ミエプラモサミット(MIEMO)
ミエプラモサミットは三重県津市で開催される模型の展示イベントです。
多くの模型が卓上に並び、モデラー交流の場ともなっています。
2023年の開催は7月15日、16日。
初日に伺いましたが連休ということで多くの人で賑わっていました。
ミエプラモサミット2023でちょっと気になった作品
ミエプラモサミットでは、様々なジャンルの模型が展示されます。
好きな人にはたまらない内容でしょう。
いつもSNSに作品を投稿しているあのモデラーの作品もあるかもしれません。
こういった事もリアルイベントの楽しいところ。
そんな中、ちょっと気になった作品を紹介します。
妄想すぎるジオラマ作家・世界のあだっちゃん
独特なセンスとタッチで見せる世界のあだっちゃん。
模型にはタイトルが付けられており、それぞれにストーリーがあって楽しいです。
作中に曲線が効果的に使われているところも見どころのひとつ。
屋根の上にキョロちゃんが鎮座していたり、〇〇な本が捨ててあったりと細かい所まで作り込まれています。
今回展示されていたのは、
・モグラ土木株式会社
・探偵物語
・博士とボクのはじまりの物語
・京都三条バトル商店街
の4つ。
奥深き”世界のあだっちゃん”の世界にハマってください。
正確すぎる作り込み・ワンコロさん
本業は建築模型業というワンコロさん。
最大の特徴は正確に設計されたうえでの作り込み。
本来は模型の背景になる建築物までリアルに再現されています。
屋上の設備までしっかり設置されている!
その世界観は「好き」がふり切れちゃってどこかに飛んで行っています。
展示作品は、
・マクロス(LIFTOFF) ・未知との遭遇
更に、今回は出血大サービス?
見てはいけない未知との遭遇の裏側まで見ることが出来ました。
なお、ワンコロさんの楽しそうなお仕事風景はコチラ↓
並べる、並べる、並べる!シン・マツナガさん
ミエプラモサミットには沢山のジオラマが並んでいました。
乗り物やミリタリーなど、いわゆる”現代系”模型の中で目を引いたのがシン・マツナガさんのジオラマ。
その特徴は「とにかく人がいっぱい!」。
今回、展示されていた模型のひとつは「戦艦大和の集合写真風景」。
一般的に艦艇モデルは根気との勝負なのですが「艦艇の上に人を並べる」という根気×根気模型。
人が多すぎてピントが合いにくいので実物を見るべき模型といえます。
被写界深度が深いと言われるスマホを使ってもホラ・・・全体にピントが合わないでしょ。
並べる系の模型、もう一点は「南へ」。
こちらは南極観測船・宗谷の出航シーンが再現されています。
もちろん、人はいっぱい。
オマケに電柱に上っている人がいたり、紙テープが表現されていたりと見どころ満載です。
当時の資料写真にも電柱に上っている人が写っているので、こういった再現は見ていて楽しいですね。
どちらの作品も人を全部写したいなら三脚固定のうえ深度合成が必須でしょう。
次回は三脚持ち込めないかな・・・。
他にも・・・
ミエプラモサミットには様々なジャンルの作品が並んでいました。
見る部分は人それぞれ。
自身に刺さる作品があるかもしれませんよ。
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