【 フェリーで行く北海道 】太平洋フェリーで優雅な旅を! 予約から乗船、船内での楽しみ方までを紹介

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北海道へ行きたい!

この夏は北海道へ行きたい!

でも、どうやって行く?

交通手段やルートはいくつかあります。

 

新千歳空港からレンタカーも良いけど、やっぱり自分の車で走りたい!

そんな人にお勧めなのがフェリーの旅なのです。

<いしかり:太平洋フェリーHPより引用>

その、お勧めのひとつが太平洋フェリー

名古屋仙台から北海道の苫小牧まで運航している大型のフェリーです。

その予約、乗船方法から、船内での楽しみ方までを紹介しましょう。

 



 

太平洋フェリーで北海道へ

本州から北海道へ運航しているフェリーはいくつかあります。

・太平洋フェリー(名古屋、仙台、苫小牧)
・新日本海フェリー
 (舞鶴、敦賀、新潟、秋田、小樽、苫小牧東)
・商船三井フェリー(大洗、苫小牧)
・シルバーフェリー(八戸、苫小牧)
・津軽海峡フェリー(大間、青森、函館)

発着場所によって、選択できるフェリーは絞られてくるかと思います。

 

今回はこの中から太平洋フェリーについて紹介します。

<フェリーエントランス:太平洋フェリーTwitterより引用>

名古屋から苫小牧までの船旅。

予約から下船までを追ってみましょう。

 

予約が必須

なにはともあれ、フェリーに乗るなら予約が必要です。

 ※予約なしで満席の場合は乗れなくなるため

太平洋フェリーの予約が出来るのは、

乗船日の2ケ月前 午前9時から出発日 午後14時

まで。

予約は電話でもできますが、インターネットで行うと5~10%安くなります。

お得に乗るならインターネット予約を利用しましょう。

支払い方法はコンビニ決済銀行振込みのほかに、大手クレジットカードによる決済も可能です。

<きそ:太平洋フェリーHPより引用>

【太平洋フェリーの予約はコチラ】

◆電話

◆インターネット  

  

インターネットでの予約の場合、

最初に「利用者登録」が必要です。

利用者登録は、

 といった順番となります。

 

利用者登録が完了したら太平洋フェリーHPの下部、予約ログインより予約してください。

手順としては、

 となります。

 

 

太平洋フェリーのダイヤ

太平洋フェリー(名古屋-苫小牧)は仙台を経由して名古屋と苫小牧を往復しています。

ダイヤは決まっており便数は2日に1便となっています。

各港の発着時間は下記のとおり。

<太平洋フェリーのダイヤ:太平洋フェリーHPより引用>
<太平洋フェリーの航路:太平洋フェリーHPより引用>

名古屋から苫小牧ですと、

 名古屋を午後19:00に出向

 苫小牧に接岸するのが翌々日午前11:00となります。

ということで、2日近く船の上となります。

 

なお、敦賀や舞鶴から出航し、日本海まわりで北海道に寄航する新日本海フェリーの場合は、深夜に出て翌日の夜に到着します。

船旅が苦手な方や、早く到着したい方はこちらの航路の方が良いかもしれません。

 

 

客室はどれが良い?

太平洋フェリーで名古屋から北海道へ行く場合、2日間船の中で過ごすことになります。

ですから、客室は重要です。

優雅に船旅をしたいのなら奮発するのも良いでしょう。

 

例えば一番高いロイヤルスイートルームはこんな感じ。

<いしかりのロイヤルスイートルーム:太平洋フェリーHPより引用>

2~3名用でバス、シャワー、トイレ、ベッド、ソファー、テレビに食事チケットまで付いて、

大人2人132,400円

(A期間インターネット割引、5m未満乗用車)

お高いけど超豪華!

一度でいいから乗ってみたい。

 

  

とはいえ、船内は乗客が楽しめるような施設、設備がいくつもあります。

一例を紹介しますと、

【レストラン】

<きそのレストラン:太平洋フェリーHPより引用>

レストランはバイキングスタイル(ビュッフェ)で営業時間は決まっています。

料理はバリエーション豊富

パン、ご飯、肉、魚、野菜、果物、スイーツ・・・。

調理場で焼くカットステーキなんかもあります。

 

【船内レストラン料金】

食事料金(1名)
モーニング1,100円(小人800円)
ランチ1,100円(小人800円)
ディナー2,100円(小人1,200円)

ちょっとお高いですが、海の上で食べる特別感があって満足度は高いと考えます。

 

