夜景カメラ4
「夜景カメラ4」は夜景を撮影することに特化したスマホ用カメラアプリです。
夜景はスマホ本体もさることながら、カメラアプリの性能差が出る被写体です。
そんな夜景を安定的に撮影しようというのが「夜景カメラ4」です。
夜景といってもジャンルは様々です。
一般的な夜景から、都市夜景、工場夜景、花火、星、月・・・。
闇夜に明かりがあれば、夜景の部類になると思います。
今回は、この「夜景カメラ4」を使って星空写真に挑戦してみます。
夜景カメラのダウンロード
夜景カメラのダウンロードはコチラです。
アプリ内課金はありますが、フリー版でも十分に使えます。
ダウンロード出来たら起動してください。
初回起動時に
「写真と動画の撮影」
「写真、メディアへのアクセス」
を聞いてきますので「許可」してください。
「位置情報」はどちらでも良いです。
星空モードが選べる
夜景カメラ4は操作を出来る限り簡単にしている為、4つの撮影モードが選べます。
撮影モードは
「夜景」 「夜空」 「花火」 「ライト・ア-ト」
の4つです。
今回は星空ですので「夜空」を選びましょう。
更に「夜空」の中に「星空」/「月」という選択肢がありますので「星空」を選択して下さい。
夜空撮影アプリ4「星空」のカメラ設定は以下のとおりです。
シャッター速度:最大(最も遅い)
ISO感度:最小
フォーカス:無限遠
撮影モードとして設定していますが、結局のところ露出とピントの設定をしているだけです。
理屈が分かれば、マニュアル操作できるカメラアプリと何ら変わりません。
アプリの動作は頭に入れておくと、今後の撮影の役に立つかもしれません。
実際に撮影してみる
実際に星空を撮影してみましょう。
このアプリはカメラ設定を、各種夜景に適した状態にするものです。
「星空」に設定した場合、シャッター速度は最も遅くなります。
シャッター速度が遅くなるということは、カメラブレの可能性が高くなりますので、撮影時の三脚は必須です。
撮影前に、三脚とスマホホルダーを準備しましょう。
撮影はとても簡単です。
スマホを三脚に固定して、アプリの設定を「星空」にし、シャッターボタンをタップするだけ。
???
星空どこ行った?
撮影データを見ると
ISO40
シャッター速度2秒
となっていました。
これでは写りません。
完全に露出不足です。
ISO感度の設定が問題
星が全く写らなかったのはISO感度が低すぎるからです。
シャッター速度2秒ならISO感度6400~12800は欲しいところ。
約7段階分の露出が不足していますので、写らないのは当たり前のことです。
夜景カメラ4の評価がイマイチなのは、こういった設定の問題かもしれません。
ISO感度の問題を修正する
ISO感度問題は手動で修正するしかなさそうです。
画面上をタップするとISO、シャッター速度、ピントが表示されますのでISO感度をタップしてください。
ISO感度とシャッター速度を設定するダイヤルが出てきます。
ISO感度を6400、シャッター速度を4秒ぐらいに設定しましょう。
この値は、スマホの機種によって限界値が違います。
この値に設定できない場合は、ISO感度を出来る限り高く、シャッター速度を出来る限り遅くしてみてください。
この設定画面は不具合があります。
ISO感度、シャッター速度を変更しても、撮影画面に戻ろうとフレーム上をタップすると元の値に修正されたりします。
イライラするかもしれませんが、何度かやってみてください。
一呼吸おいてゆっくり操作したり、数値をいろいろ変更したりすると上手くいく場合があります。
シャッター速度とISO感度の設定が完了したらもう一度撮影。
アプリ任せには少し足りない
夜景カメラ4は、星空の撮影が可能なスマホ用カメラアプリです。
ただアプリである以上、スマホのカメラ性能が上がるわけではありません。
星空撮影のキモである、シャッター速度やISO感度もスマホの上限を超えて設定することは出来ません。
また、仕様なのか不具合なのか、
「ISO感度やシャッター速度を設定しても元に戻る」
「広告のおかげで動作がもたつく」
など、わりとイライラ仕様です。
現地に行って使う前に、自宅で試して慣れておくことをお薦めします。
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