ナイトシーン撮影で失敗しないために覚えておくこと

撮影術
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ナイトシーン撮影

デコトラナイトシーン撮影は、主に日没から1時間程度です。

人によってはメインイベントの意味合いも強く、多くの人がカメラを向けてシャッターを切ります。

 

ただ、ナイトシーン撮影で避けた方が良い状況もいくつか存在します。

じっくりとれる状況なら良いのですが、短い時間に多くの写真を撮ろうとすると、失敗しやすい状況を知ることも重要です。

 

今回は、そんな失敗しやすい状況について解説していきます。

 



 

失敗しやすい状況その1:夕日

イベントの閉会式が終わり、片付けだすと同時にトラックの電飾に明かりが灯ります。

ただ、かなり早めに点灯するトラックも少なくありません。

 

夕日が出ている間は注意しましょう。

  

撮影のタイミングとして、少なくとも日没後数十分は明るすぎるのです。

ですから、写真を撮影しても電飾が点いているのかいないのか分からないでしょう。

 

また、夕日独特の赤っぽい色がつくのも難点です。

天候によってはきついオレンジ色の写真になるかもしれません。

夕日の光は思っている以上に強いのです。

 

こういった時間帯に撮影しても記憶容量の無駄使いです。

ある程度暗くなってから撮影するほうが、綺麗な写真が撮れるのです。

 

失敗しやすい状況その2:投光器

イベントによっては投光器を設置する場合があります。

安全のためには良いのですが、写真撮影には適しません。

 

ひとつは独特の色がつくということ。

撮影後に色温度を調整すればある程度解消されますが、トラックの電飾も色が変わってしまいますので、見た目通りの表現になりません。

思った以上に強い光なので、順光の場合はベタっとした仕上がりになりやすいのも欠点です。

  

そしてもう一つは、明るさのコントロールが難しいということです。

イベントに設置される投光器は輝度が高いです。

ですから、思っているより明るく仕上がります。

特にスローシャッターで撮影する場合は、その傾向が強いといえるでしょう。

また、意図しない影が写るのも写真の仕上がりを悪くしています。

  

ということで、投光器が近くにある場合は撮影を避けた方が賢明です。

 

失敗しやすい状況その3:人が集まる場所

現在は多くの人が簡単にナイトシーン撮影を行うことができます。

ですから、ナイトシーンの時間帯まで残るギャラリーも多くなりました。

 

当然、イベント会場内は日が暮れても人が多い状態です。

更に電飾が派手なトラックには人が集まり、人だかりとなるのです。

 

こういった場所は撮影に向きません。

三脚を立てるスペースもありませんし、撮影してもたくさんの人が写り込みます。

場所の確保や、人のは入らないタイミングを見計らうため、1枚撮影するために予想以上の時間を費やします。

少しでも枚数を稼ぎたいなら、賢い選択ではありません。

 

人を入れた風景を撮りたい場合を除き、人の集まるトラックを撮影することは避けた方が良いのです。

 

撮りたいのは分かるのですが・・・

撮りたい気持ちは分かるのですが、わざわざ難しい状況で無理に撮影するのは良くありません。

気に入った1枚を撮影するのに何枚も失敗したり、10分以上待つのは時間の無駄です。

 

ナイトシーンの時間思った以上に短いです。

オマケに暗い中、会場内を歩き回るわけですから、移動時間も含めると撮影時間はわずかです。

ですから、無理しても良いことは無いのです。

 

失敗しやすい状況は避けましょう。

それが、綺麗な写真を撮影する第一歩です。

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