デジタルカメラで連写する人が陥る3つの落とし穴「気持ちいいのは撮る時だけ」

撮影術
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連写することの良し悪し

最近のカメラは連写機能に優れています。

連写ができることによって、シャッターチャンスを逃すことが減るでしょう。

とにかくいっぱい撮れば良いものが残る可能性が高いからです。

ただ、連写は必要以上にしない方が良いと考えます。 

それは連写をすることによって発生する“落とし穴”があるからです。

その落とし穴とは、

 写真の整理が大変である

 失敗写真が沢山できる

 大事な時に記録メディアが容量いっぱいになる可能性

の3つです。

それぞれ説明していきますね。

 

写真の整理が大変

シャッターチャンスを逃すまいと連写しまくった結果、同じ写真でいっぱいになったことはありませんか?

自宅に帰ってパソコンなどで見ると同じ写真が10枚、20枚と並ぶと見る気も起きないですね。

結局2、3枚見て、あとは見ないかごみ箱行きです。

 

こういったことは静物や動きの遅いものを撮影したときに起きがちです。

データ不具合対策のため2、3枚撮るという事はよく行いますが、10枚撮ることはしません。

見る時間が無駄だからです。

時間を有意義に過ごすためにも過度な連写は避けた方が良いのです。

 



失敗写真が沢山

殆どのカメラでは連写中にシャッター速度や絞り、露出補正を自動で変更してくれません。

ですからシャッターチャンスを逃すまいと、連写をしても1枚目の露出がおかしければ10枚目も露出もおかしいのです。

シャッター速度にしても絞りにしても1枚目の設定を引き継いで撮影しますからね。

 

設定を失敗していると、連写中のすべての写真が失敗になるということです。

何とも無駄な撮影ですね。

 

失敗しないようにと連写した写真がすべて失敗作。

慌てて撮影した時によく起こしがちです。

連写の前には、本当に設定で正しいのかよく確認する必要があると思います。

  

大事な時に記録メディアがいっぱいに

デジタルカメラで写真を撮る場合、1枚だけ撮影しても10枚連写しても1枚あたりのファイル容量はほとんど変わりません。

ですから連写をするという事は、それだけSDカードなどの記録メディアがいっぱいになるのが早いという事です。

 

デコトラの撮影会でやりがちなのが昼間にガンガン連写して、ナイトシーンになったら記録メディアの容量が足りなくなるという失敗です。

予備を持っていればいいのですが、そういった人はほとんど見かけませんね。

 

そういった時は慌てて昼間撮影した写真の中から、不要なものを削除して容量を確保したりするのですが、時間と労力の無駄です。

こうならないように撮影可能枚数は常に把握しておく方が良いですね。

 

 

連写が役に立つのはこんな時

このように何でもかんでも連写で撮影すると、無駄や余計な労力が増えます。

ではどんな時に連写が役に立つかというと、先ほども少し触れましたがスピードがあるものを撮影する時です。

 

速いものは構図を確かめてから撮影していると、あっという間に目の前を過ぎていきます。

戦闘機やF1などその最たるもので、ファインダーで追いかけるのがやっとです。

 

露出の確認や、ピントの確認なんてできません。

とにかく連写して、まともに写っているのを探すという感じです。

わずかなシャッターチャンスを数でカバーするようなイメージですね。

 

あと、やるとしたらデータ破損対策です。

デジタルカメラといえども電子部品。

何らかの不具合で写真データにノイズやエラーが出ることがあります。

そのために大事な写真は2、3枚撮ることがあります。

 

実際のところデコトラの撮影においては、連写をする機会はほぼ無いと考えます。

デコトラの撮影会で無駄に連写をしている人を見かけますが、必要のない連写を控えることが記録メディア容量と時間を有意義に使うコツだと考えます。

 



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