矢沢永吉のコンサート
初めて矢沢永吉のコンサートに行ったのははるか昔のこと。
ラジオの出演に始まり、CDを買い、そして実物を見てみたいという事で気になっていたのですが、なかなか行く機会に恵まれず延び延びになっていたのでした。
当時は紙チケットで申し込みも郵便振替、ネットでチケットを取るなんて考えもしない時代でした。
紙チケットの裏には注意事項が書かれていた
郵便振替でチケットを申し込み、当選すると紙チケットが届きます。
表面はライブツアー名が書かれており、裏面には細かい文字で注意事項が書かれていました。
その注意事項がなかなかパンチ効いていましたので紹介します。
特攻服での入場はお断りします
正確には「特攻服での入場はお断りします。周囲を威圧する服装の方は入場をお断りする場合があります」です。
いや、特攻服は分かりますよ。
いかにもって感じで、一目で判別付きますから。
周囲を威圧する服装の方・・・どんな服装?って思ってしまいます。
リーゼントに紫とかピンクのスーツの人が普通に入場していますから、それ以上っていう事ですね。
一度でいいから見てみたい。
あれ以上に、周囲を威圧する服装。
会場内での扇子、旗、笛、胴上げは禁止されております
扇子、旗、笛、胴上げ・・・この人たちは何しに来ているのでしょうね。
扇子はわりとよく見かけますね。
もちろん会場内には入れませんので外で振り回しています。
旗は一度だけ。
20年以上、矢沢永吉のステージを見に行っていますが、一度だけ屋外で旗を振っているのを見たことがあります。
大きさは甲子園の優勝旗ぐらいでしょうか。
たしか「私設矢沢永吉応援団・永吉命」って書いてありました。
後にも先にもその1回だけです。
笛は昔のライブアルバムを聴くとよく聞こえます。
ピーピーうるさいので禁止になるのもわかりますね。
音楽が聞こえないって、絶対もめ事の元になるやつです。
胴上げはさすがに見たことありませんね。
会場内で胴上げってもはや意味が分かりません。
何をしたいのか?
何のためにしたいのか?
理解の範疇を超えています。
誰かがやるから注意書きに書かれる
結局のところ誰かがやるから注意書きとして書かれるのです。
これらを禁止するという事は、過去にそれらの行為を行ってクレームが出たという事ですね。
よほどのことがあったのでしょうね。
初めて、この注意書きを読んだときは正直ネタかと思いました。
今はそんなことありませんよ。
皆さん、安心して矢沢永吉のコンサートに足を運んでください。
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