NikonZ6・ボディ内手振れ補正テスト「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR 編」

撮影機材レビュー
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ボディ内手振れ補正

手ブレ補正機能とは、写真等を撮影する際の手ブレを抑制する機能です。

ミラーレス一眼カメラNikonZ6、Z7では、ニコンで初めてボディ内手振れ補正が搭載されました。

ボディ内手振れ補正とは、カメラがブレを検知すると、上下左右とロールのブレを補正するというものです。

<ボディ内手ブレ補正のイメージ:ニコンHPより引用>

NikonZ6、Z7におけるボディ内手振れ補正性能は約5.0段(カタログスペック)

但しこれはNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを使用し、ズームを望遠端に設定した場合です。

では、他のレンズ(他の焦点距離)はどうでしょうか?

 

レンズが変われば手ブレ補正の効果も変わります。

焦点距離によっても変わりますし、ホールドのしやすさによっても変わります。 

ということで、NikonZ6を使用し所有しているいくつかのレンズで検証してみたいと思います。

 




AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRは2015年発売のFマウントレンズです。

Fマウントレンズの望遠ズームとして人気が高く、性能と低価格を両立したコスパが高い製品と考えます。

 

検証方法は、ワイド側とテレ側でシャッター速度を少しずつ落としていき、どの程度写真に手ブレが目立つか確認します。

このレンズはレンズ内手振れ補正が内蔵されています。

結果はボディ、レンズ双方の総合作用によるものですのでご留意ください。

テストに使うのはカレンダー。

カレンダーがフレームいっぱいに写るぐらいの距離で撮影していますので、レンズの焦点距離によって被写体までの距離はまちまちです。

参考程度にご覧ください。

 

手ブレ補正機能の検証結果

【ワイド側200mm】

ところどころ怪しい部分もありますが、シャッター速度1/30秒ぐらいまでは、まあなんとか・・・といった感じです。

1/15秒になると全体的に甘く、1/8秒になるとほぼブレます。

※1/8秒の端部は固定失敗・・。

1/30秒ぐらいまでなので3段分ぐらいです。

 

 

【テレ側500mm】

テレ側についてはシャッター速度1/60秒あたりから怪しくなります。

1/30秒で随分描写が甘くなり、1/15秒はブレが目立つ結果となりました。

こちらも3段分ぐらいですね。

それにしても・・・端部の描写が甘いレンズです。

 

手ブレ補正はカメラのホールドによっても変わってきます。

この結果はあくまで参考程度にお考え下さい。

 

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