構図の基礎・水平と垂直の重要性

撮影術
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水平と垂直は超重要

写真の構図を決めるうえで、水平と垂直は重要です。

水平や垂直がしっかりしていないと、写真が不安定に見えます。

せっかく撮影するのですから、見栄えよく撮りたいです。

不安定な写真はいただけません。

 

ということで、水平と垂直をしっかり合わせる方法について解説します。

  



基本は水準器を使う

スマートフォンを含め多くのデジタルカメラには水準器が内蔵されています。

カメラの傾きを可視化してくれる機能ですね。

撮影時には水準器を利用し、水平と垂直を合わせましょう。

 

水準器は、電源を入れたりカメラアプリを立ち上げるとそのまま出るものもありますが、表示設定等を変更する必要があるものもあります。

このあたりは機器によって違いますので、取扱説明書等でご確認下さい。

<水準器の例>

 

こういった水準器は絶えず表示しておくことをお薦めします。

デジタル一眼などは、背面液晶とファインダーの両方表示にしておくと便利です。

 

そしてシャッターボタンを押す際は必ず、水準器の角度が0°であることを確認しましょう。

これをやるだけで、なんとなく斜めで気持ちの悪い写真が随分減ります。

 

斜めで撮影するクセを止める

特にスマートフォンに多いのが斜めグセです。

何でもかんでも斜めに撮ってしまうアレですね。

これは、板状であるスマートフォン特有の癖です。

 

で、斜めに撮ることが100%悪い事かというと、そうではありません。

要は「何事も限度があるということです。

 

どうしても斜めで撮影したい場合は、まず水平垂直を意識して撮影し、追加で斜めの構図を撮影するようにしてください。

これだけで随分違います。

 

最もマズいのは、斜めグセが付いて水平垂直のある写真が撮影できなくなることです。

意識しても撮れなくなると、かなり重症かもしれません。

水平、垂直の無い写真は安定感に欠け、被写体の魅力も半減しますので覚えておくと良いでしょう。

 

カメラはしっかり構える

たまにですが、写真が全て右下がりになる人がいます。

こういった人はカメラの構え方が甘いです。

 

原因はシャッターボタンを押す際に、カメラが動いてしまうことです。

多くのカメラは、右手人差し指でシャッターを押すような構造となっているので、右が下がるんですね。

 

ということで、しっかり撮影したつもりでも、なんとなく右が下がってしまう人は、構え方を見直しましょう。

 

写真のフレームは四角

当たり前のことですが、写真のフレームは四角形です。

ですから、主線が斜めになるとバランスが悪くなります。

 

いくら被写体が良くても、バランスが悪ければ台無しです。

安定感もありませんし、画角によっては不自然な伸縮が発生します。

 

斜めになったから、「画像編集アプリケーションで修正すればいい」という考え方は止めた方が良いです。

後で角度を編集すると、少なからず四方が切り取られるからです。

こうなると撮影時にしっかり決めた構図から、必要な物がはみ出してしまうことは珍しくありません。

 

しっかり水平垂直を取って、動かないように撮影する。

構図の基本ですので、撮影時に必ず確認しましょう。

 

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