【展望浴場】

<いしかりの展望浴場:太平洋フェリーHPより引用>

フェリー内には大浴場があります。

ここもおすすめ。

 

何が良いかというと、「外の景色が見える」というところ。

湯船につかりながら海をぼーっと眺めていると、日ごろのストレスも飛んでいくかもしれません。

身も心も綺麗に。

 

なお、脱衣場に貴重品を預かるコインロッカーがありますので100円玉を忘れずに。

 

【展望通路】

<いしかりの展望通路:太平洋フェリーHPより引用>

展望通路は空き時間を過ごすのに良いです。

客室じゃなくても、こういった快適空間があるので有効に活用できます。

雑談している人、ゲーム機で遊んでいる人、読書している人、様々。

なお、ネットはほぼ繋がらないのでご注意ください。

 

他にも、ショップコーナー軽食コーナーゲームマッサージ機など時間を潰せる場所はいくつもあります。

<きそのショップコーナー:太平洋フェリーHPより引用>

 

ということで、豪華な客室を予約して中にこもるというのも一つの楽しみ方ですが、こういった共用施設を利用して時間を潰すのもありです。

 

「安めの部屋を予約し、共用空間で楽しむ」というのはいかがでしょうか?

個人的にお勧めのが1等客室(インサイド)

2人部屋で、窓はありませんが、個室でプライバシーが守られており、シャワーとトイレも付いています。

<いしかりの1等客室(インサイド):太平洋フェリーHPより引用>

 

なお、もう少し奮発するなら特等(洋室)を予約するのも良いです。

部屋が若干広く窓から外の景色が見えるため閉塞感が緩和されますし、バスタブがあったり洗浄便座が付いていたりと細かいグレードアップもあります。

  

 

受付~乗船

乗船チケットの予約、支払い手続き、乗船名簿登録は済みましたか? 

次は乗船です。

 

乗船日になったら太平洋フェリーターミナルビルにて乗船手続きをします。

名古屋港の場合はコチラ(名古屋フェリー埠頭)

ターミナルビルに入ると人が並んでいますので、後ろについて並びましょう。

受付で搭乗手続きを行います。

この際、

・予約番号(予約メールに記載の英数字)
・車検証(コピー可)
・クレジットカード(カード決済の方のみ)
・コンビニ・ATM振込控え
 (コンビニ、銀行振込み利用の方のみ)

が必要となります。

忘れないようにして下さい。

 

<名古屋港フェリーターミナル:太平洋フェリーHPより引用>

受付で搭乗手続きが完了したら、車の運転手は指示された場所へ車を移動させます。

車と一緒に乗船できるのは運転手のみです。

 

運転手以外は建物2階のタラップからフェリーに乗船してください。

フェリー乗船後は直ぐに客室に移動する事となりますので、客室へ持ち込むものは事前にまとめておきましょう。

車格納庫でゆっくりしていると迷惑となります。

また一度客室へ上がると、基本的に格納庫へは戻れません

 

車を指示された場所へ移動させると、係員が順に案内してくれます。

基本的に前の車についていけば乗船できます。

船外、船内共に係員に従って車を移動させてください。

 

フェリーに乗船し、車を止めて車外に出たら止めた場所を覚えておきましょう。

船内はまあまあの迷路。

下船する際迷わないようにしたいです。

携帯で駐車場所の写真を撮っておくのもオススメ。

 

なお、乗船できる車両には規定がありますので事前に確認しておきましょう。

低い車、鼻が長い車はNG。

乗船したら出航です。

 




 

船旅の楽しみ方

乗船して車を降りたら、エレベータまたは階段で客室まで上がります。

船内では乗務員が部屋を案内してくれるので、指示されとおり移動してください。

<きそのインフォメーション:太平洋フェリーHPより引用>

ということで、部屋に荷物を置いたらあとは自由

好きなことをして過ごしてください。 

 

名古屋から乗る場合出航するのは夕食時ですが、その時間帯はレストランが混雑しています。

「出航したらすぐにご飯!」ではなく、少しずらした方が良いです。

 

船旅で持っていくと良いものとして、

・菓子類
・飲料、缶ビール等
・本、ゲーム機等
・酔い止め

等があります。

陸を離れると携帯の電波は基本的に入りませんので、携帯を使った遊びは制限されます。 

本とかゲーム機を持って行くと良いです。

船内ショップや自販機で菓子類、飲料は買えますが少々お高いです。

持って乗船する方が良いと思います。

 

船外に出ることも可能ですが、明るくなってからにしましょう。

船外は障害物が多く足元が悪いですし、海水で滑る可能性もあります。

<外にも出られます>

翌朝、明るくなったら大浴場に行くのをお薦めします。

”湯船につかりながら大海原を眺める”といった経験はなかなか出来ないでしょう。

 

時期によってはラウンジショーや映画、コンサート(期間限定)などの催しもあるかもしれません。

<コンサートの様子>

 

下船が近づいたら

苫小牧に近づいたら下船の準備をしましょう。

忘れ物はありませんか?

