宅建の試験に独学で合格する方法 短時間&高効率勉強法

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宅建士資格試験に独学で合格したいです。

どのような方法で勉強すれば合格に近づけますか?

宅地建物取引士試験は難関

不動産業や建築業に勤めていると要求される宅地建物取引士の資格。 

しかし、宅地建物取引士試験は難しいことで有名です。

 
ここ5年間の合格率は以下のとおりです。
 令和2年度[12月] 13.1%
 令和2年度[10月] 17.6%
 令和元年度   17.0%
 平成30年度   15.6%
 平成29年度   15.6%
 
 
だいたい合格率13~18%の間ぐらいですね。
100人受けたら13人~18人ぐらいしか合格できない計算です。

 
毎年、受けているのになかなか合格できない人もいるでしょう。
今回は実体験に基づく宅地建物取引士試験合格のための勉強法について解説します。

 

テーマはタイトル通り、手間をかけず、効率よく勉強する方法です。

時間が限られている中、手間はかけたくないですし、勉強量がある程度必要な資格試験であるため長続きさせることもポイントなのです。

 



 

勉強はしましょう

最初にお話ししておきますが勉強をしなくてもラクラク合格なんて話ではありません。

そんな資格試験はありませんから。

  
効率的に試験合格への道を切り開こうということです。
ある程度の勉強は必要ですのでそのあたりは覚悟してください。

 
宅地建物取引士試験は独学でも合格できるレベルですが専門学校に通うのもいいでしょう。

それぞれのメリット、デメリットはこんな感じですね。

【独学のメリット】

 ・問題集ひとつでできるので安上り。

 ・自分の好きな時間に勉強ができる。

【独学のデメリット】

 ・分からないことを聞く人がいないので、理解するまでの時間が長くなりがち。

 ・やる気を保つのが大変。

  

【専門学校に通うメリット】

 ・専門の教師が勉強を教えてくれるので勉強の理解が早い。

 ・専門学校独自の合格のためのノウハウがある。

【専門学校のデメリット】

 ・学費が高い。

 ・決まった時間拘束される。

  

確実に合格したいなら専門学校に通う方が良いかもしれません。

ただ宅地建物取引士試験に関しては専門学校に通わなくても、きちんとした勉強法で勉強すれば合格は可能と考えます。

 

独学での勉強法

作者は専門学校に通わず独学で宅地建物取引士試験に一発合格しました。


当時は宅地建物取引主任者試験と呼ばれていましたが、今も出題傾向や勉強法は変わっていません。
1月に問題集を購入し、10月の試験日までに実際に行った勉強法を紹介していきます。

 

問題集を選ぶ

正月にAmazonで今年用の宅建試験用問題集を買いました。

たくさんの問題集が発売されていますが、どれでもいいというわけではありません。

逆にいうと問題集ひとつで試験の合否が決まるといっても過言ではありません。

問題集や参考書を買うためのポイントがありますのでいくつか紹介します。

 

冊子が分かれていること

買ったのは日建学院が発行している「一発合格!宅建どこでも過去問」シリーズ。
ポイントのひとつは分野別に冊子が分かれていることです。




 

この問題集は「権利関係」「宅建業法」「法律・税その他」の3冊に分かれています。

その目的は、いつでもどこでも寝ころびながらでも勉強するためです。

このいつでもというのが一つのポイントになります。

とにかく勉強時間を絞り出すには、ちょっとした空き時間などで問題に触れることが大事です。

1時間は取れないけど10分なら6回とれるでしょう。

勉強のため、机にわざわざ座って頑張る必要はないのです。

 

寝転びながら、TVを見ながら、通勤の電車で・・・どこでもいいのです。

そんな時に分冊されていて軽いというのは取り回しが利いて有利になります。

 

もし全ての分野が一つの冊子になってたとすると、重くなってしまい持つだけで疲れてしまいますからね。
とにかくいつでも勉強できるように、大き過ぎないものを選びました。

 

