フィルム一眼レフカメラから始めてよかったと思う5つの事【不便だから工夫や努力をする】

撮影術

フィルムカメラから始めてよかったこと

写真を撮り始めたのは高校生の頃。

大昔なので、デジタルカメラのデの字もありません。

そんな時代にカメラの基礎を学べたのは幸運だと思っています。

 

もし、デジタルカメラから始めていたら今のような写真は撮れません。

フィルムカメラだったから得られたことには、

1枚1枚が勝負ということ

失敗を残す文化

ピントをどこに合わせるか

露出の感覚が鍛えられる

カメラで写せる仕組みを教えてくれる

それぞれについて説明していきます。

 



 

1枚1枚が勝負ということ

ィルムカメラはフィルム1本の撮影枚数が限られています。

24枚撮りのフィルムなら24枚か25枚。

36枚撮りのフィルムなら36枚か37枚。

 

その数はデジタルカメラと比べると圧倒的に少ない為、1枚1枚が真剣勝負です。

フィルムも安くありませんし、現像、プリントと考えると適当な写真は撮れません。

 

露出は問題ないか、ピントは大丈夫か、四隅は確認したか、確認に時間をかけます。

1枚に対するこだわりを教えてくれたのはフィルムカメラなのです。

 

 

失敗を残す文化

フィルムカメラは失敗すると全てネガやポジに残ります。

ですから、

なぜおかしいのか?

どこがおかしいのか?

と考えることが多くなります。

 

失敗は最大の先生です。

失敗を次に生かすため、デジタルカメラに移行した現在でも失敗作は残すようにしています。

変な話ですが、失敗作から新しい発見があることは少なくありません。

記録メディアの容量を気にして失敗は消しがちですが、それは間違った行為なのです。

 

 

ピントをどこに合わせるか

フィルムカメラでも最初の頃はマニュアルフォーカスのレンズを使っていました。

被写体にピントが合っているかはプリズムで判断しますので、端にピントを合わせたい時は一度被写体にピントを合わせてから構図を変更するという作業が必要です。

 

現在のカメラのように何十もの測距ポイントがあり、自動で合わせてくれる時代ではありません。

フレームの中から勝手に被写体を探してくれるわけでもありません。

全ては自分で決めて自分で合わせるのです。

 

ですからどこにピントを合わせるかという感覚はかなり鍛えられます。

 

 

露出の感覚が鍛えられる

昼間の場合はカメラ任せでもそれほど差が出ませんが、デコトラのナイトシーンはカメラ任せで撮影してもうまく写りません。

カメラ任せで撮った写真が「最高に綺麗だ」と言っている人は、その写真が頂点であり、それ以上上手くなることはありません。

 

カメラは状況に応じて露出を決めているだけですから、誰が撮っても同じ写真が撮れるという事です。

ナイトシーンを撮影する時は基本的にマニュアル露出で、シャッタースピードと絞りは勘です。

 

このぐらいの明るさならこのぐらいの値だろうなという感じで撮影しますが、ほぼ外すことはありません。

これもフィルムカメラの時代に鍛えられたものです。

 

フィルムカメラは実際にプリントされるまで出来上がりが分からないのです。

トライ&エラーの繰り返しが経験となり蓄積されていきます。

そうやって鍛えられる露出の感覚は、デジタルカメラから始めた人には得られないものなのです。

 

 

カメラで写せる仕組みを教えてくれる

特に完全マニュアルのフィルムカメラは上手く写るまでに苦労します。

シャッターを押せば、それなりの写真が撮れる現代からは考えられないほどの労力です。

ただ、その労力がカメラで写せる仕組みを教えてくれ、撮影能力を鍛えてくれます。

 

同じように撮っていても、撮影条件が厳しくなると雲泥の差が出ることは間違いありません。

今からフィルムカメラを始めるのは難しいかもしれません。

肝心のフィルムも売っている店が少ないです。

ただ基本を大事にすることで写真は上達すると思いますので、そこから勉強しては如何でしょうか。

 



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