写真の構図
構図とは写真や絵画における、画面の構成やバランスのことです。
被写体をどこに持ってきて背景をどう処理するのか?
構図ひとつで写真は変わります。
今回はそんな「構図」について基本を押さえてみましょう。
構図には名称がある
代表的な構図には名称があります。
これは写真用語として覚えておくと良いでしょう。
では、順に挙げてくことにします。
日の丸構図
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/07/flower2.jpg)
被写体を中心に持って来る構図です。
文字通り「日の丸のように見える構図」で、シンプルなため被写体が引き立ちます。
2分割構図
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/08/nibunnkatu.jpg)
2分割構図は、左右または上下に2分割したように見える構図です。
水平線や地平線を利用した撮影が代表的です。
3分割構図
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/08/bunkatu.jpg)
画面を縦横3分割し、その交点のどこかに被写体を持って来るものを3分割構図と呼びます。
バランスが取れた基本的な構図といえます。
シンメトリー構図
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2023/09/truck-24-683x1024.jpg)
シンメトリー構図は文字通り上下(または左右)対象の構図です。
少しでも上下左右のバランスが崩れると、アンバランスな写真になるので、わりと難しい構図です。
対角構図
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/08/taikaku2.jpg)
対角構図は、被写体を対角線上に配置する構図です。
立体感や奥行きを表現する場合に使われます。
消失点構図(放射線構図)
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/08/syousitu.jpg)
消失点構図は遠近感を出すための構図です。
特に被写体の長さを強調するのに適している構図といえます。
S字構図
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/08/sji.jpg)
S字構図はアルファベット構図のひとつです。
文字通りS字を描くように被写体を配置するので、印象的で柔らかい表現になるといわれています。
トンネル構図
![](https://arttruckseki.com/wp-content/uploads/2022/08/tonner.jpg)
トンネル構図は見せたい被写体を焦点化する場合に使用します。
風景写真で、木の枝等の障害物で囲んで撮影する構図です。
まとめ
今回紹介したのはあくまでも一般的な構図です。
このほかにも様々な構図は存在します。
自身の好みに合わせて選択すると良いでしょう。
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