【住宅業界の裏側】マイホームづくりで痛い目を見る人5選

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マイホーム(持ち家)

昭和から平成になり現在は令和です。

世の中が大きく変わっていますが、持ち家比率60%前後であり1970年代から大きく変わっていません。

持ち家には持ち家のメリットがあり、一定数の需要はあり続けます。 

購入時期の年齢移動はありますが、今後も持ち家比率は大きく変わることは無いと考えます。 

そんなマイホームですが、建てるにあたっては色々と留意することがあります。

とはいえ「何を注意したらいいのか分からない」という人も多いでしょう。

 



 

マイホームづくりで痛い目を見る人5選

「家は一生に一度の大きな買い物」と言われるように、多くの人にとって家を買うということ一生に一度です。

ですから、ほとんどの人が家購入初心者で、大きな金額を支払うわりに知識は足りません。

右も左もわからないまま建設会社の門をたたくというのは少々危険です。

また、家という特殊な商品であるがゆえに注意することがあります。

何も考えないで買うと痛い目を見るでしょう。

今回は、そんな痛い目を見やすい人5選を紹介します。 

それでは順に見ていきましょう。

 

 

家電を買う感覚で住宅を買う人

家電製品を買う感覚で住宅の請負契約をする人は痛い目を見ます。

こういった人は日本の素晴らしい工業製品の仕上がりが当たり前だと勘違いしているからです。

住宅を含め建築は現場合わせが普通の世界です。

1mm違うなんて普通のことです。

参考までに某ハウスメーカーの建ち上がり精度は20mmです。

大雑把にいえば柱を垂直に建てた際、2階で20mm傾いていてもOKということです。

床にビー玉を置いて転がるのは珍しい事ではありません。

家電製品を買う感覚の人にとって、住宅は信じられなく粗悪なものに写るでしょう。

こういった人は、建設会社がどれだけ綺麗に仕上げても満足を得られることは無いです。

ある意味不幸な人たちといえます。

 

家族のパワーバランスが拮抗している人

家族のパワーバランス、特に主となる夫婦のパワーバランスが拮抗し過ぎている人は痛い目を見ます。

こういう家族は、とにかく物事が決まらない。

 

家づくりは決めることが非常に多いです。

物事が決まらないのはストレスが溜まることです。

夫婦であれば男女ですので、たいてい思い入れのある場所が違います。

キッチン、浴室、建物外観、庭・・・このあたりはわりと男女差がハッキリしていると感じます。

 

夫婦のパワーバランスが拮抗し過ぎていると思い入れのある部分で意見がぶつかります。

打合せ時に言い合いになる事は日常茶飯事、一方が打合せ時に出ていく泣き出す別居離婚なんてこともあります。

それはそれは泥仕合

正直、見ていて痛いです。

こういった時に「お互いに譲る心が大事」というのをしみじみと感じるのです。

 

金を出さずに口だけ出す親族がいる

金を出さずに口だけ出す親族がいる人は痛い目を見ます。

 

そういった親族は無理難題を吹っ掛けることが多いためです。

・自分が建てたときはこうだった。

・柱はムクじゃないのか?

・この装備は付けておけ、金は出さんけど。

・なぜこんなに高いんだ?

親族であるがゆえに中途半端な知識で好き勝手言います。

場合によっては、施主がノイローゼになる事もあります。

親族としては責任なしの発言が出来るのでノリノリなんでようね。

 

金は出さないけど家づくりに口だけ出す親族が居て、良い家づくりになったことはほとんどありません。

例え施主にとって素晴らしいプランであっても、そういった人達は建った後に無理矢理でも欠点を並べます。

ひとことで言うと「家づくりマウント」ですね。 

 

逆に口を出さずに金だけ出す親族がいる人は良い家になりやすいです。

物事が決まりやすいのでストレスも少ないですし、金銭的にも余裕があるからです。

 

占い、宗教に熱心な人

占いや宗教に熱心な人は痛い目を見ます。

 

まず多いのが、住宅の契約から建築まで日程縛り日柄縛りする人。

契約は何月何日で、地鎮祭は何月何日、引き渡しは何月何日といった感じになります。 

これが問題になるのは、建築現場は生モノですので予定通りに行かないことも多いです。

少し雨が続けば基礎工事は遅れますし、雪が降ると上棟は危険なので延期となります。

建設機械の都合で、その日程で祭事が出来なかったり、伸びることもあるでしょう。

予定通りいかないことは多いので、始まってから建設会社とトラブルになりやすいです。

また、問題になるのがプランに占いや宗教が絡んでくる場合。

玄関や水周りの位置がそういったものの影響を受けますので、正直使いにくかったり不都合がある場合があります。

そういった人達はある意味心に不安を抱えていますので、目に見える住みやすさより目に見えないモノを信用したりします。

「どう考えてもダメでしょう!」とツッコミたくなるような住みにくいプランができやすい人たちです。

 

やたらと値切る客

やたらと値切る人は痛い目を見ます。

まずは契約時にやたらと値切る人がいますが限度があります。

ネット上には「値切り目標」みたいなものが出ていますが、鵜呑みにしてはいけません。

情報には保証がありませんから。

また、ネットの書き込みは建設会社の社員も確認しています。

そんな感じですので、ネット情報を鵜呑みにして値切る人は建設会社からいい加減な扱いを受けます。

また、住宅は契約した後に詳細の仕様を決めるのですが、その際に仕様の変更によって追加工事が発生する事が多いです。

契約後の打ち合わせは数回、場合によっては十数回にわたって行われ、その都度工事費の増減が発生します。

 

金額にすると1回あたり数万、数十万、場合によっては数百万円なんてこともあります。

追加工事が発生する度に値切る人は、建設会社に見捨てられてしまい、良い提案をしてもらえなくなります。

生活のうえで便利なもの見栄えの良いものは得てして高価です。

そういったものを勧めても値切られるのであれば「提案」自体を止めてしまうのです。

 

結果、提案不足貧相な家が生まれます。

そのままでも施主が満足すればいいのですが、そういった人はたいていから文句が出るのです。

 

自己防衛は必要

住宅は高い買い物ですが自己防衛も必要です。

お金を出したらよいものが手に入るとは限られません。

考え方も変える必要があるでしょう。

 

それと同時に知識を持ちましょう。

良いプランや良い商品というのは当然のことです。

こんな落とし穴があるということも重要な知識なのです。

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