SiriusCompとは
SiriusCompは主に天体写真用のソフトウェアでしたね。
注目のポイントは明合成が行えること。
写真の明るい部分だけをくっつけるような機能です。
花火の写真
花火は夏の風物詩。
主に夏の夜空に大輪を咲かせます。
さて、この花火ですが、写すだけならそれほど難しくありません。
三脚とデジタル一眼レフがあれば、かなり簡単に写せるでしょう。
まあ、そのへんは要望があればまた特集したいと思います。
さて、せっかく撮影した花火ですが一つしか写っていないと寂しいですよね。
出来たらたくさん写したいです。
でも、一度にたくさん写すと煙という弊害が出てきます。
ある程度風が吹いているといいのですが、無風の中で一度にたくさんの花火が上がると上空に煙が溜まり、それが花火写真の邪魔をします。
これは火薬を使っている以上どうしようもないことですね。
煙を避けるには
花火の煙を避けるには、花火が単体で上がっている時間を狙うのが良いです。
ただ、その時間帯はたいてい上の写真のように寂しい花火になることが多いです。
バルブにしてシャッター速度を1分とかにしてもいいのですが、タイミングが分からないのであまりいい方法とは言えません。
カメラの多重露出機能を使ってもいいのですが、こちらもタイミングを外されることが多いですね。
いずれにせよ暗闇の中、撮影現場で四苦八苦するのは効率的ではありません。
SiriusCompで明合成
こういった時に便利なのがSiriusComp。
なにはともあれ自宅でゆっくりと編集できるのが良いです。
撮影した花火写真をいくつか用意しておいて合成するのです。
撮影する花火は1つだけ写っていればいいので、煙に悩まされることも少ないですね。
合成する前に花火の色や明るさ、位置を調整しておくと良いですね。
今回はこの7枚を合成します。
SiriusCompの使用方法は以前説明したとおり、保存ファイルを指定して合成したい写真を選ぶだけです。
あとは勝手に処理してくれるので簡単。
出来上がりはこんな感じ。
うん( ̄^ ̄)
センスが無いのがバレますね。
如何にも取って付けたような花火の並びです。
ただ、この方法ですと1枚の写真の中に沢山の花火を入れても、煙が写り込まないという利点はあります。
花火大会のクライマックスなんかで、一気に花火が上がる様子を撮影すると煙だらけになりますからね。
それが防げるのは大きいです。
あとは使う人のセンスです。
SiriusCompで綺麗な花火写真を作りましょう。
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