デコトライベントのタダミヤとは
タダミヤとはタダ見屋。
デコトラのイベントをタダで見ようとする人間です。
イベントごとには少なからず出没し、無料で会場に出入りする方法を模索しています。
主催者にとっては迷惑以外の何物でもありません。
デコトライベントはチャリティ目的
「パラリンピックの開会式にデコトラが!」と喜んだ人もいるかもしれませんが、デコトラは正直市民権を得ていると言い難い存在です。
そんな中、デコトラのチャリティイベントは数少ない社会貢献の場であり、市民権を得るための場でもあります。
チャリティイベントというからには市町村や交通遺児育英会などへの寄付が必須だと考えます。
イベントを行うためには会場の賃借から事前準備、設備費用、出し物、警備、チラシまで多くの費用が発生します。
そのうえで寄付ともなると、来場者から募金を募るのは当然の流れです。
最近では会場整備費という形で定額になりつつありますね。
タダミヤは会場整備費を払わない
タダミヤは会場整備費や募金に協力しません。
デコトラが見たいだけなのです。
ですからチャリティの意義も主催者の苦労も関係ありません。
たとえ1万円以上の交通費を払っていても1000円、2000円の募金を出すのがイヤというのがタダミヤの本性です。
一言で表すなら自己中ですね。
タダミヤは路上駐車をする
これが最も危険な行為です。
会場付近の道路に路上駐車を行い、徒歩で堂々と入場します。
撮影会場は人の出入りが激しいので誰も気にとめません。
その点を突いて、そういった行動をするのです。
路上駐車は通行車両や近隣住民の迷惑になります。
場合によっては警察が出てくるでしょう。
ただ、よほど危険な場所や確実に道路交通法違反になる場所に止めない限り放置されます。
しかし、イベント主催者への苦情は発生します。
警察からも目を付けられるでしょう。
路上駐車により翌年からその場所が借りられなくなったという事例はあります。
ですから路上駐車は主催者にとって非常に危険な行為なのです。
タダミヤは夕方に出没する
タダミヤは夕方になると出没します。
夕方になると会場出入口の人流やトラックの出入りが激しくなり誤魔化しやすいからです。
薄暗くなると路上駐車もしやすくなるというのもあるでしょう。
イベント会場から少し離れた路肩はタダミヤの車で溢れかえっていることもあります。
また、ナイトシーンも始まるのでイベントの美味しいところだけ見ようという考えです。
タダミヤのおかげで苦労するのは主催者
このようにタダミヤは、夕方になると路上駐車してお金を払わずナイトシーンだけ見て帰るという行動をとります。
結果、苦情を受けるのは全て主催側です。
イベントがあるから路上駐車が行われると警察や近隣住民は判断します。
自分たちは関係ないといってもなかなか通じないでしょう。
一部の心無い人間のおかげで大勢が迷惑を被っていることを本人達は知る由もないのです。
コメント