後ピンで失敗写真「後ピンのデメリットと改善方法を紹介」

撮影術
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後ピンって何?

後ピン

後ピンとは一般的に、被写体にはピントが合っておらず奥の背景にピントが合っている状況です。

 

意図的に被写体(?)の後ろにピントを合わせることはありますが、これは後ピンではありません。

本来、写したいものではなく、その背景の物にピントが合ってししまった写真を後ピンの写真と呼びます。

ひとことで言うと「失敗写真」ですね。

 

後ピンの欠点

後ピンの欠点は、何を写したいのか分からない写真になるということです。

撮影者が手前の人物を写したいのか、奥の背景を写したいのか分からなくなるということです。

 

例のように、灯篭を撮りたいとしましょう。

何も考えずにカメラ任せで撮影しました。

<後ピンの例:背景にピントが合っている>

背景はしっかり写ったのですが、灯篭はピンボケになっています。

何を見せたいのか分からないですね。

本来見せたい灯篭にピントが合わず、その背景にピントが合ってしまった”後ピン写真”の代表例です。

 

なぜこうなったかというと、AF(オートフォーカス)を使って撮影した際、フォーカスポイント(ピントを合わせるポイント)中心あたりにあった為です。

カメラは機械ですので、背景を被写体と認識してピントを合わせてしまいました。

 



 

後ピンを解消するには

後ピンを解消するためにはフォーカスポイント被写体(今回の場合は灯篭)に指定すると良いです。

<灯篭にフォーカスポイントを合わせる様子>

カメラも所詮は機械ですので、どれだけ高性能になったといっても万能ではありません。

全てカメラ任せにすると、撮影者が思っていないものにピントを合わせることもあります。

 

撮りたいと思うものにピントが合っていなければ、撮影者が撮りたいものを指示する必要があるのです。

 

フォーカスポイントを意識すると失敗は減る

AF便利ですが、万能ではありません。

何でもAF任せにして撮影すると、思わぬ失敗を招きます。

 

ですから、常に何にピントが合っているのか意識しながら撮影すると失敗は減ると思います。

最も意識しやすいのが、液晶画面やファインダー上に表示されるフォーカスポイントです。

これを意識し、不都合があれば修正するクセを付ければ、後ピン写真に泣かされることはなくなるでしょう。

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