大三元
大三元とはご存じのとおり麻雀における役のひとつです。
白・発・中の3種類をすべて刻子または槓子にして和了した時に成立します。
成立すると高得点で比較的揃いやすい役としても有名です。
大三元レンズ
大三元レンズとは麻雀用のレンズではなく、開放値f2.8通しの広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームを指します。
麻雀の大三元に由来し高価である大口径レンズの3点セットとして表現されます。
通しレンズとはズームレンズの中でワイド側とテレ側の開放f値が変わらないレンズで、標準ズームの通しレンズなら24-70mm・f2.8などが該当します。
大三元・広角ズームレンズ
大三元の広角ズームレンズとはワイド側が14~16mm、テレ側が24~28mmのズームレンズです。
焦点距離はメーカーにより若干の差がありますが、絞りの開放値はf2.8で統一されています。
レンズ性能の肝は、ワイド側の時に写真の端部が流れるのをどれだけ抑えられているかで、仕上がった写真の端部を見ればレンズの性能が分かります。
ニコン AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDが高性能なレンズとして有名で、Canonのボディにマウント変換アダプターを取り付けて使用している人もいます。
大三元・標準ズームレンズ
大三元の標準ズームレンズとはワイド側が24~35mm、テレ側が60~80mmのズームレンズです。
同じく絞りの開放値はf2.8に統一されており、売れ筋であるため多くのメーカーが製品を出しています。
大三元の中では新製品の入れ替えが最も激しい種類のレンズでもあります。
大三元・望遠ズームレンズ
大三元の望遠ズームレンズとはワイド側が60~80mm、テレ側が180~210mmのズームレンズです。
こちらも売れ筋であるため多くのメーカーが製品を出しています。
望遠側となるため手振れ補正機能が標準となっており、付いていないメーカーはボディ内手振れ補正を標準としています。
大三元レンズは高くて高性能
一部例外もありますが、基本的に大三元レンズは高性能です。
但し、大きくて重さもあるので持つにもある程度覚悟が必要です。
廉価版のズームレンズとは比べ物になりません。
製品によっては単レンズより高性能なものもあります。
その分、価格も高いので安易に買うのはお勧めしません。
今あるレンズに満足できなくなったら手を出すのが正解でしょう。
もし、買う予定があるのならよく使う焦点距離の製品から順に買うのが良いと思います。
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