Windows10のサポートが2025年10月に終了しますが・・・
Microsoft Windows10のサポートが2025年10月に終了する予定です。
Microsoftのサポートが終了したらどうなる?
Windowsが動かなくなる?
2025年にはそんな詐欺が流行りそうですね。
「動かん動かん詐欺」
実際は更新プログラムが配布されなくなるだけで、「Windows自体がある日突然動かなくなる!」なんてことはありません。
現にWindows7やらWindowsXPやら、古いOSが動いているパソコンはまだまだありますから。
慌てなくてOK!
ということで・・・
くれぐれもオカシナ話には引っかからないように!
とはいえ、古いOSを使い続けていると、思わぬ事故に巻きこまれたりします。
データが流出したり・・・
パソコンが動かなくなったり・・・
怖いですねー。
特にインターネットを使う人は要注意。
そんな理由もあって、”来年には”パソコンを買い替えようと計画していたのです。
別れは”まあまあ”突然やってくる
どんな家電製品でも、ある日突然調子が悪くなったりするのです。
パソコンも同様。
自宅のパソコンは、Windowsのエクスプローラーが言うこと聞かなくなりました。
これ、ほかの人もあるのかな?
症状はこんな感じ・・・
・フォルダの読み込みが極端に遅くなる
・縮小画像が表示されない
・フォルダ間の移動ができない
こうなると、どこにどんなファイルがあるかわからない状態になります。
以前、撮った写真も行方不明。
(多分、どこかにある・・・という状態)
エクスプローラーの履歴を削除するとし、ばらくは正常に動くのですが、1週間ぐらいで同じ症状に・・・
それが3日、2日と短くなり、最終的には1日のうちに何度も「履歴削除」する羽目になったのでした。
ああ、もう、末期症状。
ネット上には様々な解決方法が掲載されていたのですが、いろいろ試しても元に戻る状態。
あれこれやっているうちに「復原ポイントまで戻す」という荒業に挑んだのです。
結果、全く立ち上がらなくなったWindows10。
購入した当初はWindows7 Home(32bit)だった自宅のパソコン。
Windows10 home(64bit)に変更し、OSが入っていたハードディスクを、怪しいクローンソフトを使ってSSDに変更するという綱渡り状態。
この時点で、まあまあ怪しかった。
そして、今回、時計を巻き戻した(復原ポイントまで戻す)ことによりどうにもならなくなったのです。
いや、頑張ったら今からでもどうにかなるかもしれないけど・・・
「来年買う予定のものを今年買ってもいいんじゃない?」と納得させる材料にしたかったのかもしれない。
四苦八苦する時間が無駄。
善は急げ?
ということで、ポチポチやってWindows11 Homeが搭載されたパソコンが自宅に届いたのでした。
操作感は変わらないWindows11ですが
Windows10とそれほど操作感は変わらないWindows11。
ただ、細かい部分が変わっていて「あれ、この操作どこからやるんだろう?」みたいなのがチョイチョイ出てきます。
初めて触る人が最初に違和感を持つのがスタートボタンの位置。
Windows95登場以来、左下にあった「スタートボタン」が下段中央にあります。
いつも左下を探してしまう。
まあ、慣れかもね。
とりあえずタスクバー設定から「左位置」へ変更しときました。
OSとは関係ないのですが、画像処理能力が高いクリエイターパソコンtというものを選んだら、やたら”物理的に光る”のですがこれが結構眩しいのです。
視界に入るとチラチラ派手で煩わしい。
もう少し考えればよかった・・・
Windows10で動いていたアプリケーションはほぼ動いた
んで、Windows10以前のOSを使っている人の多くが気になるのが、
「今使っているアプリケーションがそのまま動くのか」
ということだったりします。
これ結構重要。
いつも使うアプリケーションが動かなければ、同様の作業ができるアプリケーションを探さなければいけないし、場合によってはアプリケーションの購入で余計な出費となることも・・・。
特に専門性のあるアプリケーションは基本的に”お高い”です。
ただ、Windows11に関してはWindows10(64bit版)で動いていたアプリケーションはほぼ動きます。
この点は安心できるかも。
古い製品は動かないかも・・・
ということで、実際に動いたアプリケーション、動かなかったアプリケーションを見てみましょう。
あくまで自宅の環境ですので、動作を保証するものではありません。
【動作環境】
キラキラ・エレクトリカルパレードなBTOパソコン
Windows11home
Corei7 14700F
メモリ:DDR4 64GB
SSD:1TB
電源:750W
グラボ:RTX4070Super 12GB
Microsoft Office Personal 2007
Microsoft Officeに関しては、使っている人が多いでしょう。
ExcelやWordなどは、事務仕事だけでなく汎用性が高いアプリケーションであるといえます。
現在はOffice365としてサブスク形式のサービスを提供していますが、以前の製品は買い取り式でした。
Office2007ということで2007年の製品だと思われますが、CDからのインストール、動作ともに問題なく行えています。
