リフレクション写真
リフレクション写真とは水面や鏡面などの反射を利用して撮る写真のことです。
反射した被写体が美しく写る為、幻想的な写真に仕上げることが出来ます。
リフレクション写真は身の回りの多くの物、場面で撮影することが出来ます。
例えば、
雨上がりの水溜り
湖面
ショーウインドゥ
鏡
ステンレス
など反射しやすいものが挙げられます。
いつもと違う1枚を撮りたいと考えたならこういった物、場面を探すと良いかもしれません。
重要なのは観察力。
ちょっとした反射物で、リフレクション写真が可能なことに気が付くでしょう。
リフレクション写真は人工的に作り出せる
リフレクション写真を撮影しようと辺りを見渡してみても、反射する物が見当たらないものことがあります。
また、有ったとしても適正な位置に無く、撮影に使えないことも多いです。
しかし、リフレクション写真は人工的に作り出すことが容易です。
水溜りのように反射するものが目の前にあれば良いからです。
鏡やステンレス、アクリルミラー、メッキ調シールなど、身の回りには反射するものが多いです。
こういった物を撮影時に持ち込むと、リフレクション写真撮影に役立つことは間違いありません。
100均商品でやってみよう
リフレクション写真を撮ろうと鏡を持ち歩くのはお勧めできません。
カメラで撮影する場合それなりの面積が必要ですので、大きく、重く、割れる危険性があるためです。
こういった場合に便利なのが100均でも売っているような下敷き。
安くて、軽くて、それなりに丈夫です。
ポイントとしては、
鏡面がツルツルのもの
色が付いていないもの、またはクリアブラック
といったものが挙げられます。
マット調など表面がザラザラのものは綺麗に反射しませんし、色が付いているとリフレクション写真まで色付きとなります。
スマホで撮るなら大きさはA4ぐらいで十分です。
下敷きを使って撮影してみる
下敷きを使ってリフレクション写真を撮影してみます。
今回はスマホを使いました。
デジタル一眼カメラでも可能ですがレンズの直径が大きいため大きな反射物が必要となります。
A4下敷きを使うなら、スマホの方がやりやすいと考えます。
撮影のポイントは、
下敷きの角度を意識
光を意識
といったものがあります。
下敷きの角度を意識
撮影の際は下敷きの角度を意識しましょう。
被写体を上手く下敷きに反射させるように、角度を変えながら撮ると良いです。
下敷きを地面に置く場合は、スマホを傾けて良いアングルを探すとやりやすいです。
またスマホのカメラと下敷きはなるべく近づけてください。
スマホを逆さまに構えると良いです。
離してしまうと中途半端に反射した写真となってしまいます。
光を意識
リフレクション写真は反射をさせて初めて成り立ちます。
ですから、光の方向を意識しましょう。
下敷きによっては、光を透過させ過ぎてしまい、上手く反射しないことがあります。
こういった場合は、裏に紙など光を通しにくいものを貼ったり、アスファルトなど平らな地面に置くと上手く反射します。
また、逆光より順光の方が綺麗な反射が望めると思います。
上手く反射しないと思ったら光を意識することを忘れないでください。
100均の下敷きで十分楽しめる
リフレクション写真はスマホの下敷きで十分楽しめます。
騙されたと思ってやってみてください。
いつのも被写体が一味違った写りになるでしょう。
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