東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の発生から10年以上の月日が経ちました。
未曽有宇の大震災として、記憶に新しいこの地震ですが、月日と共に当時の写真や映像は減り、当時を語る人達も少なくなってきている現実もあります。
東日本大震災以降も、日本各地で大きな地震がたびたび起きており大きな地震は、いつ、どこで起きてもおかしくありません。
大きな地震が起きると、復興には大変長い時間がかかります。
それは想像しているよりも、遥かに長く遅い。
今回紹介するのは、東日本大震災が起きて1年3ケ月後の被災地の様子です。
ご覧ください。
岩手県陸前高田市
岩手県陸前高田市は岩手県の南東部に位置する自治体です。
東日本大震災による津波で沿岸部では壊滅的な被害を受けましたが、奇跡的に1本だけ残った松の木が「奇跡の一本松」と呼ばれ希望の象徴になりました。
撮影は2012年6月。
地震から1年3ケ月後の様子です。
道の駅・高田松原
国道45号線沿いにある道の駅・高田松原は津波により破壊されました。
引き波によって捻じ曲げられた鉄骨が布基礎を持ち上げており、津波の力の大きさを目にすることが出来ます。
奇跡の一本松
陸前高田市の海岸沿いに植えられていた約7万本の松の木。
そのほとんどは津波で流されてしまいましたが、唯一耐え残ったのがこの「奇跡の一本松」。
津波による海水によって壊死してしまいましたが、保存処理を行い現在はモニュメントとして展示されています。
まだ、保存処理をする前の様子。
遮断機、線路が無い踏切
遮断機や警報塔が撤去され、線路も切断された踏切の様子。
陸前高田市民体育館、中央公民館
避難場所となっていた陸前高田市民体育館にも津波は押し寄せました。
陸前高田市民体育館の駐車場には津波で破壊された車両が置いてありました。
陸前高田市立気仙中学校
高田松原野外活動センター
陸前高田市内
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