星空スポット【三重県伊賀市】青山高原への行き方、星空を撮する時のポイント

天体写真
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自然が豊かで南北に長い三重県。

風光明媚な場所と思われているかもしれませんが、思った以上に無いのが星空スポット

特に三重県北中部は少ないです。

 

光害の少ない山間部はあるけどアクセスが難しい場所が多い。

そんな三重県北中部にある数少ない星空スポットとは・・・?

 




青山高原

青山高原は布引山地の一部で、伊賀市と津市の境界部に位置する高原です。

<青山高原:三重県HPより引用>

笠取山から青山峠付近に至る600~700メートル起伏のゆるやかな高原は、関西の軽井沢と呼ばれるほど清涼な美しさを誇ります。

初夏には薄紅色のツツジが高原一面を覆います。

標高756メートルの三角点から望む奥一志・曽爾・大和の山並みと伊勢湾・知多半島のパノラマはまさに絶景。

青山高原ふるさと公園には休憩舎やアスレチック施設も整備されています。

<三重県HPより引用>

標高が高いため星空スポットとしても知られており、かなり標高の高いところまで車でアクセスできる利便性もあります。

そんな星空スポット「青山高原」について紹介しましょう。

 

青山高原へのアクセス

青山高原へは南側(国道165号線)から進入してください。

国道165号線青山トンネルの西側に入口があります。

津方面から進入する場合は側道を左方向へ。

国道165号線から県道512号線に入り5kmほど進むと青山高原の頂上付近に到着します。 

山道ですので注意して進んでください。

 

なお、津市内や鈴鹿、四日市方面からお越しの方。

カーナビで目的地を設定すると、国道163号線ルートで案内される場合があります。

こちらは山道で対向できない場所もあります。

特に夜走るのは危険ですので避けてください。

 

 

青山高原の星空スポット

青山高原は南北に県道512号線が通り、主にその東側に広場や公園が点在します。

そういった広場や公園からは綺麗な星空を眺めることが出来ます。

駐車場も複数点在しますが、それぞれの収容台数はそれほど多くありません。

とはいえ、夜間はほとんど人が訪れませんので、駐車場で天体観測をしていても文句を言われることは希でしょう。

 

【代表的な広場】

・青山高原三角点

 

・円山草原

 

・ふるさとの丘

  

青山高原の駐車場

青山高原には駐車場が複数点在します。

南から順に紹介しましょう。

 

【ウィンディビル駐車場】

青山高原山頂付近にある喫茶店ウィンディビルの駐車場です。

駐車場の東側から眺めが良いです。

駐車台数はそれほど多くはありません。

 

【第1駐車場】

山頂小屋に隣接した駐車場です。

収容台数は多いです。

山頂小屋が営業している時期や時刻の場合、建物の照明が邪魔をするかもしれません。

 

【第2駐車場】

県道512号線に並行して配置された駐車場です。

駐車場の東側には円山草原があり、360°パノラマ風景を楽しむことが出来ます。

車は比較的多くとめられます。

 

【第3駐車場】

公衆トイレが併設された駐車場です。

南側には芝生公園があり自然浴を楽しむことが出来ます。

駐車台数はそれほど多くありません。

 

【第4駐車場】

閉鎖中。

 

【第5駐車場】

駐車場自体が展望スペースとなっているのが第5駐車場です。

ここなら車を出てすぐに天体観測が可能です。

駐車可能台数はあまり多くありません。

 

 

【第6駐車場】

こちらも駐車場自体が展望スペースとなっている駐車場です。

駐車スペースは広く、多くの車をとめることが出来ます。

 

【青山高原駐車場】

比較的風車に近いのが青山高原駐車場

風車を入れた星景写真を撮る場合は良いかもしれませんが、クリアな天体写真を撮影したい人には向きません。

他にも大きなアンテナがあったりと障害物は多いです。

駐車スペースは広めです。

 

ここに紹介した以外でも小さな駐車場は道沿いに複数あります。

天体観測に来て駐車スペースに困ることは希でしょう。

道幅が狭く、見通しも悪いため路上駐車は絶対にしないで下さい。

万が一の場合、助けは直ぐにきません。

 

青山高原から天の川は観測できる?

天気が良ければ青山高原から天の川は観測可能です。

肉眼でもある程度分かるでしょう。

<2018年8月撮影>

ただ、方角によっては光害が発生するかもしれません。

目的の天体があるなら天体予報アプリは必須だと思います。

【 Star Walk 2 Free 】天体の位置を時間ごとに表現できる! おすすめ「高性能星空アプリ」
中学や高校の授業で星座や星の事について学んだはずなのですが、大人になってそれを覚えている人はほとんどいません。 夜空を見上げてもどれがどの星なのか分かる人は少ないでしょう。 そんな時に役立つのが星空アプリです。 天体観測の際は星空アプリを持って出かけましょう。

 

余程の天体イベントでもない限り、夜間は人がほとんどいません。

撮影はゆっくりできる場所だと思います。

  




青山高原で天体観測する際の留意点

広くてゆっくり天体の観測、撮影ができる青山高原

ただ、留意点もいくつか存在しますので覚えておいてください。

 

アクセス道路はわりと過酷

青山高原へのアクセスは国道165号線の方が道路状況が良いです。

とはいえ、国道165号線の峠越えは急勾配急カーブが続きます。

更に県道512号線は道路幅が狭く、道は悪くなります。

見通しの悪い場所も多く、下りはスピードも出やすいため注意して走行してください。

凍結する時期は危険ですので行ってはいけません。

 

明るいうちに下見した方が良い

青山高原天体観測スポットが点在します。

そういった場所には駐車場からある程度歩くことになりますので、明るいうちに下見をしておいた方が安全です。

 

勾配や階段、段差も多く、夜目では思わぬ事態に遭遇することも。

駐車場で天体観測するならそれほど問題ないかもしれませんが、広場や公園を目指す場合は明るいうちに下見をしておきましょう。

同じような場所も多いので迷う可能性もあります。

 

野生動物はいっぱい

青山高原に限らず、星空が綺麗に見える場所は野生動物が多く出没します。

夜に天体観測をしていると鳴き声はよく聞きます。

そういったものに耐えられない人は行かない方が良いでしょう。

また、道中も車の前に野生動物が飛び出すことがあります。

注意して走行してください。

<ニホンジカ:三重県HPより引用>

 

風車の光は仕方ない

青山高原には風力発電用の巨大な風車が多数設置されています。

風車は背が高いため航空機が衝突する可能性があります。

こうした事故を防止するため航空障害灯が点滅しています。

写真撮影の際は光害の大きな原因となってしまいますので、なるべく風車のある方角は撮らない方が良いでしょう。

<青山高原の風車:津観光協会HPより引用>

 

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