ヤフオクの仕組み
皆さんご存じヤフオク。
出品者が品物を出品し、最も高い価格を入札した人が落札できるシステムです。
欲しいものがあって入札しているうちに、思った以上に高くなってしまった経験がある人もいるはず。
入札価格の上限は決めておいた方が良いと考えます。
年末年始はヤフオクの参加者が少ない
年末年始といえば恒例の日本人大移動。
帰省、国内外への旅行。
この期間に出掛ける人は多いでしょう。

そうなると必然的にヤフオクへの参加者は少なくなります。
欲しい品物をウォッチリストに入れていても、年末年始忙しくて入札を忘れている人は多いのです。
ヤフオクは、終了時刻にパソコンやスマホで現在価格をチェックする必要があるんですね。
そのあたりはフリマ形式のメルカリと違う部分ですね。
実際に落札価格を追ってみた
年末年始に落札価格が下落傾向にあるというのは、なんとなく感覚で分かっている人もいるみたいです。
では実際に年末年始に落札価格を追ったものを散布図にしてみました。
品物はNikon AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR
箱、説明書ありでAB程度の品物をプロットしています。
参考までに通常のヤフオクでの相場は10~11万円程度と思ってください。

縦軸が価格、横軸が日付です。
クリスマスあたりでは11万円前後で推移していた落札価格が、年末年始に急落し9万円前後になります。
そして、正月があけると、また元の価格に戻るのが分かると思います。
このように参加人数が少ないという事は、競合相手が減り、落札価格の下落につながります。
もし、欲しいものがあるなら年末年始終了のものを狙うと、いつもより安く手に入れられる可能性が高いという例です。
逆に売るのには適さない
落札価格が下落基調という事は、売る側としては不利な状況です。
年末年始に品物を売るのはやめた方が良いでしょう。
出品価格は高めに設定し、落札されても納得できる金額に設定しておいた方が良いです。
売り切ろうと思って1円出品なんてしたら痛い目を見ます。
特に年末に大掃除をして出てきた不用品などは、出さない方が良いですね。
みんな同じ考えですので、供給多可になります。
出品は正月開けて10日ぐらい経ってからが良いかもしれません。
コロナ禍で変化も
先ほどのグラフは2017年末のものです。
ですから新型コロナの影響が出る前ですね。
2020年末は新型コロナの影響があり、帰省や旅行に出かける人が少なかったので、このようなグラフにならなかったと思います。
2021年もオミクロン株の流行で似たような状況でした。
もう2年経ちましたので慣れてきているという状況です。
コロナ前の状況が戻ると思われますので、欲しいものをリサーチし準備しておきましょう。
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