デジタルカメラの画素数について解説「大きいことは良いこと?」

撮影術
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デジタルカメラに画素数って数字があるけど何の数字?

大きければ大ほど高性能という事?

画素数って何の数字

デジタルカメラやスマートフォンカメラの画素数とはイメージセンサーの解像度の事です。

この数字が大きければ大きいほどイメージセンサーの解像度が高くなり、小さければ低くなります。

 

画素数の考え方

画素数を考えるうえで重要になるのがイメージセンサーという部品です。

イメージセンサーはレンズから入った光を電気信号に変換する半導体(撮像素子)です。

半導体で変換された電気信号は、画像変換専用の半導体を通り写真という形で記録メディアに記録されます。

デジタルカメラ、スマートフォン問わずカメラの心臓部といえる部品ですね。

 

画素数の考え方はイメージセンサーに配置されている撮像素子の数によって決まります。

撮像素子を縦に1,000個、横に1,500個集めたイメージセンサーは、1,000×1,500で1,500,000。

ということで150万画素となります。

計算方法は単純ですね。

   

画素数とディスプレイ解像度

画素数の計算は分かったとして、今度は撮影したものをディスプレイ(液晶画面)に表示する必要があります。

 

ディスプレイの解像度と写真データの画素数が同じならその写真は等倍で表示されますし、ディスプレイの解像度が低ければ写真は縮小されて表示されます。

ここで主なディスプレイの規格と解像度を並べてみましょう。

 

 XGA 1024×768  786,432画素

 HDTV 1280×720  921,600画素

 UXGA 1600×1200  1,920,000画素

 HDTV 1920×1080  2,073,600画素

 WQHD 2560×1440  3,686,400画素

 4K 4096×2160  8,847,360画素

 8K 8192×4320  35,389,440画素

 

並べてみると8Kを除いてほとんどのディスプレイが1000万画素未満であるのが分かります。

参考までに自宅で使っている27インチのワイドディスプレイはHDTV規格で表示しているので207万画素程度ということですね。

 

デジタルカメラの画素数

画像を写しだすディスプレイ画面の解像度はだいたいわかりましたので、実際にデジタルカメラやスマートフォンに付いているカメラの画素数を見てみましょう。

 

市販されているデジタル一眼カメラの画素数

 CANON EOS Kiss X10i 2410万画素

 CANON EOS 5Ds 5060万画素

 NIKON D3500 2478万画素

 NIKON D850 4689万画素

 SONY α7Ⅱ 2470万画素

 SONY α1 5050万画素

  

スマートフォンの画素数

 Apple iPhone12 1200万画素

 SONY Xperia5Ⅱ 1220万画素

 HUAWEI P30lite 2400万画素

 SHARP AQUOS sense4 Plus 190万~4800万画素

 Galaxy S20 Ultra5G 1000万~10800万画素

  

これを見ると分かりますが、デジタル一眼カメラは一番安い普及機でも2400万画素程度で、スマートフォンのカメラに関しても1000万画素超えは普通にあります。

 

どちらかというとスマートフォンは小さい画面で見ることを前提に設計されているため、画素数を抑えているような傾向があります。

それでもiPhone12の6.1インチモニター(2532×1170=2,962,440画素)に比べると1200万画素のカメラはオーバースペックと言えます。

  

大きな画素数は必要なのか

ディスプレイ画面の解像度に比べて、デジタル一眼カメラの画素数は明らかにオーバースペックです。

これには訳がありまして、デジタル一眼カメラのイメージセンサーは写真を大きく引き伸ばすことを前提に作られているからです。

仮にディスプレイと同じぐらいの画素数しかないとすると、大きく引き伸ばして印刷した際に画質が荒くなり、写真としての価値が損なわれるのです。

  

ただ、デジタル一眼カメラで撮影した写真の画素数が大きければ、それだけファイルサイズも大きくなります。

参考までに2400万画素のデジタルカメラでjpg保存すると、写真1枚当たりのファイルサイズは10MB前後になります。

8GBの記録メディアを使用すると、10MBの写真ファイルは計算上800枚ほど保存できるのですが、毎回SDカードいっぱい撮影し、そのデータをパソコンのハードディスクにコピーし続けると、わりと短い期間でパソコンのハードディスクがいっぱいになります。

  

これがRAW保存ですと、その2倍ぐらいの容量が必要ですので本当にあっという間でしょう。

更に5000万画素を超えるα1なら1枚あたりは60MB近くなるといいますから、大型のハードディスクを増設する費用も考えなければなりません。

大きな画素数のデジタルカメラを使おうとすると、記録メディアも大きなものが必要になりますし、それを画像処理するパソコンも大きなパワーが必要です。

また、保存するハードディスクも大きな容量のものが必要になります。

 

このように画素数が大きなデジタルカメラはそれに付随する費用も大きくなり、ただ撮影するだけという使用方法には向きません。

実際A4程度の印刷なら1500万画素でも十分見られます。

そんな訳で使用用途を超える大きな画素数は必要ないと考えます。

 

まとめ

デジタルカメラに内蔵されたイメージセンサーの解像度を表す画素数ですが、大きければいいというものではありません。

その証拠に小さなディスプレイで見ることを前提に設計されているスマートフォンのカメラは、それほど大きな画素数ではありません。

何事も適材適所なのです。

デジタルカメラを買う際も画素数のマジックに騙されず、自分の撮影スタイルに合った画素数のものを選ぶと良いでしょう。

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