サラリーマンで昇進、昇給したいなら
サラリーマンをやっていると、昇進や昇給はとても気になることです。
同僚や先輩の中には仕事はできるのにあまり評価が良くない人、逆に仕事はできないのにスルスルと昇進する不思議な人がいると思います。
なぜ?
それには理由があるのです。
仕事がそれほどできるわけではないのに昇進する不思議な人に焦点を当て、その人が実践している事を紹介します。
資格を取る
これはわりと当たり前のことですが、企業において有資格者は重宝されます。
仕事をするうえで必須の資格もあるので、自身の勤める会社ではどういった資格が必要とされているのかよく調べましょう。
また、昇格条件や給与基準として資格取得を設定しているところも多いです。
将来の職責や給与を考えると、公的資格を沢山持っているに越したことはありません。
資格は転職の時にも強い味方になってくれますので、今の会社に居続けるつもりはなくても取っておく方がいいです。
資格にチャレンジする時のポイントですが、とにかく一番重要視されている資格を若いうちに取りましょう。
かなり難しい資格もありますが、頭の柔らかい若い時ならそれだけ合格する確率も上がります。
年をとると記憶力が悪くなったり、集中力が無くなるので勉強するなら早い方がいいでしょう。
お金はかかってしまいますが資格取得のための学校もあるので、そういったところに通う方が勉強のノウハウも取得できますし合格への近道ともなります。
会社によっては資格手当や取得のための補助金が出るところもありますので十分活用しましょう。
資格を取るなら最初から一番上を目指しましょう。
試験で不合格になっても落ち込む必要はありません。
なにせ一番難しい資格ですから。
何度も挑戦すればいいのです。
上の人に気に入られる力
会社を動かしているのは人ですので人間関係はとても重要です。
上司はもちろん、その上の人にも気に入られるようにしましょう。
自身を評価してくれるのも、その評価をさらに上の人や、人事部に伝えるのも上司なのです。
ですから上司に気に入られるのはとても大切なことなのです。
具体的な行動としては、
・朝は早めに出社しましょう。
・挨拶はしっかりしましょう。
・たまには付き合い残業もしましょう。
・適度な気配りを見せましょう。
・報告、連絡、相談を密にしましょう。
・良いアドバイスを求め、頼られている感を出しましょう。
・仕事に積極的な意欲を見せましょう。
・理不尽な𠮟責にも嫌な顔をしないようにしましょう。
仕事もイマイチだし、同僚や部下にはあまり評判は良くなくても、スルスルと昇進していく人はいます。
「なぜあの人が?」と不思議に思うこともあるでしょう。
その答えこそ上の人に気に入られる力なのです。
女性社員に気を配る
どんな派手な仕事をしている会社でも、実質的に地味で細かいところを動かしているのは、女性社員だったりします。
社員がコピー用紙切れに困らないのも、会議資料が知らない間にきれいに整理されているのも、取引先から頂いたお菓子がなぜかみんなの机に配られているのも、みんな女性社員のおかげだったりするのです。
まさに縁の下の力持ち。
特に会社に長くいる女性社員は大事にしましょう。
長くいるだけあって人間関係や会社の裏事情など、役員でも知らないような情報を持っていたりするのです。
また年長ということで、他の社員からの情報もよく集まります。
くれぐれも失礼を働いて敵に回さないように注意しましょう。
私が知る中で、女性社員を敵に回して昇進した人はいません。
出張時にちょっとしたお土産を買ってきたりすると効果的です。
また、誕生日を覚えておくのも効果的です。
たとえポッキーひと箱であっても上機嫌になりますので一度お試しください。
これは家庭でも似たような感じですね。
ゴルフをする
会社の上の方の人ほどゴルフを嗜んでいる人が多いです。
社会人になるとゴルフ場は一つの社交場になります。
ゴルフができると目上の方に誘われる確率が高くなります。
私生活の休みが少なくなってしまいますが、そこは我慢して積極的に参加しましょう。
人事や会社の方針にかかわるような大切なことが、案外ゴルフ場の中で決められていたりします。
また、普段かかわることができない上の人達とも会話をすることができるでしょう。
自分がどういた人間で、どういった仕事をしていて、趣味は何かとか、ゴルフ場は顔と名前を憶えてもらうチャンスの場なのです。
まずはゴルフセットを買って、打ち放しに行って練習です。
ある程度ボールが前に飛ぶようになったら、実際にコースへ出てみましょう。
コースである程度プレイできるようになったら、上司への「ゴルフします」アピールも忘れずに。
ゴルフで会社員生活は必ず変わります。
IT偏差値
今の時代、パソコンひとつ満足に使えないようでは仕事になりません。
ここで重要なのは、ものすごいスピードでタイピングできる力ではありません。
パソコン、タブレット、スマートフォンなどの機器を使って何ができるのか、仕事をどう効率化できるか、どう発信できるかということです。
また、ExcelやWord、PowerPointなどシェアの大きなソフトに詳しいということも大きな強みになります。
今時、会議資料もPowerPointですから。
特に上の世代はパソコンが苦手な人が多いです。
分からない上司には親切に教えてあげましょう。
これがとても大切なことというより、これが目的だったりするのです。
上の人に気に入られる力につながりますので積極的に教えてあげてください。
パソコンが使えることは、上の人に頼られるという意味で重要な武器なのです。
「パソコンの事なら彼に聞け」と言われるぐらいになれば最高ですね。
まとめ
如何でしたでしょうか?
この春サラリーマンになった人は、まだ目新しいことがいっぱいで、昇進や昇給まで考えている余裕がないと思います。
ただ10年もすると、同僚の中にも格差が生まれ悔しい想いをするかもしれません。
長くサラリーマンを続けていると人間関係というのはとても大事
同じ努力をしていても人間関係が悪いと、仕事も進みませんしなかなか昇進できません。
昇進は昇給に関わってくるので生涯賃金にも大きな差が生まれるでしょう。
賃金が全てではありませんが、社内での人間関係が円滑だと仕事も楽に進みます。
是非とも参考にしてみてください。
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