後悔しないためのデジタルカメラ写真データ保管術「らくらく保存らくらく探せる」

パソコン

撮影会で写真を500枚も撮っちゃった。

昔の写真もいっぱいあってどうやって管理するのがいいんだろう?

写真データはたまる一方

春になってイベントや催しに行くと写真を撮影することがあると思います。

  
年数を重ねるごとに写真データは溜まっていきます。

きちんと整理整頓を行っていないと、どこにどの写真があるか探すだけで大変になったりもします。


またスマートフォンや記録メディアの破損により、データが消えてなくなってしまう危険性もあるので保管方法は重要なのです。

 
写真データはどのように保管するのが良いのでしょうか?

今回は写真データの賢い保管方法と整理術について紹介します。

  

写真データの形式

写真データにはいくつかの形式があります。

 
デジタルカメラやスマートフォンで主に使われるのがjpg(ジェイペグ)RAW(ロー)というものです。

それぞれについて説明してみましょう。

 

jpg

jpgは最も一般的な画像ファイル(写真ファイル)の形式です。
カメラで撮影するとその内部で画像処理されjpg(またはjpeg)という拡張子で保存されます。

 
拡張子(かくちょうし)とはそのファイルがどういった種類のファイルかを示すもので、拡張子を読み取ってアプリケーションが動く仕組みになっています。
これを強制的に変更すると写真ファイルとして認識されなくなります。
パソコンの場合は簡単に変更できてしまいますので、誤って変えないように注意しましょう。

 
さて、このjpgにはいくつかの特徴があります。

 
・普及率が高い。
・ファイルサイズが小さい。
・ファイルの圧縮率が変えられる。
・上書き保存するたびに破損していく。

jpgはファイル容量が小さい代わりに上書き保存で劣化しやすいという特徴を持っています。

長期保存には向かないでしょう。

多くのデジタルカメラやスマートフォンの写真はjpgで保存されます。
ファイルサイズが小さく、本体のメモリーや記録メディアに負担をかけないため多く利用されていますが、カメラの画像処理方法によって圧縮率が高くなりすぎるものはあまり画質が良くなかったりします。
また上書き保存すると劣化するため、編集の際はオリジナルファイルをコピーして使うようにしましょう。

  

RAW

RAWというのは撮影時に作成される未完成状態の写真データの相称です。
RAWデータには以下のような特徴があります。

 
・ファイルサイズが大きい。
・上書きによってファイルは劣化しない。
・メーカーによって拡張子が違う。
・専用のソフトで現像という作業をすることによって写真ファイルとして表示できる。
・光の情報を多く持っているので、撮影後に明るさの調節が容易。

 

RAWはデータの中に光の情報を多く持っているためファイル容量が大きくなります。

あとから明るさを変更するのが容易なため非常に便利です。

 

デジタル一眼カメラにはこのRAWで保存できるものが多いです。
最大の利点は光の情報を多く持っているというところで、jpgですと明るさの調整はほとんどできませんが、RAWですと明るさの大幅な変更が可能です。

 
露出が不足している場合でも、RAWで撮影したものならかなりの割合で補正可能ですので重宝しています。

 
ファイルサイズが大きいというのが欠点ですが、長い目で見ると劣化するリスクのあるjpgよりRAWで保存した方が良いです。

 

tif

tif(またはtiff)という拡張子は、デジタルカメラの世界では一般的ではありませんが画像編集ではよく使われます。
使用用途ととしては印刷用が多くtifのRGBtifのCMYKの2種類があります。

 
RGBとは赤と緑と青の3色で色を表現する手法で、パソコンやスマホ、TVの液晶画面によく使われています。
CMYKとはシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色で色を表現する手法で、カラープリンターやカラー印刷機に使われます。

 
ポスターやチラシなどを印刷するためのデータは一般的にtifのCMYKで作成します。
そうすることにより、RGBで画面に表示されているものをCMYKで印刷した際の色目の違いを防止しています。

tifはCMYK形式で保存できるのが最大の特徴です。

印刷物を作る際はCMYK形式を利用することによりディスプレイ画面との色目の差を少なくしています。

 

