ピークデザイン アンカー リンクス(Peak Design AL-4)
アンカーリンクスは素早くカメラのボディとストラップを脱着できるコネクターシステムです。
Peak Design(ピークデザイン)が開発し、その利便性から多くのフォトグラファーに愛用されています。

主な特徴は、
・三脚撮影時やバッグ収納時、カメラストラップが邪魔な時にすぐ外せる
・1個あたり90kg以上の耐荷重があり、重量級カメラでも安心して使用できる
・一つのストラップを複数のカメラで兼用できる
・紐が擦れて内部の黄色いコアが見えたら交換時期という安全設計
・カメラ以外にもスマートフォン、鍵など小物にも使用が可能
といったものがあります。
アンカーリンクスの偽物が出回っている
そんなアンカーリンクスですが多くの偽物が出回っています。
偽物と言っても明らかにデザインが違う製品が他ブランドから出ており、こういったものは見分けがつくため間違って購入してしまうことはありません。

問題は「パッケージも同じで、”正規品”として売られているものが偽物である場合がある」ということです。
これは販売店側も知らずに仕入れている可能性もあります。
”正規品”として購入したけど偽物でした・・・ということもあるかも。
偽物の危険性は「強度が足りない可能性がある」ということ。
アンカーリンクスが破損して初めて偽物であると気が付く人も多いようです。
紐が千切れてカメラが落下・・・なんて大惨事です。
ピークデザイン アンカーリンクスの偽物は見分けがつきにくい
アンカーリンクスの偽物は見分けがつきにくいです。
まずはコチラの写真をご覧ください。

どちらもpdと印のあるアンカーリンクスのアンカーです。
片方が偽物です。
比較すると、なんとなく左はワイヤーが真っすぐで、右はワイヤーが緩やかです。
ただ、横に並べてコレですから、片方だけ見ていればどちらも正規品と思ってしまうでしょう。
参考までにパッケージがこれ。


2面だけしか写していませんが、あとの4面にも違いはありません。
これでは、店頭に並んでいるものが偽物かどうか判断するのは不可能です。
アンカーリンクスの偽物を見分けるには
では、なぜ手元のアンカーリンクスが偽物と思ったのか?
「正規品で売られているにも関わらず、その中に偽物が紛れ込んでいる」という話を小耳にはさんだためです。
そして、おそるおそる手元のアンカーリンクスを確認すると、なんとなくワイヤーのカーブが違う製品がある。

ということで思い切って”破壊”という行動に及んだのでした。
もちろん在庫(未使用)。
もったいないのですが、カメラが落下するよりマシです。
アンカーを破壊してみる
アンカーリンクスの真偽を確認する方法はとってもシンプル。
破壊です。
では、実際にワイヤーを切断してみたものを見てみましょう。


はい、一目瞭然ですね。
上の正規品は黄色いインナーコアが出現しましたが、下の偽物には何も入っていません。
参考までに下の偽物はアンカー本体の中も接着してあるだけ。

ワイヤーが抜けてしまうことも十分考えられます。
絶対に使ってはいけない製品。
アンカーリンクスの偽物を見分けるポイント
ということで、最初の写真に戻りまして、向かって右側が偽物でした。

破壊しないと分からないような商品を、見分けるのは非常に難しいです。
ただ、ワイヤーの曲がり具合以外にも違いはありますので、手元にある製品を例に挙げてみましょう。
アンカーの光沢の違い

双方を見比べますと、アンカー樹脂部品の光沢が若干違います。
左:偽物 右:正規品
写真は光を当てて強調していますが、実物は見比べなければ分からない程度です。
ワイヤーの光沢の違い

ワイヤーの光沢についても違いが見られます。
左:偽物 右:正規品
こちらも光を当てて強調していますので、実物を見比べなければ分からないです。
ワイヤーを引っ張ってみる

双方のワイヤーをそれぞれ引っ張ってみました。
偽物の方が若干伸びるような気がします。
伸びる量は”気持ち程度”なので、並べて比較しないと違いが分かりません。
一部ネットで書かれている「粗悪品」のように抜けることはありませんでした。
これは製造によるバラつきもありますので、あまりアテにならないかもしれません。
ソケットは違うように見えるけど

ソケットについても違いが見られます。
左:偽物 右:本物
ただ、この違いに関しては性能に大きく影響するかというと、あまり違いは見られません。
どちらもスムーズに脱着できます。
ピークデザインのアンカーリンクスは信頼のある店で購入
アンカーリンクスの偽物を見分けるためのポイントをまとめます。
・箱:違いが分からない
・ワイヤー:正規品の方が真っすぐで若干光沢がある
・ワイヤーを切断:黄色いインナーコアが出るのが正規品
・アンカー部品:正規品の方が光沢がある
・ソケット:形は違うけど、使用に問題ないと思われる
このように、並べても分かりにくく、購入前の真偽の判別は困難であると考えます。
ということで、
購入の際は信頼のおける正規品売店で購入しましょう。
銀一(GIN-ICHI) ONLINE SHOP
参考までに、手元にある偽物は楽天市場で購入したものです。
3セットのうち1セットが偽物。
同時期に1セットずつ3店舗で購入したため、どの店舗で販売された物かは分かりません。
どの店舗にも”正規品”と謳ってありましたが・・・。





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