忘れ物があっても取りに戻るのが困難です。

よく確認してください。

 

下船の際も乗務員が案内してくれます。

運転手は車へ、同乗者はタラップから降ります。

運転手の方。

自身の車まで戻れたら、車に乗って待ちましょう。

 

なお、格納庫は時期によっては暑いです。

特に夏場は覚悟しておいてください。

「暑いから」と言ってエンジンをかけるのはNGです。

格納庫内に排ガスが充満します。

暑い場合は窓を開けるようにしましょう。

案内されるまでエンジンは切っておいてください。

 

フェリーが着岸したら順に出ます。

同乗者がいる方は車をフェリーターミナルへ移動してください。

 

苫小牧港の場合、フェリーの接岸は11時ですが、実際に下りられるのは11時30分を過ぎると思います。

 

丁度お昼時。

早速、ご飯へ!

北海道のグルメがアナタを待っているでしょう。

 

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太平洋フェリー・ちょっと一言

ここまでは、一般的なお話し。

何度か太平洋フェリーを使用している経験から思うことを挙げていきます。

 

現金を持って乗船しよう

太平洋フェリーは出航すると携帯電話の電波が入りません。

ですから、中での買い物は基本的に現金を利用します。

 

レストランやスタンド、ショップコーナーなど現金を使用する機会は多いので必ず一定量の現金は用意しておきましょう。

浴室の貴重品ロッカーも100円玉を使用するタイプです。

  

レストランの上手な活用方法

太平洋フェリーにはレストランがあります。

バイキング形式で、外で食券を購入したうえで入店、好きな席に座るスタイルです。

 

ただ、このレストランは混雑状況によって待つこともあります。

待つのが嫌な方は、一度レストラン内の混雑状況を確認してから食券を買うのもありです。

あまりにも混雑がひどいようなら、スタンドで食事する選択肢も持っておくと良いでしょう。

 

レストラン自体の利用可能時間は若干短めですが、営業終了時間から10分ぐらいまでは料理が残っています。

開始直後か、終了30分前を狙って入店すると比較的ゆったり食事が出来ます。

<スタンド・マーメイドクラブ>

 

スタンドでカレーを食う

太平洋フェリーには、レストランの他にスタンドと呼ばれる軽食喫茶のようなものがあります。

軽食ですので凝ったものはありませんし、提供される食事の種類は少なめです。

 

いつも注文するのはカレーで、普通サイズ大盛サイズがあります。

見たところ普通サイズがご飯250g程度、大盛りが350g程度かと思います。

甘めなので辛いカレーが好きな人には物足りないかもしれませんが、お子様でも楽しめるかと思います。

<カレー大盛り>

なお、スタンドに設置されている給茶機自由に利用できます。

スタンド前の通路でお茶を飲みながらゆっくりするのも良いです。

 

自家用車の搬入は3階から

自家用車で乗船した方。

一晩寝ると、どこに車を止めたか忘れてしまいがちです。

 

止めた場所もそうですが「一体何階なのか?」というのも重要です。

というのは、下船時は多くの人が一斉に車へ向かうためエレベーターは大混雑

階段を降りた方が早いです。

 

フェリーはワンフロアが高いため間違うと大変!

ですから車へ戻る前に、何階に止めたか思い出してください。

 

まず、フェリーへの搬入は3階から行います。

<搬入したのが3階>

中に入ると、係員の誘導に従い進むのですが、その際スロープを下ると2階スロープを登ると4階、何もなければ3階への駐車となります。

 

昇降階段が若干違っていても中では繋がっていますので、横方向に移動すれば車にたどり着けるということです。

ですから、下船時は「乗船時にスロープを登ったか下ったか」を思い出すようにしましょう。

 

唯一注意が必要なのは2階に駐車した場合

2階は繋がっている階段、エレベータが限定されますので間違うと痛い目を見ることになります。

 

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