ロングショット
ロングショットとは、被写体から少し離れて撮影する手法です。
被写体を構図めいっぱいに撮るのではなく、構図の中心に被写体がありながらも周りの情景が写る為、幻想的な雰囲気となります。
普通の撮影に飽きたら、少し足を使って被写体から離れて「ロングショット」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
雄大な景色を表現してみる
ロングショットは引きの構図ですので、色々なものが構図に入ります。
ですから、ゴチャゴチャしているより、均一で雄大な風景の方が栄えます。
雄大な景色を撮影する場合は、ロングショットの出番といえます。
人を入れてスケール感を表現
人を入れてスケール感を出しても面白いです。
ブルーインパルスの展示飛行など、空を飛ぶものをアップで撮影しても良いのですが、風景やギャラリーを入れることで大きさの対比が出来ます。
導線を作って印象的に
導線を作って印象的にする手法もあります。
手前から伸びる道路や線路、橋などを利用して焦点の先にある被写体が印象付けられます。
被写体を沢山入れて混雑感を出す
被写体を沢山構図に入れて、混雑感を出すという方法もあります。
狭い場所に沢山のものが入っているような時に使えます。
イベント会場の様子を伝えたい時に良いですね。
余白に第二の被写体を入れる
メインの被写体をロングショットで撮影し、その背景に第二の被写体を持ってくるという方法もあります。
星空や高い山、建物などランドマークを背景に入れると良いです。
但し、被写界深度が深くないと背景がボケてしまいますので、注意が必要です。
ロングショットに正解なし
ロングショットに正解は無いと考えます。
今まで、構図いっぱいに写すことが多かった人は、一度被写体から離れてみてはいかがでしょうか?
今までと違った世界が広がるかもしれません。
コメント