スマホのカメラ
スマホのカメラで写真を撮ることは多いと思います。
コンパクトなのに高性能で高画質。
持ち歩きも苦になりませんし、撮影した写真をそのままネットにアップロードできるのでとても便利です。

そんなスマホのカメラですが、何気なく構えて撮影していませんか?
ちょっと方向を変えるだけでいつもとは違う写真が撮れるのです。
そこのところを解説。
スマホのカメラアプリは右利き用に出来ている
スマホのカメラアプリは右利き用に出来ています。

「なんのこっちゃ!?」と言うかもしれませんが、シャッターボタンの位置を確認してください。
スマホを横に構えると撮影者から見て右側にきませんか?
デジタル一眼カメラにしろ写ルンですにしろ、本体の右側にシャッターボタンがあります。
右手人差し指でシャッターボタンを押しやすいように出来ているんですね。
では、スマホのシャッターボタンが左側にあるとどうなるかというと、シャッターボタンを押しにくいので撮影者は上下逆にスマホを構えてしまいます。
スマホを横に構えるとレンズは左上になる
お持ちのスマホを横に構えてください。
横構図の写真を撮るイメージです。

この時、スマホカメラのレンズは撮影者から見て左上(または左中)に来ると思います。
多くのスマホでは共通の配置です。
理由として諸説はありますが、撮影の際に指などでレンズが隠れにくくするためと言われています。
ですから、この配置なんですね。
必然的にカメラアプリのシャッターボタンは右手人差し指で押しやすいように右側(縦に構えると下側)となります。
逆さにしたっていいじゃない?
スマホに搭載されたカメラが概ねこういった配置になるのは撮影しやすさを考えてのことです。
「必ずその方向で撮影しなければいけない」というわけではありません。
逆さに構えても撮影は可能なのです。

やり方はとても簡単。
スマホで撮影する際に逆さに構えるだけです。
そして撮影したら好みの向きに写真を回転させる。
少し操作に戸惑うかと思いますがやってみましょう。
逆さに構えてローアングル撮影
逆さに構えるとローアングル写真に違いが出ます。
ローアングル撮影を行う時にスマホを地面に置いて撮影することありませんか?
このような場合でもスマホを逆さにするとよりより低いローアングル写真となります。
まずは縦構図で試してみましょう。
通常の方向ですと、レンズが上に来るため地面から約12cmの目線となりますが、スマホを逆さにすることでより約3cmの超ローアングルとなります。
例えばこんな感じ。


かなり低いですね。
ここまで低いと砂利が邪魔だったりします。
低すぎる場合は何か台になるようなもので微調整しましょう。
プラモデルでも逆さに構えてローアングル
逆さ撮影はプラモデルなど小さな被写体にも有効です。
プラモデルは小さいため、普通に撮影すると上から見下ろしたようなアングルとなります。
特に地面やテーブルの上に置いた場合はスマホの位置をこれ以上下げられない事多いですね。
こういった場合も、スマホを逆さにして撮影しましょう。


随分低い位置から撮影できます。
プラモデルは小さいので、アングルの効果が大きいですね。
低すぎる場合はかまぼこ板などを挟んで調整すると良いです。
まずはやってみよう
慣れというものは恐ろしいもので、シャッターボタンの位置で自然と構える方向を決めてしまっています。
普通に撮る分にはこれで不自由はしませんから。
あとちょっとが欲しいのはプラモデルなど小さなものを撮影する時です。
「スマホを逆さに構える」という単純なことですが、案外効果は大きいです。
是非やってみてください。
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