性格の不一致
男女が分かれる際、または夫婦が離婚する際に最も多い理由として挙げられるのが「性格の不一致」だと言われています。
この表現は少しオブラートに包んでいると感じます。
例えば、見た目も性格もイケメンなのに、大きな借金があり、働いたお金を入れない夫がいたらどう思うでしょうか?
見た目も性格も最高なんですよ。
「私が稼ぐ!」というは若いうちだけ。
そのうち子供が出来たり医療費が嵩んだりと生活が立ち行かなくなります。
そういった理由から「性格の不一致」という表現は、実は「金銭感覚の不一致」だと考えます。
日本人はお金の話をすることは汚いことのように嫌う癖があります。
お金は中立なのです。
この「金銭感覚の不一致」を防ぐために、パートナー、相手を見るポイントを紹介します。
時間費用
これは時間を生み出すために使う費用です。
例えばこのようなものがあります。
・交通の便の良いところに住む。
・ルンバや食洗器など時短家電を買う。
効率重視といえるでしょうね。
物質費用
これは物を買ったり、集めたりする費用です。
例えばこのようなものがあります。
・ボトルキャップを集めるために特定の飲料ばかり買う。
・物を捨てないので貸倉庫を借りる。
いわゆるコレクター気質とも言いますね。
快楽費用
己の快楽に使われる費用です。
例えばこのようなものがあります。
・趣味の費用。
・グルメである。
・ギャンブルが好き。
この辺りが一番モメそうな費用ですね。
交際費用
人間関係の維持に使われる費用です。
例えばこのようなものがあります。
・飲み会。
・デート。
・サークル活動。
交友関係が広かったり八方美人の人はこういったことにお金を使いますね。
投資費用
そのまんま投資の費用ですね。
例えばこのようなものがあります。
・資格等の自己投資費用。
・株や債券を買う費用。
・コネづくりに使う費用。
基本的に向上心が強く、無駄遣いを嫌うような性格です。
安心費用
安全や安心のために使う費用です。
例えばこのようなものがあります。
・銀行預金をする。
・防災グッズを買う。
・高台に引っ越す。
一般的に心配性な人がこういったものにお金を使います。
女性に多いのも特徴のひとつですね。
経験費用
経験や思い出に使う費用ですね。
例えばこのようなものがあります。
・旅行をする。
・イベントに参加する。
物より思い出というタイプですね。
基本的に経験自慢が多いです。
名誉費用
自身の名誉のために使う費用です。
例えばこのようなものがあります。
・やたらと飲み会で奢る。
・ブランドの服を買う。
・自身の給与に見合わないような高い車を買う。
要するに見栄っ張りってことです。
このタイプは散財しやすいので注意が必要ですね。
住居費用
文字通り家賃や家、家具に対する費用です。
例えばこのようなものがあります。
・必要以上に広い家に住みたがる。
・高級な家具や家電にお金をかける。
どちらかというとインドア派で部屋はきれいに保つ傾向があります。
育児費用
そのままズバリ子供にかける費用です。
子供の将来にも関わってくるので一番モメる種になるようですね。
金銭感覚の不一致を避けるには
さて、この10個の費用ですが、自身の配偶者、婚約者、彼氏彼女はどうでしょうか?
一つ一つチェックしていくと良いと思います。
特に最期の「育児費用」は一番モメる種ですね
次に「物質」と「快楽」と「名誉」といった所が「無駄遣い」と言われやすいポイントです。
お金を使うという行動の中に性格がしっかりと表れてくるんですね。
理解できない部分が多すぎると「金銭感覚の不一致」となり別れる原因ともなります。
後で後悔しないように異性のお金の使い方についてはしっかりチェックしておくことをお勧めします。
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