カメラを使っていると気になるのがチリや埃の付着。
「面倒くさい」と放置すると痛い目をみます。
マメに掃除しましょう。
カメラ用掃除道具のひとつにブロアーがあります。
空気圧でチリや埃を除去してくれるので便利です。
一般的にサイズが大きなものほど風量も清掃能力も高くなります。
大きいことは良いこと?
極限まで大きい製品ってどうなのでしょうか?
ということで、極限まで大きい(?)巨大ブロアーを試してみます。
砂、チリ、埃は機材の大敵
細かい砂やチリ、埃はカメラを含む撮影機材や精密機器の大敵です。
機器内部に入れば誤作動を起こしますし、レンズ面に付着すれば意図しない乱反射の原因ともなります。
屋外で撮影すると多くの砂や埃が付着します。
こういったものをそのまま放置すると、撮影機材の寿命を縮めたり、写真の質を落とす原因となるでしょう。
ですから、撮影に行って帰宅したら細かい砂やチリ、埃の除去はしておいたほうが良いと考えます。
屋外撮影でカメラが砂まみれに
先日撮影に出かけた場所は、地面が細かい砂で覆われていました。
こういった場所では、風が吹けば細かい砂が舞いますし、車両が走っても同様です。
撮影中は夢中で気が付かないかもしれませんが、自宅に帰って確認すると想像以上に細かい砂が付いていたりします。
本来なら漆黒のレンズ筐体が細かい砂の付着でグレー色に・・・。
これはいけません。
いくら防塵防滴仕様のカメラやレンズを使っていても、
レンズ交換時には内部がむき出しになりますし、フラッシュメモリーを取り出す時はカバーを開けることになります。
ですから「レンズやボディに付いた細かい砂は内部に入る」と思っておいたほうが良いでしょう。
そうなる前に除去を!
砂埃が舞う場所での撮影では、そういった点も注意すべきなのです。
細かい砂はブロアーで吹き飛ばす
カメラやレンズに付着した細かい砂は、ブロアーで吹き飛ばして除去します。
この時の風量は多い方が良い!
そう思って手に入れたのがハクバのハイパワーブロアープロ02L。
市販されているものでは最大クラスになります。
これは風量が期待できます。
参考までに、
・通常のブロアー 直径45mm、全長100mm前後
・ハイパワーブロアープロ02L 直径65mm、全長180mm
直径で20mm程度の差がありますので手に持つと大きいです。
カメラのボディと比較しても大きいことが分かりますね。
手が小さい人には使いにくいかもしれません。
実際に使ってみる
では、実際にハイパワーブロアープロ02Lを使ってみましょう。
使い方は普通のブロアーと一緒で、砂やチリ、埃が付いた部分にノズルを向けて、ブロアー本体を握るだけです。
あとはノズルから出た空気が、砂等を吹き飛ばしてくれます。
風量は通常のブロアーと比較してもかなり多いです。
今回、付着した細かい砂はあっという間に除去できました。
強力なので、シャッター幕などには使用しない方が良いかもしれません。
風量は十分だけど・・・
通常のブロアーは指先でつまむようにして使うのですが、ハイパワーブロアープロ02Lは握るように使います。
容量も大きいですし、その分素材も丈夫に出来ていますので、結構握力を使います。
正直、掃除する機材が多いと腕の疲労はなかなかのものです。
持ち方を色々変えてみましたが、どれも似たようなもの。
そこで便利なのがエアダスター!
と言いたいところなのですが、製品によって液化が激しかったり、不純物が入っていたりして機材を炒める可能性があるのであまりお勧めしません。
地味ですが、ブロアーを使った方が安全かと思います。
ブロアーだけでは落ちにくい埃もありますので、そういったものはクリーナーブラシを使用すると良いでしょう。
安いものですし、一度買えばずっと使えるものなのでコスパは良いです。
ハクバのハイパワーブロアープロ02Lについてまとめてみましょう。
風圧はかなり強め
大きいので手の小さい人には向かない
わりと握力を使う
クリーニングブラシの併用は必要
今お使いのブロアーに不満がある方はお試しください。
カメラやレンズ以外にパソコンやキーボード等にも使えます。
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