SDカードの取り扱い方法 「データ破損事故を防ぐ基礎知識」

機材のメンテナンス
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SDカード(SDHC、SDXC)

デジタルカメラ用の記録メディアとして普及しているSDカー

安くて手軽なのですが取り扱いを間違うとデータが消えたり使えなくなったりします。

 

SDカード自体は買い替えれば良いのですが、大事なデータが消えてしまったり、撮影時に使えなくなるのは取り返しがつかなかったりします。

そこで、SDカードの基本的な取り扱い方法について確認しましょう。

 



 

SDカードのNG行為

大前提としてSDカードも半導体の塊です。

「水にぬらしてはいけない」とか「踏んではいけない」など、基本的な注意点については言うまでもありません。

 

これら以外にも、使用方法取り扱い方法によっては撮影事故を引き起こす場合があります。

やりがちな取り扱いについて挙げていきましょう。

 

電源入れたまま抜き差し

電源を入れたままSDカードを抜き差ししてはいけません。

当たり前のように思うのですが、案外やりがちなのです。

 

特に帰宅してからパソコン等にデータをコピーする際、電源が入っていたことに気が付かずにやってしまいがちです。

ヒューマンエラーの代表的な事例ですので、必ず電源OFFを確認しましょう。

 

端子に触れる

SDカードは先端の端子部分でデータのやり取りを行います。

ですからここが汚れると、通信不良やデータの不整合が生まれる可能性があります。

 

指先など綺麗に見えても、埃や皮脂がついています。

誤って触ってしまった場合は接点復活剤などでクリーニングすると良いです。

 

静電気

SDカードなどの記録メディアは静電気に弱いです。

一日かけて撮った写真データが、静電気のおかげですべて消えてしまうこともあります。

SDカードを触る前に必ず金属を触るようにクセ付けましょう。

  

特に、乾燥する冬場は静電気事故が発生しやすいです。

手渡しする際は専用のケースに入れて渡すと良いでしょう。

 

直射日光、暑さ、寒さ

SDカードは半導体の塊です。

ですから、暑さ寒さに弱いです。

 

寒さに関してはよほどのことが無い限りそれほど心配しませんが、暑さは注意が必要です。

最も注意したいのが日中の車内。

特にダッシュボードなど暑くなる場所に放置してはいけません。

やむを得ず車内に置く場合は、カメラバッグやカードケースに入れて足元など直射日光の当たらない場所にしましょう。

 

不要な画像はカメラで消さない

SDカードなど記録メディアは記録用媒体です。

撮影した順に写真データを積み上げるように記録していきます。

 

もし、失敗写真不要な写真があって消したとすると、そこだけ意図しない空間が生まれます。

写真データは同じ画素数であっても1枚1枚容量が違います。

ですから、1枚削除したからといって、新たに撮影した1枚がそこに当てはまるとは限りません。

 

場合によっては1枚の写真データが分割して記録されることになります。

こういった時にデータの破損が発生することがまれにあります。

データ事故を防止するためには、カメラでデータは消さず、自宅のパソコンにコピーしてから消すようにして下さい。

 

持ち運びはケースに入れて

カメラに入れている場合は良いのですが、SDカード単体で持ち歩く場合はケースに入れてください。

少し高くても静電気対策された製品を選びましょう。

 

また、SDカードは小さくて軽いので無くしやすいです。

ケースに入れることは紛失防止の面でも重要です。

 

不注意で事故を起こさないために

SDカードは何もしてないつもりでも壊れることがあります。

かと思えば、水たまりに落としても使えた例があります。

 

運の要素も強いと思いますが、基本的な注意事項を守ることで事故を減らすことが出来ます。

壊れたりデータが消える理由は挙げたものが多いと考えます。

常に頭に入れておき、データ破損事故を防ぎましょう。

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