まあ、個人的にはExcelしか使いませんが・・・
Office2007 問題なし
CaptureNX2
CaptureNX2はNikon製のカメラで撮影したRAWデータを編集する現像アプリケーションです。
現在は後継のNX Studioがリリースされていますが、CaptureNX2じゃないと使えない機能もあるのでいまだに現役です。
メーカーとしては販売、サポートが終了しており、Windows11での動作は保証していません。
ただ、動作保証をしていなくても動くアプリケーションはたくさんあります。
CaptureNX2に関しても、CDからのインストール、動作とも特に不具合はありません。
ただ、バージョンアップができませんので、アプリケーション自体の不具合はどうしようもない状況です。
CaptureNX2 (Ver2.2.6)
動作に問題はないがアプリケーションの更新はできない状況
Adobe Illustrator10
IllustratorはAdobeのグラフィックデザインソフトです。
編集社への入稿、写真集やカレンダーの構成、ステッカーの作成などに使っていました。
自宅にあったのはIllustrator10。
20年以上前のアプリケーションです。
古い。
しかし、CDからのインストール、動作ともに不具合は見当たりません。
ただ・・・対応しているデータがあるかは別ですが・・・
比較的新しいAiファイルなんか読むと”強制終了”するので「うまく行けば使えるかも」という程度の製品です。
Adobe Illustrator10 問題なし ただし使えるデータもなし
Adobe Lightroom6
LightroomはAdobeの画像編集アプリケーションです。
自宅にある製品はLightroom6で”買い取り式のLightroom”でも最後の方の製品だと思います。
主に天体写真の現像に使用しているのですが、新しいRAWに対応していないため最近は出番が少ない状況。
CDメディアは所有していないため、ダウンロードファイルでの対応です。
インストールについては問題なく進むのですが、最後のAdobe認証のところで止まってしまいました。
ということで、今のところ動かすことができません。
Adobe Lightroom6
インストールは進むがAdobe認証ができない
PaintShopPro4.2
PaintShopとはあまり聞きなれない名前ですが、Photoshopのような画像アプリケーションです。
Ver4.2は1996年ぐらいに登場したと思うので、もうすぐ30年。
実は、これ現役で使っています。
最大の利点は「驚くほどの動きの軽さ」
アレもコレもできないけど動きだけは軽いですという”装甲ペラペラ紙ヒコーキ”みたいなアプリケーションです。
で、このアプリケーション。
CDからインストールできません。
インストーラーがエラーを起こします。
でも動くんですね。
まず、Windows7ぐらいの古いOSのパソコンにCD-ROMからインストール。
32bitOS必須です。
↓
インストールされたフォルダを、そのままWindows11のパソコンへコピー。
※多分、CドライブのProgramFilesの中にPSPMCというフォルダができているので、フォルダごとUSBメモリー等でコピーしてください。
↓
Windows11のパソコンにコピーしたら、Psp.exeの実行でアプリケーションが動きます。
起動時に、
「システム レジストリの更新に失敗しました。REGEDITを使って更新してください。」
というメッセージが出ますが、
起動時にアイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択するとエラーメッセージは出なくなります。
ということで、あと10年ぐらいは動きそうです。
PaintShopPro4.20J
CDからのインストールは不可
動作はちょっとコツがいる
PaintShopPro3.0
PaintShop4.2よりさらに古いPaintShop3.0。
これも現役。
ドット絵を描くのに便利です。
このアプリケーションに関しては、CDからのインストールもできませんし、古いPCからの移動でも動きませんでした。
ただ、もともとフリーソフトだったのか、ネット上には3.XXといういくつかのバージョンが保管されており、その中のVer3.12というものが32bitに対応しております。
この3.12(32bit)を32bitのWindowsにインストールし、PaintShopPro4.2同様USBメモリー等でフォルダごとWindows11のパソコンへコピーすると動きます。
残念ながら3.12(32bit)は英語版しかないので翻訳が必要ですが、できることも少ないので覚える単語もそれほどないかと思います。
PaintShopPro3.0
CDからのインストール、動作不可
Ver3.12(32bit)なら動作させる方法あり
最近のアプリケーションはおおむね動きますが・・・
さて、自宅にある旧めのアプリケーションをいくつか動作させてみました。
まだ、確認していないアプリケーションもいくつかあるので今後、確認してみようかと思います。
動作状況、動作方法等、参考になればいいかと思います。
コメント