投資に失敗する人のマインドと対策

お金のはなし
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投資

投資は今持っている資本を投じて、将来的に資本を増加させるための活動のことです。

広い意味では、資格を取って良い職業についたり、人間関係を構築して仕事を得たりすることも含まれます。

 

ただ、多くの人が投資と聞くと「怖い」「怪しい」と思ってしまうと思います。

その要因となっているのが、身近な人や著名人が投資に大失敗して、財産や人間関係を失っている姿を目にするからです。

これはひとえに無知から来るものです。

 

2016年9月に日銀が発表した「資金循環の日米欧比較」によると、家計の資産比率株・投資信託への資産比率は、米国47%、日本16%となっており日本人は投資をしない事が分かります。

しかし、世界経済は成長日本経済の成長が止まっているという構造が変わらない以上、現金の価値は目減りします。

今、円安に伴う物価の上昇で身に染みている人も多いのではないでしょうか。

相対的に物価が上昇している時現金資産だけを持ち投資をしないことが負のリスクとなりえます。

 

やらないと資産が減るけど、やるのは怖い投資。

始めるにはどういった事に注意すればいいのでしょうか?

失敗を例に対策を見ていきましょう。

 



【失敗1】短期で物事を判断する 

投資で失敗する人の多くは、短期で物事を判断しています。

 

一般的に投資は期間が短いほど成績が悪いとされています。

「何十億稼いだカリスマデイトレーダーのお部屋紹介!」みたいな記事で、パソコンモニターが何枚も並んでいる部屋が写っていたりしますが、あれを鵜呑みにしてはいけません。

デイトレードは最も短期で、最も成績が悪くなる可能性がある投資法です。

それで勝ち続けるのは並大抵のことではありません。

お金をお金と思わず、自身の売買ルールだけで機械的に取引できる鋼の心が必要です。

 

特殊な例を見ても参考にはならないのです。

投資は地味に気長に行いましょう。

 

10年後に2割~3割増えていたら成功!

そのぐらいの考えが必要です。

 

【失敗2】集中投資

投資で失敗する人は、集中投資をしがちです。

 

「今はコレが来ているから全力投資だ!」みたいな人は全力で失敗もします。

大前提として投資は不確実なものです。

未来は予想できますが、確実なところは誰にも分かりません。

それに、全力で資材を投じるのは愚の骨頂です。

 

これを防ぐのは分散投資です。

10の投資資産があったら、日本株に2、米国株に2、不動産に2、国債に2、現物に2といった具合です。

もちろん、投資資産以外にも現金、預貯金などの比率も重要です。

年齢にもよりますが、多くても預貯金6の投資4ぐらいに留めておいた方が良いでしょう。

 

仮に勝算があるとしても、投資比率を若干変える程度にしてください。

米国株が上がりそうだからといって、米国株に10投資してはいけません。

米国株を4にする代わりに、日本株を1、不動産を1にするといった具合にしてください。

 

【失敗3】価値の無いものに投資している

現在、多くの投資商品が存在します。

 

投資で失敗する例として、価値のないものに投資をしているというのがあります。

価値の無いものの代表例として仮想通貨が挙げられます。

 

現在の仮想通貨需要と供給のみで成り立っています。

誰かが買うから上がり、誰かが売るから下がるといった具合です。

そこには経済活動は無く、ただ人の思惑だけで価格が決まります。

 

また、データ上で補完されているため

 

こういったものに手を出してはいけません。

仮に「面白そうだな」と思っても、投資資産の5%までに留めておきましょう。

 

【失敗4】借金して投資をしている

投資は動かす金額が大きくなるほどリターンも大きいです。

もちろん失うお金も大きくなります。

 

投資を始めてたまたま上手くいくと「自分は才能がある」と勘違いします。

仕事をして1ヵ月で稼ぐお金より1日で資産が増える量が多くなるとそうなるのも仕方がありません。

こういった人は借金をして投資をしがちです。

 

借金は親族はもちろんのこと、友人、同僚に対しても行われます。

また、意図せず借金となるのが信用取引やFXのレバレッジ取引です。

少ない、保証金でその何倍もの投資が出来るのです。

これはある意味ギャンブルです。

ギャンブル体質の人は投資に向きません。

 

投資は自身が保有している資金の範囲内で行うのが鉄則と覚えてください。

【失敗5】仕組みの分からないものに投資をしている

投資には一定の仕組みがあります。

これを理解せず、資本を注ぎ込むと失敗します。

 

例えば、

日本株を買うとしたらどういった場合に資産が増えてどういった場合に資産が減るのか?

Apple株の場合はどうか?

日本国債の場合はどうか?

ETFは?

 

これらが答えられないのに資本を投じてはいけません。

どうすれば資産が増えるのか?

答えられるようになってから投資しましょう。

 

【失敗6】他責投資

投資は自己責任です。

自分で調べた情報をもとに資本を投じるのが基本です。

 

家族の勧め、先輩の勧め、友達の勧めなんていうのは大抵失敗します。

ましてや銀行員や証券会社社員の助言、ネット記事やSNSを見て投資をするなんて愚の骨頂です。

 

損を被るのは自分なので、自分で調べて判断し、投資を行うようにしましょう。

他責はダメです。

 

失敗はだいたいこのパターン

詐欺を除き、投資で痛い目に遭う人は、だいたいこの6つのどれかです。

逆に、これを理解すれば、そうそう大きな怪我はしません。

 長期的

 分散

 価値がある

 投資資金の範囲

 中身の分かっている

 自己責任

これが大失敗しないためのキーワードなのです。

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