名車紹介を紹介「失われつつあるデコトライベントの華」

デコトラ

名車紹介

名車紹介とはデコトライベント等で、ステージ前に車両を移動させ、オーナーに車両を紹介してもらう催し物のひとつです。

多くの場合は、イベントプログラムに記載され、ステージ前に出る車両は、参加するトラックの中から選抜されます。

 

選ばれたトラックは、名車紹介の時間になると誘導され、ステージ前まで移動をする事となります。

そして、終わればまた元の場所に誘導されます。

最近は名車紹介があまり行われなくなりましたので、知らないという人も一定数いるかと思います。

そんな名車紹介について紹介します。

 

名車紹介の良いところ

イベントプログラムに名車紹介があれば幸運です。

時間の都合で飛ばされることもありますが、時間帯になったらステージ前に行くことをお薦めします。

 

ということで、名車紹介の良いところ挙げていきます。

 

トラック全体が撮りやすい

デコトラのイベントでは一般的に、入場順にトラックを止めていきます。

 

イベント会場として借りられる場所には広さに限りがありますので、前後や隣同士はある程度詰めて駐車します。

こうなると、トラック全体や、荷台側面の絵、文字は撮影が難しくなります。

 

こういった時、名車紹介があると撮影がしやすくなります。

 

走る姿が撮影できる

それほどスピードは出しませんが、駐車場所からステージ前までトラックが移動しますので、走る姿が撮影できます。

動画の場合はもちろんですが、静止画でも撮り方によっては迫力ある写真が撮れるかと思います。

どう撮るかを試行錯誤できるのも魅力のひとつです。

 

普段聞けないことが聞ける?

ステージ前では一度トラックを止め、こだわりアピールポイントなどを聞いたりします。

司会とドライバーが面識あると、かなりツッコんだ会話もあります。

 

もし、何か知りたい場合?

小学生ぐらいなら司会の人に「これ聞いて~」なんていうのもありかもしれません。

普段なかなか聞くことが出来ない事が聞けたりするでしょう。

 

名車紹介が減った理由

名車紹介が減った理由はいくつもあります。

順に紹介していきましょう。

 

敷地の問題

デコトラのイベントは公共施設や企業の土地を借りてすることが多いです。

多くのトラックが集まりますので、土地は出来る限り広い方が良いです。

 

ただ、昔に比べて広い敷地が借りられにくなりました。

理由は、用途変更、自然災害、過去の素行など様々です。

 

また、参加台数も昔より増えており、入場順に止めていくとトラックが入りきらないことも珍しくありません。

もちろん、敷地内はすし詰め状態ですので車両の移動は出来なくなります。

ということで、広さが原因で行われないことが多いです。

 

人員の問題

名車紹介は多くの人員の要するイベントです。

 

駐車場の端から端までトラックを誘導し、元の場所まで安全に戻さなくてはなりません。

ステージの前だけ見ていると、司会ひとりいればいいように感じてしまいますが、その裏で多くのスタッフが誘導をしています。

 

主催クラブも人員には限りがあります。 

ですから、名車紹介は人員不足で出来ない事が多いのです。

 

イベント参加スタイルの変化

初期の頃のイベントはトラックを綺麗に見せることが当たり前でした。

ですから、トラックの周囲でバーベキューをしたりテントを立てる人は僅かでした。

 

しかし、いつ頃からかイベントに来て飲食、休憩が当たり前の時代になりました。

一度、落ち着いてしまうと、移動しにくくなります。

また、他人が荷物を広げているため車両が移動できない事もあります。

ということで、主催側は当初より名車紹介をイベントプログラムに組み込まなくなります。

 

これは全体的な流れですので止まらないと考えます。

 



小さい子供が多くなった

デコトラのイベントが盛んに開催されるようになったのは1980年代末期から1990年代初頭です。

 

当時は小さな子供を連れてくる人は僅かでした。

というのは、デコトラ=素行が悪いと捉えられていますで、トラック関係者以外が家族を連れてイベントに参加することはありません。

 

ただ当時、小中学生だった人が大人になり、家族を連れてイベントに参加するようになっています。 

ということで、昔に比べてデコトライベントに小さな子供が増えました。

 

小さな子供は、予測不能な動きをします。

トラックの進行方向に飛び出すことも珍しくありません。

実際、事故寸前案件を何度か目撃しています。

安全の面を考慮して、やらないという決断をする事もあります。

 

名車紹介はイベントの華

多くの問題により、ほとんどイベントプログラムに組み込まれなくなった名車紹介ですが、今でもイベントの華であることは間違いないと考えます。

運よく見ることができたなら、次の事に注意してイベントに協力しましょう。

 

・小さいお子さんは手を離さない。

・誘導員の指示に従う。

・撮影に夢中にならない。

・動いている車両に近寄らない。

・通路等の真ん中でトラックの進行を邪魔しない。

・トラックの動きに注意する。

・テント、バーベキューはしない。

 

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