写真の背景を綺麗にボカすための3つのテクニック

撮影術
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背景ボケ

写真撮影をする際に背景を綺麗にボカしたい場合があります。

背景ボケを上手く活用することで、被写体に注目させたり、写真の煩雑感を無くしたりする効果が得られます。

 

しかし、背景が綺麗にボケる仕組みをわかっていないと、思った通りの写真になりません。

そこで、簡単に分かる3つのポイントとして、背景を綺麗にボカすテクニックを紹介します。

 



【その1】広角より望遠

カメラのレンズは50mmを基準に、その数字が小さくなると広角、大きくなると望遠となります。

一般的に広角レンズより望遠レンズの方が背景が綺麗にボケるとされています。

 

ですから、撮影する際に望遠レンズを使うと良いです。

実際に撮り比べてみます。

今回は24mmと70mmの比較ですので、それほど極端な結果にはなりませんでした。

焦点距離だけで背景ボケの綺麗さを実感するなら、もう少し焦点距離の長い望遠レンズを使うと良いかもしれません。

 

【その2】絞りを開く

レンズの絞りを開く背景がボケやすくなります。

 

絞りの値はfで表示されていますので、その値を小さくしてください。

fの値が最も小さい状態を「開放」と呼びますが、開放ぐらいまで開くと背景がボケやすくなります。

 

実際に撮り比べてみます。

左が18、右がf2.8です。

同じ焦点距離ですが絞りの値を変更するだけでこれだけ変わります。

更に、開放f値が1.4や1.8などのレンズを使用すると、よりきれいにボケます。

 

この操作は絞り機構があるカメラ限定ですので、一部のデジタルカメラやスマホではできません。

 

【その3】被写体に近づく

カメラと被写体、背景の距離を調整することでボケ味を変更することが出来ます。

背景ボケを大きくしたいなら、被写体に近づくと良いです。

 

実際に被写体との距離を調整して撮り比べてみました。

 撮影時に被写体と背景の距離は変更していません。

被写体に近づくだけで、背景が綺麗にボケるというのが分かると思います。

 

この3つを意識する

背景のボケ具合ひとつで、写真の印象はガラリと変わります。

これを上手く利用することで、被写体が引き立つことは間違いありません。

 

ボカす方法が分かれば、背景までしっかり写すことも可能です。

この逆をやればいいだけです。

 

ボケをコントロールすることは、大切ですので常にこの3つを頭に置いておきましょう。

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