誰でも簡単にSNSを利用できる時代
今はスマホ一台あれば簡単にSNSが出来る時代です。
LINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokなど、それぞれ特徴があり面白いです。
SNSは沢山の人とのコミュニケーションに役に立ちますし、今まで知りえなかったような情報を簡単に入手することもできます。
しかし、SNSに投稿することにより犯罪に巻き込まれたり、炎上騒ぎを起こして謝罪に追い込まれるような負の面もあることは忘れてはいけません。
先端技術に振り回されず、上手に運用する能力が必要となってきていると感じます。
コンプライアンスが加速する時代
企業のコンプライアンスが叫ばれる時代です。
長時間労働やサービス残業、パワハラ、セクハラ、捏造、改ざん・・・挙げだしたらキリがありません。
完全に違法と言えないものまでコンプライアンス違反で晒される始末です。
以前あったのが、
・自社の看板をあげたトラックの速度が遅い。(邪魔だ)
・夕方5時以降は工事をするな。
・業者が現場に置いているラジオの音がうるさい。
・クレーンの音がうるさいからすぐにどけろ。
・地下鉄のホームでの並び方が悪い。
・職人が鼻出しマスクしていた。
はい、もう言いたい放題です。
本来、モラルの問題なのですが、コンプライアンス名のもとに、何を言っても許されるような風潮は今後も加速すると思います。
過去の投稿で謝罪する時代
コンプライアンスが今後も加速すると、今は問題ないような行動でも、何年後かには問題となるケースが出てきます。
それは5年後かもしれませんし10年後かもしれません。
たいていの犯罪には「時効」があるのに、モラルに関してはそれが通用しません。
「この人は10年前にこんなことを投稿していました」というように、SNSには過去の発言が残り続けます。
過去に投稿した、反モラル的な投稿を掘り返され、謝罪に追い込まれることも珍しくないでしょう。
ここで気を付けたいのは、子供でもSNSに投稿できるという事です。
今、10歳の子供が何気なくSNSに投稿した内容が、20歳になった時に炎上するなんてことは十分にあり得ます。
企業によっては、就職内定者の身辺調査を行っているので、そのタイミングで発覚したら最悪ですね。
こういったものはすぐに拡散するので、どの企業にも相手にされないという最悪の結果が待っています。
これは謝罪で済む問題ではありません。
子供の将来がかかっているのです。
子供にSNSを利用させるのはNG
子供だから許されるというのはSNSの世界では通用しません。
コンプライアンスはもちろん、反モラル的な言動をするだけで、将来どんな時限爆弾が待っているか分からないのです。
未来は誰にも分からないので、5年後、10年後の日本がどのような社会になっているかは予想できません。
今は当たり前のように許されていることも、将来は刑罰が与えられるような「犯罪」になっている可能性だって無くはないのです。
ですから、大人の目の届かないところで子供がSNSを利用するのは、子供の将来のためによく無いです。
もし、どうしても使わせたいというのなら子供の将来について、ある程度割り切る必要があります。
実際に、子供のうちから生き方を決めている例があります。
沖縄に小学校から義務教育を拒否(正確には親が拒否)し続ける「ゆた〇ん」という少年がいます。
動機については賛否ありますが、彼の場合は完全に日本社会が敷くレールから外れ、アンダーグラウンドで生きるという決断をしています。
親の影が見え隠れするため、本人がどこまで理解しているか分かりませんが、義務教育を受けていない人間に日本社会は容赦がありません。
少なくとも会社員や公務員など、社会的信用がある職業に就けることはありませんし、ローンも審査がおりません。
アルバイトですら難しい可能性もあります。
それでも、食べていくことが出来る仕組みがこの世の中にあることは確かです。
ただ、今は不登校少年として注目されていても、18歳になって普通じゃない大人になった時に、どういったことが待ち構えているか容易に想像できます。
「ゆた〇ん」の場合、現在の自由を取る代わりに将来の選択肢を狭めています。
将来の選択肢を減らしたくないのであれば、子供にSNSを使用させない方が良いのです。
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