自宅にあるデスクトップパソコン。
10年ほど使っているため、色々と傷んできました。
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2021/07/domenico-loia-EhTcC9sYXsw-unsplash.jpg)
最近は電源ユニットのファンから大きな音が出るようになり「部品があるうちに交換をしておいた方が良い」と考えました。
とはいえ、パソコンを組み立てた事すらないのに交換が出来るのか?
パソコンほぼど素人がデスクトップパソコンの電源ユニット交換に挑戦します。
パソコンの電源ユニット
パソコンには電源ユニットという部品があります。
電気で動きますから、電力を供給する何らかの装置が必要なのですね。
パソコンの種類によっても違いますが、一般的に電源ユニットは家庭用コンセント交流(100V)を直流(12Vや5V、3.3Vなど)に変換して、各パーツに電力供給する役割を持ちます。
電源ユニットの寿命
パソコンの電源ユニットは2年ほどで寿命が来ると言われています。
自身のパソコンは10年ぐらい使っています。
いつどの部品が壊れてもおかしくありません。
実は電源ユニットは3年ほど前から調子が悪かったのです。
気温が低くなると大きな音と振動を発生させるというもの。
騙し騙し使っていたのですが補修部品があるうちに交換しようと決断したのです。
ATX電源ユニット
パソコンの電源ユニットには様々な種類があります。
大きく分けると本体に内蔵されるタイプと、ACアダプタータイプ。
前者がデスクトップパソコン、後者がノートパソコンに多いですね。
自身のパソコンはデスクトップのミニタワーです。
スペースは必要ですがセカンドハードディスクも内蔵できるためこの形にしました。
いろいろ増設できるという魅力もありますが、外部機器の発達した今となっては不要な箱かもしれません。
内蔵電源ユニットはATXタイプとSFXタイプに分かれます。
今回交換するのはATXタイプ。
とはいえ大きさの規格なので、交換方法にそれほど違いがあるわけではありません。
交換作業開始
デスクトップパソコンの多くは、わりと簡単にパーツの交換ができます。
特にタワー型はスペースが大きいので作業が楽ですね。
ということで実際に交換してみます。
電源ユニットの取り外し
まずは古い電源を取り外します。
多くのパソコン筐体はビスを外したり、レバー操作をすることによってフタが開くようになっています。
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/03/computer.jpg)
フタが開いたら中は丸見え。
写真の左上にあるのが電源ユニットです。
電源ユニットから各パーツへ電源を供給しているコネクタを外していきます。
今回の場合
マザーボード2ヶ所
DVDドライブ1カ所
ハードディスク2ヶ所
たったこれだけ
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/03/computer-1.jpg)
電源ユニットはパソコン筐体にビス4本で止まっているのでそれを外すだけです。
簡単に電源ユニットが外れました。
電源ユニットの取付け
電源ユニットを取り外したら新しい電源ユニットを取り付けます。
今回はヤフオクで程度の良い中古を手に入れました。
お値段、送料込みで1,330円。
大丈夫かこれ?
まあ、できれば同じものが良かったので物は試しです。
電源ユニットも種類が多いので知識が無いのであれば同じ型番を使った方が良いです。
相性が悪いという不具合も少ないですからね。
7年前のパソコンなので新品部品は無し。
ですから中古で探しました。
作業は先ほどと逆。
まずは4本のビスで電源ユニットをパソコン筐体に固定します。
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/03/computer-2.jpg)
次に各パーツへのコネクタを接続。
最後にパソコン筐体のフタを閉めれば完了です。
簡単でしょ。
ものの10分で終わります。
電源ユニット交換と同時にやっておいた方が良い事
電源ユニットを交換する際に中を掃除しておくと良いでしょう。
パソコンはCPUやグラフィックボード等の半導体の冷却をするために、常に空気を取り入れています。
それと同時に埃も入ってしまうんですね。
ですから半年も使い続けるとパソコンの中は埃まみれ。
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/03/computer-3.jpg)
もし、この埃が水分を吸ってショートすると半導体や基盤が壊れます。
それを防止するためにも埃は除去しておきましょう。
やり方は簡単。
電源を抜いた状態にしてエアダスターで飛ばすだけです。
埃が舞い飛ぶので、良く晴れた日に外でやった方が良いかもしれませんね。
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