夜景写真を最も綺麗に見せるテクニック「1日20分だけの奇跡の時間を狙う」

撮影術
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トワイライトタイム

写真撮影でトワイライトタイムって耳にしたけど何のこと?

写真用語にトワイライトタイムというものがあります。

トワイライトタイムとは、夜景撮影において空がまだ青い時間帯を指します。

「空がまだ青い」とは日没後、まだ空が真っ暗になりきっていないということです。

この時間帯の特徴は被写体に弱い光が当たり、空の色も綺麗に映えるという正に夢のような時間帯でもあります。

 

トワイライトタイムは日没とともに始まり、わずか30分ほどで終了します。

綺麗に写せる時間はとても短いので貴重なのです。

 

トワイライトタイムは夜景写真が映える貴重な時間です。

朝夕30分ほどしかないので大切に使いましょう。

 



  

デコトラのナイトシーンとトワイライトタイム

デコトラのナイトシーンの特徴といえば。

・夕方から始まる。

・電飾が点灯するのでそれ自体が発光する。

  

この2つの特徴からデコトラのナイトシーン撮影は夜景撮影の一種と考えて良いでしょう。

更によく観察すると身の回りにこの状況によく似た被写体があります。

ある程度の大きさになり夕方になったら照明が点くもの・・・。

それは、商業施設や公共施設、オフィスビルなどの建築写真です。

 

建築の夜景写真においてもトワイライトタイムは重要視されています。

ですから、デコトラのナイトシーンにおいても、トワイライトタイムは重要な時間帯であることは間違いありません。

 

デコトラのナイトシーンにおいてもトワイライトタイムは重要な時間帯です。

綺麗なナイトシーンを撮影するためにトワイライトタイムを把握しましょう。

 

トワイライトタイムは何時から?

トワイライトタイムの開始時間は一般的に日没後から30分間と言われています。

但し、これは肉眼で見たトワイライトタイムです。

 

手持ち撮影する場合はこの時間で良いと思いますが、デコトラのナイトシーンを綺麗に撮影する場合は、三脚を立ててスローシャッターで撮影するという方法が基本となりますので、この時間帯では早すぎるのです。

何も考えずにスローシャッタで撮影すると空が白飛びを起こしてしまいます。 

ナイトシーン撮影で空が真っ白になってしまった時の解決方法
スローシャッターで写真を撮影した時に空が真っ白になった経験はありませんか? これには人間の目のとカメラのイメージセンサーの性質の違いが関係しています。 白飛びする夕暮れの空を綺麗に写すとっても簡単な方法を紹介します。

 

では、どのぐらいが適切かというと、自身の経験上、日没後40~60分後であると考えます。

この時間帯、肉眼ではほぼ真っ暗なのですが、スローシャッターで撮影すると想像以上に空の色が綺麗に写し出されます。

ですからスローシャッターにおけるトワイライトタイムは日没後40~60分後と覚えてください。

 

一般的なトワイライトタイムとスローシャッターを使用した場合のトワイライトタイムにはズレがあります。

日没後40~60分後を目安に撮影してください。

  

トワイライトタイムの把握に重要な日没時間とは?

スローシャッター撮影におけるトワイライトタイムは日没後40~60分後と説明しました。

では日没の時間はどう把握するのでしょうか?

例えば撮影場所の西側に海があり、水平線に沈む夕日を見ながら時間を計れれば良いのですが、そんな場面はほとんどありません。

 

そもそも天候によって太陽が見えているかも予想できないので現実的ではありません。

そんな時はお持ちのスマートフォンでgoogleのマイクをタップしこう叫んでください。

「日没!」

そうすると「今日の日没は〇時〇分です」と無機質な女性の声で返答してくれると思います。

 

今はとても便利な道具が巷にあふれています。

そういった道具は有効活用しましょう。

ガラケーしか持っていない方は、前日の天気予報で日の入りの時刻を確認してください。

 

トワイライトタイムの把握に必要な日没の時間は、googleが教えてくれます。

毎回確認する癖をつけましょう。

     

撮影時の注意事項

トワイライトタイムにデコトラのナイトシーンを撮影する際にはいくつか注意すべき項目があります。

内容をよく確認して失敗しないようにしましょう。

 

準備を万全に

トワイライトタイムはとにかく短いです。

時間にして20分ほどしかありませんので、始まってから準備をしていたのでは時間が足りません。

始まる前に目当てのデコトラの前に三脚を立て、あとはシャッターを押すだけの状態にしておきましょう。

 

フライングするのはかまいませんので、早めに撮影をし始めるのも一つの方法です。

また、どの場所にどのデコトラがあったか把握しておくことも重要だと思います。

撮影する順番まで決めることが出来たら最高ですね。

 

何事も準備が一番です。

暗闇で無理な操作をすることがないように明るいうちから準備をしておきましょう。

  

マニュアル露出に徹する

カメラの露出設定はマニュアル(M)で行ってください。

ISO感度は100に固定し、絞りの値は5.6~11ぐらい。

シャッター速度はリレーパターンを確認しながら1秒ぐらいを目安に撮影してください。

 

早めに撮影すると、最初の頃は空が白飛びしがちになる思いますが、時間が経つにつれ綺麗な青色に変化してきます。

自分好みの青色になってきたら撮り頃です。

少し暗くなってきたと感じたらシャッター速度を長めに設定したり、絞りの値を小さくしたりして露出を多めにとるよう調節してください。

 

スローシャッターの撮影はマニュアル露出が鉄則です。

ここで露出をカメラ任せにすると自分好みの美しい青色が出せなくなる可能性が高くなります。

  

人が集まるデコトラは撮影しない

ナイトシーンが始まると人が多く集まるデコトラがあります。

いわゆる有名車というものです。

 

フィルムカメラ時代はナイトシーンを撮影できる人は一部の人間に限られていましたが、スマートフォンやビデオカメラの性能が向上した現代においては、誰でも簡単に撮影が出来てしまいます。

誰でも簡単に撮影できるということは、目立つデコトラは撮影のため人が集まりやすいということです。

人が多く集まった場所で三脚を立てるのは困難です。

また横の人が写り込んだり、目の前を人が横切ったり、記念撮影を始めたりと綺麗な写真を撮りたいという場合には障害が多すぎます。

そのような理由がありますのでトワイライトタイムに人が集まるデコトラは撮影しない方が良いと考えます。

 

20分ほどしかないトワイライトタイムです。

タイムロスを避けるため人が多く集まるデコトラには近寄らないようにしましょう。

 

まとめ

1日のうちにわずかな時間しかないトワイライトタイム。

デコトラのナイトシーンをスローシャッターで撮影するために最適な時間帯は少し遅めです。

その貴重な時間帯を最大限有効活用するには、事前準備と人を避けて撮影することです。

 

是非、トワイライトタイムを把握して綺麗な空のナイトシーン写真を撮影してください。

日が完全に落ちてから撮影したナイトシーン写真とは比べ物にならないぐらい綺麗なはずです。

 

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