一度上げると下げられない「生活レベル」に向き合うことの重要性と具体的な方法

お金のはなし
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収入が生活コストに追い付いていない時代

現在は収入が生活コストに追い付いていない時代といえます。

これは収入の上昇に比べ、物価や社会保険料の上昇の方が早い為です。

残念ながらこの傾向は少子高齢化が進むうちは止まりません。

 

労働人口が少なくなる → 物が作れなくなる

老人の比率が増える → 社会保険料が増える

こういった具合です。

 

親を見てはいけない

今、30代以上の人は親が高度経済成長期を経験していると思います。

人口は上昇し、日本経済は右肩上がり、物を作れば飛ぶように売れ、銀行金利は5%越えといった具合に、今とは正反対です。

真面目に会社に勤めて給料を貰い、一戸建てをローンで買い、高い保険に入り、高級な自動車を買う。

そんな親から教わった価値観は役に立たないどころか、あなたの足を引っ張ると思います。

 

時代は変わってしまいました。

今は生活レベルを収入に合わせる必要があります。

これこそ「お金を守る力」そのものですね。

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なんかいろいろ撮ってる人

  

生活レベルを上げることでプライドも上がる

同じ会社で働いていると、徐々に給料は上がっていくと思います。

そこで、やってしまうのが「固定費を上げる」という事です。

 

いわゆる生活レベルの上昇ですね。

今より高いマンションに住む。

今より高い車に買い替える。

 

しかし、こういった物は一度上げてしまうとなかなか下げることができません。

「家賃30万のタワーマンションに住んでいるんだ」とか、「高級外車に乗っているんだ」というのは、ひとつのプライドになります。

ですからなかなか手放すのは難しいのです。

 

例えば、あなたが50代で多くの部下を持つ部長職であった場合を想像してください。

ある日突然「明日から新入社員としてやってください」と言われたら嫌ですよね。

「自分にはこの会社で30年の経験がある」これもプライドです。

 

 

プライドだけが高い人には破綻しか待っていない

平成以降の日本経済は右肩下がりです。

何度も言いますが、この流れは止められません。

「バブルの時代は1000万円以上稼いだ」と言っている人を何人も知っていますが、そのほとんどが現在は苦しい生活を送っています。

 

彼らのほとんどが生活レベルを下げられませんでした。

プライドが許さなかったのでしょう。

 

生活が立ち行かなくなってから、初めて生活レベルを下げるという事を繰り返すのです。

まず必要なのは変なプライドを捨てることです。

  

生活レベルと向き合う

プライドを捨てるにはかなり葛藤があるでしょう。

・月30万円のタワーマンションから、月5万円のアパートに引っ越す。

・高級外車から軽自動車に買い替える。

なかなか難しいと思います。

 

しかし、まずは自身の「生活レベル」と向き合ってください。

「それらは生きていくために必要?」と考えることが第一歩です。

 

生活レベルを上げないためのポイント

人間は一度生活レベルを上げてしまうと、なかなか下げられない生き物です。

しかし、最初から高い生活レベルで生活していた人はごく一部でしょう。

親が大金持ちとか、学生のうちに起業して大成功したとか・・・。

 

殆どの人は学校を卒業し、20万弱の初任給からスタートするのです。

ここで重要なのは昇給したときに生活レベルを上げないことです。

 

昇給した分、「良いところに住んで」「食事もちょっと豪華に」「車をローンで」なんてやっていると、あっという間に生活レベルが上がり、収入が不足してきます。

生活レベルは基本的に上げないのが正解です。

 

しかし、どうしてもというのなら一つに絞ってください。

「住む場所だけは譲れない」とか「趣味にだけはお金を使いたい」とか、人それぞれあると思います。

一つに絞ることで生活レベル全体を上げることを防げるでしょう。

親の世代では全体的な生活レベルをあげても、それ以上に給料が上がりました。

しかし、現在ではそのやり方は通用しないという認識を持つことが重要なのです。

 



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