意図せず騒音問題に発展する住宅設備「最も配慮すべき3つの機器」

住宅を建てるなら

住宅設備による騒音問題

住宅設備の中には音が出るものが多数存在します。

それは良く聞こえる音だったり低周波だったり、人によっては気になったり、ならなかったり様々です。

 

「自分は聞こえないからいいだろう」と音を配慮せずに住宅設備を配置したがために、苦情や訴訟に発展することもあります。

宅内ならまだしも特に近隣にはよく配慮し住宅設備の配置を決めたいものです。

 

正直、住宅設計をやっていて近隣の騒音問題ほど面倒くさいものはありませんでした。

双方の感じ方が違うから収拾がつかないのです。

挙句の果てには、高い費用を出して騒音レベルを測る始末。

時間もお金も無駄にしてしまうので厄介です。 

 

クレームを受けやすい住宅設備

掃除の音、トイレを流す音、シャワーの音、扉の開閉音・・・どこの家庭でも使っているような住宅設備や家電については、お互いさまということでそれほど苦情が出ない傾向にあります。

まあ、深夜にオーディオやTVの音を大音量で出している場合は別ですが。

 

実際に苦情が出る設備にはこういった傾向があります。

・家主はあまり気にならない。

・屋外に騒音の元がある。

・時間帯を問わない。

これらに該当する設備でよく苦情を受けるものを挙げていきます。

 

エアコンの室外機

エアコンの室外機はファンの音と振動が低周波となって伝わります。

昼間の使用については問題ないと思いますが問題は夜です。

 

ここ数年は、深夜でも30℃を超えるような超熱帯夜が当たり前になってきました。

どこの家庭でもエアコンをつけながら就寝することもあるでしょう。

無理して暑い部屋で寝てしまうと熱中症になって危険です。

 

ただ、このエアコンの室外機がわりと騒音問題に発展しやすいのです。

室外機は極力隣の家には向けない方が賢明です。

  

エコキュート

ヒートポンプでお湯を沸かすエコキュートは、オール電化とともに普及してきました。

エコキュートにもヒートポンプにファンが付いていますので、エアコンの室外機同様に音が出ます。

 

基本的に電気代の安い時間帯に動作しますので、稼働時間は深夜となります。

お湯が必要な日は動きますので、基本的に365日動いているといっていいでしょう。

 

毎日のように深夜になるとブーンという音とともに、ヒートポンプが作動するのです。

配置は熱伝導ロスを少なくするため浴室近くに持ってくることが多いのですが、エアコンの室外機同様に音の配慮が必要な機器となります。

燐家に近い場合は少し配管を長くしても良いのでヒートポンプの位置を変更した方が無難です。

  

エネファーム

エネファームとは家庭用燃料電池コジェネレーションシステムの愛称で、給湯設備と発電設備を一体化したような装置です。

都市ガスやLPガスから水素を作り出し、空気中の酸素と反応させて発電し、その時の排熱を利用してお湯を沸かします。

 

このエネファームは長時間にわたって低周波を発生させるため騒音問題や近隣住民が体調不良を訴えるといった事例も報告されています。

音としては聞こえにくくても、イライラするなど不調を訴える人もいます。

対策としてはできる限り解放された位置に設置するしかありません。

低周波は必ず出ますので近隣から離した方がよいです。

  

まとめ

住宅設備で苦情が出やすいものを3つ挙げました。

共通するのは音の発生源が屋外にあるということ、設備機器の移動が容易ではないという事です。

 

ということは、ひとたび問題が起きれば改修工事は大変ということです。

音問題はお互いさまという部分もありますが、我慢の限度を超えると苦情につながります。

そのためできる限りの配慮はしておいた方が賢明なのです。

 



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