スマホクリップスタンド
100円ショップのセリアで見かけたスマホクリップスタンド。
スマホクリップスタンドはスマホを立てておくための商品です。
洗濯ばさみのようなデザインでスマホを挟んでで固定するという、とてもシンプルな構造をしています。
本来は卓上などにスマホを立てておくためのものですが、これを三脚のように使って超ローアングル写真を撮影してみたいと思います。
それでは早速やってみましょう。
やり方はとても簡単
大げさなことを書いていますが、やり方はとても簡単です。
本来は液晶画面と反対側に固定するスマホクリップスタンドを、液晶画面側に設置するだけです。
まずは普通に立ててみましょう。
はい、こんな感じ。
わりと想像通りになったかと思います。
これでも普通にローアングル写真は撮影できます。
ただ、この角度で撮影した場合、小さな被写体ですと下がフレームアウトしますね。
では、下が切れないようにギリギリまで垂直に立ててみましょう。
はい、こんな感じ。
ほぼ垂直になっても、それなりに安定しています。
スマホの重量やバランスによっては、スマホクリップスタンドに重りをのせると安心ですね。
この状態でスマホの上下を逆さにするとより低いアングルからの撮影が出来ます。
次は横構図。
まずは普通に立てます。
はい、こんな感じ。
こちらもある程度角度が付くため、小さな被写体ですと下の方は切れます。
ではもう少しアングルを下に向ける為、スマホクリップスタンドの下に土台を入れてみましょう。
はい、こんな感じ。
今回は、厚み約18mmのレンズ後キャップを土台にしています。
もう少し厚みがあると水平になりますが、ローアングル撮影でしたらこれでも十分です。
では、この状態でプラモデルを撮影してみましょう。
はい、こんな感じ。
ちょっと見ずらいですか?
かなり低いアングルからの撮影ができます。
もちろん、スマホの上下反転は必須ですね。
スマホクリップスタンドを使う理由
「これだったら手で持っても同じじゃない?」という方。
安物とはいえ、わざわざこんな製品を使うのには訳があります。
まず、ローアングル時は意図しないブレが発生しやすいということ。
スマホを床に押し付けてもシャッターボタンをタップした際の指の動きでブレることがあります。
特にスマホ接地面の滑りには注意したいところ。
スマホは両手で持って撮影するように出来ているのです。
また、撮影時に手で支えていると構図が安定しません。
ローアングル撮影は体も無理な体勢になりがちです。
手が邪魔で液晶画面を確認できない事もあるでしょう。
撮影した際の”このアングルじゃない感”は誰もが経験するところ。
こういった場合に、しっかり安定して両手が使えるスマホクリップスタンドはとても便利です。
旅行の際にもカバンに入れておくと良いと思います。
記念写真を撮影する際の三脚代わりになります。
上手く使えばスローシャッター撮影も出来るかもしれませんね。
一つあると便利
スマホクリップスタンドは単純な作りですが、あると無いとでは大違いです。
スマホを立てることはもちろん、ローアングル撮影や、三脚代わりにもなりますし、小型ビデオライトを立てることも出来ます。
撮影の用途だけでも十分元は取れると考えます。
セリアだけでなくダイソーなど他の100円ショップにもありますので、見つけたら試してみてはいかがでしょうか。
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