、明るいうちに現地で実際にファインダーを覗くのも重要です。

花火のバランスや、背景などを想像しながら構図を決めておくと良いでしょう。

  

実際の撮影方法

花火はちょっと特殊な被写体です。

カメラ任せで撮影すると、大抵失敗します。

ですから、マニュアル操作を基本とし、撮影機材は次のように設定してください。

 

カメラの露出はM(マニュアル)

ISOは100

絞りはF8

シャッター速度はbulb

ピントはMF(マニュアルフォーカス)

カメラは三脚にしっかり固定

 

カメラの露出はM(マニュアル)ISO100F8を基本としてください。

花火は明るいのでISO100でも十分写ります。

実際に撮影して明るさが不適切と感じたら、絞りをF8から変更してみてください。

 

シャッター速度のbulbとは、シャッターボタンを押している間ずっと露光することです。

ですから、花火の打ち上げ音がしたら、シャッターを押して、花火の残像が消えるまで離さないでください。

押している間に打ちあがった花火は全て写ります。

ただ、あまり多く写すと露出オーバーになるのでご注意ください。

 

この時、ブレを防ぐためにケーブルレリーズがあると便利です。

 

ピントはAFが効かないことが多いのでMF(マニュアルフォーカス)とし、ピントリングを操作して手動で合わせてください。

背面液晶で拡大しながら合わせると、合わせやすいです。

撮影中に構図の変更や花火の振動などで、ピントが変わってしまう事もありますので、10~20枚に一度、ピントが合っているか確認すると良いです。

 

カメラは三脚にしっかり固定してください。

揺れは最大の敵です。

また、手振れ補正機能は撮影の支障となりますので、切っておくようにしましょう。

 

このように、細かい操作が必要です。

撮影機材の操作方法は事前に覚えておいてください。

 



帰ったら反省会

花火の写真は、予定通り撮れる場合と撮れない場合があります。

撮影した写真は全て確認するようにし、うまく撮れなかった写真も残すようにしましょう。

 

最初は失敗も多いかと思います。

例えば、

ピンボケだった

ブレが酷い

露出オーバー

露出アンダー

障害物が構図に入った

煙だらけになった

遠すぎた

近すぎた

こういった事はよくあります。

 

失敗が起きたら改善点を探すのが、上達への一歩だと考えます。

<露出オーバー且つ煙が写りまくった失敗例>

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