NikonZ6・ボディ内手振れ補正テスト「Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF 編」

撮影機材レビュー
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ボディ内手振れ補正

手ブレ補正機能とは、写真等を撮影する際の手ブレを抑制する機能です。

ミラーレス一眼カメラNikonZ6、Z7では、ニコンで初めてボディ内手振れ補正が搭載されました。

ボディ内手振れ補正とは、カメラがブレを検知すると、上下左右とロールのブレを補正するというものです。

<ボディ内手ブレ補正のイメージ:ニコンHPより引用>

NikonZ6、Z7におけるボディ内手振れ補正性能は約5.0段(カタログスペック)

但しこれはNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを使用し、ズームを望遠端に設定した場合です。

では、他のレンズ(他の焦点距離)はどうでしょうか?

 

レンズが変われば手ブレ補正の効果も変わります。

焦点距離によっても変わりますし、ホールドのしやすさによっても変わります。 

ということで、NikonZ6を使用し所有しているいくつかのレンズで検証してみたいと思います。

 




Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IF

Ai AF Nikkor 85mm f/1.4D IFは1995年発売のFマウントレンズです。

設計は古いのですが基本性能は高く、その後20年以上販売され続けたロングセラー製品です。

この領域はポートれーろレンズとも呼ばれ、開放時の美しいボケ味が特徴です。

 

検証方法はシャッター速度を少しずつ落としていき、どの程度写真に手ブレが目立つか確認します。

テストに使うのはカレンダー。

カレンダーがフレームいっぱいに写るぐらいの距離で撮影していますので、レンズの焦点距離によって被写体までの距離はまちまちです。

参考程度にご覧ください。

 

手ブレ補正機能の検証結果

【焦点距離85mm】

シャッター速度1/4秒ぐらいまでは手ブレ補正が利いているようです。

シャッター速度1/3秒で端部は流れ1/2秒で全体的に流れます。

FTZを使用しての結果ですがこのあたりの焦点距離が最も安定して手ブレ補正が利いているように感じます。

持った感じのバランスの良さも感じますね。

 

手ブレ補正はカメラのホールドによっても変わってきます。

この結果はあくまで参考程度にお考え下さい。

 

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