かぶせ式レンズキャップが、撮影時に邪魔なので解決方法を考える

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かぶせ式レンズキャップ

かぶせ式レンズキャップは、主に超広角レンズや魚眼レンズに採用されているレンズキャップです。

フィルターねじ込み溝に固定するのではなく、レンズ筐体ごと覆ってしまうような形をしているのが特徴です。

<かぶせ式レンズキャップの例>

フィルターねじ込み式と違い、

 製品間の流用が難しい
 大きくてかさばる
 高価

といった傾向があります。

 

かぶせ式レンズキャップが邪魔

このかぶせ式レンズキャップですが、撮影中は結構邪魔になります。

カメラバックを持っていれば、その中に入れておけばいいのですが、カメラ単体で持ち歩く際はそうはいきません。 

厚みがあってポケットに入りませんし、レンズキャップを外したままですと、

 レンズ前玉に埃等が付着する
 レンズ前玉を触ってしまう

といった危険性があります。

 

かぶせ式レンズキャップを採用しているレンズの多くは、フィルターが付かない構造となっていますので、万が一があると大きな出費となります。

ですから、移動時はレンズキャップを付け、撮影時は外すといった面倒な動作が出てきます。 

 

脱着の繰り返しで起こること

また、かぶせ式レンズキャップの多くは、レンズ筐体との摩擦で固定されています。

ですから、脱着の際にレンズ筐体に傷をつけてしまったり、脱着の繰り返しでレンズキャップ自体の摩擦力が少なくなり、自然落下することもあります。

<レンズキャップ固定部分:プラスチックが削れて摩擦力が無くなる>

消耗品と分かっていても、もう少し長持ちするような構造にして欲しいと考えます。 

 

代わりになるものを探してみる

「純正のかぶせ式レンズキャップは劣化で外れやすくなるし、撮影時は邪魔・・・」という事で、代わりになるものを探してみました。

条件としては、

 経年劣化によって外れやすくならない
 外したときに邪魔にならない

ということが挙げられます。

 

こういった事を考慮して見つけたのがこの製品。

ニコン・フードハットL

対応するレンズ(レンズフード)の大きさは、最大直径約100~110mm深さ65mmです。

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDとの相性は良いです。

下に向けて振っても、外れることはありません。

 

ネオプレーン素材でできているため伸縮性もあり、脱着でレンズ筐体にキズが付くようなことはありません。 

撮影時に外して邪魔だと思えば、丸めてポケットに入るのが良いです。

スポンジのようなゴムのような不思議な素材。

 

また、落下防止のストラップが取り付けられるので、外したらレンズにぶら下げておくのも良いかもしれません。

とりあえず、手元にある物で代用してみましたが、普通のハンドストラップでも十分使えます。

そのへんにある紐でもOK。

 

ここは改善して欲しい

なかなかの高評価なニコン・フードハットLですが、ここだけは改善して欲しいというのがあります。

 

それは装着に手間がかかる事。

純正のかぶせ式レンズフードはワンタッチで取付できるのですが、この製品は口を広げるようにして取り付ける必要があります。

 

これが結構、気を使います。

レンズフードと指でフードハットの端を挟みながら、広げて被せるようなイメージですので、誤ってレンズ面を触ってしまいそうになります。

 

この組み合わせで考えると、少し遊びが足りないと考えます。

「もう少し口を広く」と思うのですが、汎用品ですのでこのあたりは仕方ないです。

 

現在は廃番ですが・・・

このニコン・フードハットですが、現在は生産終了しています。

とは言え、他社から同様の製品が出ているので、そちらが使えます。

 

 

フードハットLと同じようなサイズですと、オプテック・フードハット・ラージまたはX-ラージぐらいになると思います。

サイズは9種類ありますので、自身のレンズに合わせて選んでください。

 

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