カメラやレンズの地震対策・防湿庫を使って揺れに備える

機材のメンテナンス
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地震対策

地震はいつ起こるか予測できません。

大切な撮影機材も、地震によって落下してしまうと、破損して使えなくなることが多いです。

 

いざという時の為に、普段から備えておくことが必要であると感じます。

ということで、今回はカメラ用防湿庫を利用したカメラやレンズの地震対策を紹介します。

 



防湿庫ごと倒れないようにしする

地震対策として真っ先に思いつくのは、カメラ用防湿庫を壁に固定することです。

大きな揺れが来ると、カメラ用防湿庫ごと倒れてしまうことも珍しくありません。

 

家具転倒防止グッズとして、家具等の下に敷いて揺れを吸収するような商品もありますが、できれば金具等で壁にしっかり固定したいです。

<壁固定の例>

L型アングルでもいいですし、ベルトのような物でもいいです。

ホームセンター等に置いてありますので、十分強度のあるものを選びましょう。

 

壁の下地桟に固定するのを忘れずに。

 

鍵をかけるクセをつける

カメラ用防湿庫の扉の多くは、ゴムパッキンだけで閉まっています。

ですから、地震の揺れで中に入っているものが動いた際に、扉は簡単に開いてしまいます。

 

大抵のカメラ用防湿庫には扉にが付いています。

この鍵は必ず閉めるようにクセづけましょう。

 

カメラ等が防湿庫の中で動く分には、まだ被害が少ないと考えます。

 

クッションボックスで庫内ガード

カメラ用防湿庫に、カメラやレンズ等を裸のまま入れている人もいますが、あまり良い方法ではありません。

地震の際は、庫内で機材同士がぶつかり合って破損するからです。

 

そんな時に便利なのがクッションボックス

文字通りクッションの入った簡易ボックスで、中仕切りも付いているので機材の大きさに合わせて調節も出来ます。

 

寸法はいくつかバリエーションがありますので、自身の機材や防湿庫に合わせて買うと良いです。

防湿庫の棚にクッションボックスを3つ並べて、レンズを納めてみました。

<クッションボックスフレキシブル2Sを使用した例>

単レンズなど、短めのレンズは3本ずつ収納できます。

また、太いレンズの場合は中仕切りを動かすことで納めることが可能です。

 

クッションの厚みがあるので安心感がありますし、奥のレンズも取り出しやすいです。

 

長めのレンズはというと、深さがある製品を使用します。

深さは20cm弱ですので標準ズームや、中望遠ぐらいまでなら綺麗に納まります。

ボディを立てて入れることも可能です。

<クッションボックスフレキブル2Mを使用した例>

 

また、望遠ズームなど長めのレンズでも、下半分ぐらいが入っていれば、揺れた際に他の機材に当たる確率は減ります。

重要なのは他の機材や壁に当たる危険性を減らすことですので、多少はみ出ていることは気にしなくていいかもしれません。

 

このクッションボックスはかなり使えますし、10年程度で劣化することもありません。

買ったらずっと使えるものですので、カメラ用防湿庫を使っている人にはお勧めします。

 

出来る限りの防衛策を

カメラやレンズは高価ですが、ちょっとした油断で破損の危機に陥ります。

今回紹介したのは、カメラ用防湿庫が今のまま使えて、地震対策にもなる方法です。

 

通常の家具同様、壁固定までは思いつくと思いますが、飛び出しの防止や機材同士の衝突を防止することも重要です。

出来る限りの予防策は平常時にしておきましょう。

 

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