デジカメプリントしたい場合、何万画素で撮れば良いか?「ポイントは印刷屋が教えてくれた数字」

撮影術

デジカメプリントとは

デジカメプリントはデジタルカメラやスマートフォンで撮影した画像データを、印画紙等に印刷することです。

 

カメラ店をはじめ、ショッピングモールのプリントコーナーや、自宅にプリンターがある方は自宅でもできます。

デジタルで管理するのではなく、アルバム等に貼り付けて保管したい人に適しています。  

 

カメラ店と自宅プリントの違い

カメラ店でプリントしてもらう場合と自宅でプリントする場合があると思いますが、個人的にはカメラ店でプリントしてもらうことを勧めます。

それぞれの利点、欠点を挙げてみます。

 

カメラ店の利点

印画紙が良いので色が長持ち。

品質が均一。

・プリンターなどの印刷機器を買わなくてよい。

 

カメラ店の欠点

店舗に行く必要がある。

・店によっては質の悪い印画紙を使っているため色あせる。

・待ち時間がある。

・勝手に補正される。

 

自宅プリントの利点

・自宅で作業できる。

・その場で補正しながら自分好みの色に印刷できる。

・同じデータを何度でも使える。

 

自宅プリントの欠点

・パソコン、プリンターを買わなければいけない。

・インクを買わなければいけないので結局高くつく。

・販売されている印画紙の種類が多く選択に迷う。

 

総合すると初心者はカメラ店へ、上級者は自宅プリントというイメージです。

 

 

印画紙の大きさ

印画紙には様々なサイズがあります。

 Lサイズ(89×127mm)

 DSCサイズ(89×119mm)

 LWサイズ(89×133mm)

 2Lサイズ(127×178mm)

 2LWサイズ(127×190mm)

 八つ切り(152×216mm)

 六つ切り(203×254mm)

 六つ切りW(203×305mm)

 A4(210×297mm)

 四つ切り(254×305mm)

 四つ切りW(254×356mm)

 

これ以外にもまだまだあり、写真特有のサイズやA紙、B紙、スマホ用など種類は様々です。

  

印画紙にプリントする際に必要な画素数

印画紙にプリントする際はなるべく画素数が多い方が奇麗です。

しかし必要以上に画素数が多くても意味がありません。

 

印刷屋が一般的によく言うのは300dpiです。

 

dpiとはdots per inchの略称で、1インチ(25.4mm)当りのdot数(画素数)を示します。

300dpiとは25.4mmあたり300dotという事です。 

これより画素数が多くなっても劇的に綺麗になることはありませんが、少なければ像の荒い写真になります。

  

デジタル一眼カメラに適切なサイズの印画紙とは

先ほど印画紙のサイズを並べてみましたが、それぞれ縦横の比率が違ったと思います。

Lサイズ1:1.42697ですし、DSCサイズ1:1.33708です。

微妙に違いますね。

 

フルサイズデジタル一眼カメラのイメージセンサーは4:6ですので、同じように計算すると1:1.5となります。

ですからLサイズやDSCサイズにプリントすると左右が切れてしまうんですね。

これだと都合が悪いです。

 

では、どのサイズが適切かというとL系ならLWサイズ2L系なら2LWサイズとなります。

どちらもほぼ1:1.5ですから左右が切れることはありません。

このように印画紙は、撮影するカメラの写真データの縦横比を確認してから選ぶとよいです。

 

LWサイズに適切な画素数

ではLWサイズにプリントするとして実際どのくらいの画素数があればいいのでしょうか。

先ほどプリントに必要なのは300dpiという話をしました。

25.4mmあたり300dotですね。

1画素=1dotと思ってください。

 

LWサイズの長辺が133mmなのでインチに直すと5.236インチです。

5.236インチに300dotを掛けると約1571dot。

同じように縦は約1051dotとなります。

 

画素数は縦横のdot数を掛ければよいので1571×1051=1,651,121dot

ということは約165万画素あればよいという事です。

  

2LWサイズに適切な画素数

ついでですので2LWサイズにプリントする場合も求めてみましょう。

2LWサイズの長辺が190mm短辺が127mmなので同じように計算すると、長辺が約2244dot短辺が1500dotとなります。

そんなわけで2LWサイズに必要な画素数は2244×1500=3,366,000dot

336.6万画素となるわけです。

 

現在のデジタル一眼カメラは2400万画素程度が標準なので明らかにオーバースペックといえますね。

  

2400万画素でどこまで引き延ばせるか

逆に2400万画素のデジタルカメラで、どこまで大きくプリントできるか計算してみましょう。

2400万画素というと、6000×4000dotというパターンが多いです。

 

長辺が6000dot短辺が4000dotなので、同じ要領で計算すると508mm×約338.6mmまで印刷できるという事ですね。

A3(297×420mm)なら問題なし、A2(420×594mm)はちょっと画質が荒れるという感じです。

正直、この差は近寄ってみてもわからないと思います。

 

こうやって計算すると、使い方によっては大きな画素数のデジタルカメラは要らないという事になりますね。

大は小を兼ねると言いますが、あまり大きいのも考え物です。

適切な画素数のデジタルカメラを使うことをお勧めします。 

 



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