写真データ形式の使い分け

写真データは拡張子ごとに用途が違うので使い分けが重要です。


 jpgで撮影したものは、そのままプリントやSNSへのアップロードに使えます。

 
 RAWで撮影したものは、専用のソフトで現像処理をしたのち、jpgで保存してプリントやSNSへのアップロードに使います。

 
 tifの用途は、RAWやjpgで撮影したものをtifのCMYKに変換して写真集やポスターなどの印刷物を作ります。
 

それぞれの特徴や用途を理解しうまく使い分けてください。

  

写真データの保管方法

パソコンで保管

デジタル一眼カメラを使っている場合は、パソコンを使わないと保管や整理が難しいです。
記録メディアでの保管ですと、よほど大きなものを買わない限り容量が限られているため、数回のイベントでいっぱいになってしまいますし、欲しい写真を探すのに手間取ります。

 

また、後々の利用や露出変更の簡易さを考えてRAWで保存したいものです。
そうすると1枚の記録メディアで保管できる枚数はさらに少なくなります。
使用できる容量や保存したい枚数を考えるとパソコンの利用は必須だと考えます。

   

実践している写真データ保管方法

僕は写真データをパソコンのハードディスクで保管しています。

 
管理方法は、

まず撮影年のフォルダを作成、

 例えば2021年2022年といった感じですね。

その中にイベント名でサブフォルダを作ります。

 例えば〇〇のイベント〇〇交通安全祈願といった感じですね。
さらにその下の階層に記録メディアごとのフォルダを作り、どのカメラで撮影したものか分かるようにしています。

 これはデータのプロパティで確認可能なのですが、後々の作業効率化の為に実施しています。

 
写真データの拡張子はもちろん劣化しにくいRAWを使用し、写真専用に3TBの内蔵ハードディスクを増設しています。

 
1TB(テラバイト)が約1,000GB(ギガバイト)なのでMB(メガバイト)に直すと約1,000,000MB。
カメラにもよりますがRAWで撮影すると1枚50MBぐらいなので20,000枚の計算です。
3TBは20,000枚の3倍、60,000枚保存できる計算になります。

 

写真データ専用でハードディスクがあると安心です。

OSの入ったハードディスクやSSDとは分けておきましょう。

ハードディスクは消耗品

一般的にハードディスクの寿命は3~4年といわれています。
壊れると中のデータを取り出すのが困難になります。

 
ただ、今使っている3TBの内蔵ハードディスクは5年経ちます。
壊れてしまえば30年分の写真データが消えてしまうというとても危険な状態です。

 
ですから保険として外付けのハードディスクを2台つなげています。
普段は電源を落としていますが、イベントから帰るごとに電源を入れ、内蔵を含め合計3台のハードディスクに当日撮影した写真データを保管します。

 
これにより、よほどのことが無い限りすべて消えてしまうことはないと思っています。

   

クラウドで保管

スマートフォンなどカメラの画素数が小さくjpgの写真データが多い場合はクラウド保管をお勧めします。

 
ネットクラウドで有名なのがGoogleフォトDropboxOneDriveiCloudAmazonPhotoなどです。
それぞれ有料、無料のプランがありますが、無料のプランでも十分使えます。

 
Googleフォトを例にとると15GBまで保管できますので、結構な量の写真が保管できます。
圧縮率にもよりますが1000万画素のjpgファイルが3MBぐらいですので、5,000枚ぐらいは入るのではないでしょうか?
あくまでも概算です。

 
クラウドの良いところは、ネットがつながればいつでもどこでも出し入れができるところで、物理的な破損や紛失の心配もありません。
スマートフォンが壊れても、別のスマートフォンからクラウドにログインすればいつでも見られるのです。
ということでスマートフォンユーザーにはクラウド保管をお勧めします。

 

まとめ

カメラやスマホは買い替えがききますが、大切な写真データは消えてしまうと二度と取り戻せません
少しのお金と手間をかけなかったがために後悔することもあるでしょう。

 
面倒だったりお金がかかるかもしれませんが、後悔しないために今最善の行動をとりましょう。

 
何度も言いますが消えてしまった写真データは二度と取り戻せないのです。

ハードウエアよりデータの方が大事だと考えます。

ハードウエアはお金を出せば同等のものを買えますが、写真データはお金を出しても買えません。

コピーを取ることを心がけ後で後悔しないようにしましょう。

 

  

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