解説がしっかり書かれているか 

次に選ぶポイントは解説がしっかり書かれているかというところです。

 
ネットで買ったので情報は限られていましたが、幸いレビュー通り解説がしっかり書かれている問題集が届きました。
ネットで買うより実際の店舗で「解説がしっかり書かれているか」確認してから買う方が失敗が少ないと思います。

問題文より解説の方が長いぐらいが理想的ですね。

 

最新のものを買う

問題集や参考書は最新のものを買いましょう。

ネットオークション等で古い問題集を買う人がいますが、これはNGです。

 
法律が変わっていることも多いですし、実際の試験ではそういったところから出題される傾向が強いからです。
とにかく古い問題集はいけません。

 

 

問題集を使った勉強の仕方

問題集が届いたら今日から勉強です。

明日からなんて言っていたら、いつまで経っても始められませんからね。

 
問題集はその3冊を繰り返し勉強し、他の問題集は一切見ません。
いろんな問題集に手を付けるより、1組の問題集を完璧に覚えた方が良い結果になるからです。

 
まずは実際に問題に手を付ける前に、何回繰り返すか計算してみましょう。
例えば正月にネットで注文して、1月7日に問題集が届いたとしましょう。

当日から勉強を始めると10月中旬の試験日まで280日ぐらいあります。

 
同じ問題集を3回、できれば4回繰り返してください。
今回の問題集は3冊で合計484問ありましたので、

3回繰り返しで1452問

4回繰り返しで1936問です。

 
それを280日で割ると

3回繰り返しなら1日当たり約5問

4回繰り返しなら1日当たり約7問です。

たったこれだけでいいんです。

1問10分でも1時間前後。

これなら出来そうって気になりませんか?

 
1日に勉強する問題の数が決まったら、あとはひたすら決めた数を毎日こなすだけです。
この1日にこなす問題の数だけは絶対守りましょう。

 
1回目は読む程度に流します。
ほとんどの問題が分からないと思いますので、問題と解説を読んでください。

 
そして分からなかった問題には付箋を付けていってください
それを毎日すると1冊終える頃には、問題集は付箋だらけになります。
最初はこれでいいのです。

 
2回目は少し分かるようになっているかもしれません。
答えが完全に分かった問題は付箋を外します。

まだ、ちょっと不安というなら付けたままにしましょう。

 
3回目は思い切って付箋が付いている問題だけやってみましょう。
この時点で付箋が全体の5割~7割になっているかと思います。


こなす問題数は250問~350問ぐらいですので2回目より早く終わるでしょう。
同じように完全に分かった問題は付箋を外してください。

 
4回目も付箋が付いている問題だけこなします。
多分、付箋の付いた問題は200問ぐらいになっていると思います。
100問以下ならかなり優秀ですね。

 
4回目を終わった時点で数十日の余裕ができてしまったと思います。
もちろんこれは付箋を外した分だけ問題の数が減ったことが理由ですので当然のことです。


残りの時間で5回目をしてしまいましょう。

5回目まで残った問題はかなり難問です。

じっくりやりましょう。
これでほとんどの問題が分かるようになるかと思います。

ということは、少なくともこの問題集に出るような問題が本番の試験に出れば答えられるはずです。

それと同時にやり切ったという自信もつくでしょう。

 

まとめ

資格試験の勉強は専門学校に行くか独学でするかどちらかになると思います。

僕はどちらも肯定派ですが、独学で通る試験ならコスパも良いので独学で勉強したいですよね。

  
この勉強法のポイントは

 1組の問題集だけやって他は見ない。

 とにかく毎日、決めた数をやる。

 分からない問題を繰り返す。

このたった3つの事だけです。
1日用事があって出来なかったからと言って、翌日倍やろうなんて考えてはいけません。

とにかく時間を見つけて問題をこなしてください。
勉強のためには時間管理も大切なのです。

効率的にコツコツ勉強を積み重ね、合格というゴールに向かって走りましょう。

 



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